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【求人サイト/アルバイトアプリ】 G社のエピソードをお話しします①

12月


2023年の師走月に入り、どうやら年末を迎えられることをわずかながらでも『喜び』と感じ取り、本年1年を振り返っては、その度に来年への思いを新たにしています。



今年1年は、2020年より断続的に引き続いていたコロナ禍とその行動規制から、5月の5類移行を受けて、増強する公共事業は縮小し、そこから発生する雇用状況についても収束しつつあることから、自身の試みとなる他業種コールセンターへの就労、また、自身の技能を活かした事業への準備・取り組みと、負担は多くも充実した時間を過ごしました。しかし、その間に遭遇した就労先からの不本意な解雇、法律違反、労働時間削減は、未だ筆舌に尽くしがたくもあります。さらに、そのための個人的負担は多大であって、今年じゅうにとどまらず、来年にも渡って解決することが望まれています。

新年を迎える準備も始まります。

2024年から差してくる、柔らかな優しい光を、感じ取ります。

年内は、あと3回も更新に充てられないと思いますが、インターネットで幅広くアルバイト求人情報を掲載する、『求人サイト運営』『バイトアプリ運営』G社とその掲載会社に触れておこうと思います。

『雇用契約書』、『派遣のいいところ、悪いところ』等のトピックは、後日追って、お話しします。


輝けるポテチ&ポプコ


単発アルバイト求人の老舗


G社の名前は、短期アルバイトを探す機会のある人には、一度はどこかでその名前を耳にしたことと思います。

N社、H社よりも早くから、インターネットで求人サイトs(以下『G社求人サイト』)を開設していて、日本全国を対象に、単発アルバイトを含む、短期アルバイトの求人情報を掲載しています。sの他にも、人材供給にまつわる会社を複数経営しています。

創業は2007年となっていますが、運営する求人サイトやアプリがいつから稼働しているかについては、会社情報に載っていないために、明確ではありません。(G社求人サイトは、2010年にはあったと記憶しています。

N社アプリを利用するまで、私は、G社求人サイト掲載の求人情報を検索し、日程、場所その他条件の合う案件に応募していました。

G社求人サイトのメリットには、以下が挙げられます。

・画面が分かりやすく、見やすい
日程は、左右にスライドして確認できる。
案件は、日程別に、上下に並んでいて、時間の近いものから検索結果に表示される。

・希望のアルバイトを検索しやすい
地域、日程、職種、給与、キーワードから、比較的簡単に目的の案件を検索できる。

・アルバイトを募集する会社と連絡が取りやすい
マイページ(ワーカーのアカウント)のメッセージボックスを介して、業務に関するやり取りが出来る。
給与振込のための承認も、求人サイトから行うことが出来る。

・アルバイトの募集状況が判りやすい
『応募倍率』と『対応率』があり、まず『応募倍率』を見て、採用されるかどうかの検討を付けて行きます。数字が大きければ、すでに応募者多数が見込まれます。
続いて、『対応率』を見て、募集会社の採否対応が進んでいるかどうかを判別します。求人広告を掲載する会社が対応しないはずは無いのですが、数字が大きければ大きいほど、掲載終了が近い目印にもなります。

・キャンペーンに参加できる(一部の業務)
対象の就労先会社が限られますが、私は以前にあるキャンペーンに参加して、1万円程のカバンを1つ買い足したことがあります!

加えて、求人サイトに用意されている条件の中から、例えば『倉庫内軽作業』『コンビニ勤務』などの業務名、最低勤務日数、勤務時間帯、その他の候補から選んで検索できる点で、数ある求人情報の中からある程度の数に絞り込むこともしやすいです。

求人情報のタイトルには、メリットになる点、例えば『1日のみ』『10日前後』『◯月◯日開始』『登録制』をタグとして添付するところで、そのような一点一点は、求人広告としても見栄えのするものです。見る側のワーカーは、興味が湧いた求人情報の業務説明に目を通し、応募率・対応率を確認しながらで、求人応募を進めていました。

G社求人サイトでは、応募者と掲載会社との直接のやり取り、つまりプロフィールによるメッセージ送信以上の連絡(例えば、案件担当者への応募確認電話)が必要のため、どの求人募集も数時間前には締め切ってしまいます。

しかし、他社バイトアプリと比べるに、事前の面接や説明会があって、それだけ準備期間があること、日当がもう少し恵まれていることは、念押ししておきます。

アルバイト勤務後、G社求人サイトのマイページでは、勤務と給与振込の承認が可能です。また、勤務日から6か月間に限られるものの、応募履歴や就業履歴を追うことが出来ます。しかし、その後の履歴は、何も残ってはいません。ワーカー自らが応募して実際に就業している業務についても、6か月経つと自動的にマイページで見られなくなり、会社名から就業日時まで削除されていますので、気を付けましょう。

『バイトアプリで軽作業』


G社は、ここ3年以内で、N社アプリとほぼ変わらない外見のバイトアプリをリリースして、即時性のある求人募集を行っています。

「それなら、G社のバイトアプリで応募すれば、いいのに?」

確かに、言いました。

「老舗のG社、tの半年後くらいを追って設立したS社と掛け持ちして、副業に活用することもあります。」

そう、以前の記事で言いました。

しかし、G社アプリでは、同じG社運営であっても、求人サイトほどの多くの情報が掲載されることは、これまで残念なことにありません。さらに、業務内容のジャンルも『軽作業』『配達』『デリバリー』どれかに限られてきます。『軽作業』であれば安全靴必須、『配達』『デリバリー』であれば、スマホとバッテリー必須の求人も、少なくないのです。

下に、G社『求人サイト』と『バイトアプリ』の主な違いを挙げます。

求人サイト
契約期間:数時間〜数十日
形態:短期アルバイト・単発アルバイト
給与支払い:勤務先承認後(アルバイト先承認払い。1か月に1回銀行振込など)
契約:直接雇用、派遣
面接:基本的にあり

バイトアプリ
契約期間:数時間〜1日単位
形態:単発アルバイト
給与支払い:即時払い(勤務時間の変動がある場合は、勤務先承認後)
契約:直接雇用
面接:基本的に無し

G社求人サイトでは、N社アプリと異なり、雇用条件通知書は自動で発行されません。旧来の短期アルバイト・単発アルバイトの雇用契約と同じように、当日または前日までに業務説明があって、実業務に入ることになります。

その他にも、G社求人サイト・アプリの両方で、掲載内容や支払いサービスなどの不明点が生じるかもしれません。そのような時に備えて、一度『ヘルプ』のウェブページなどで確認すると、使いやすくなるでしょう。

『日程の合うバイト探し!』


G社サイト・アプリの掲載する求人情報は、ほとんどが大中小さまざまな派遣会社のものですが、もちろん直雇アルバイトを募集する会社も、求人情報を掲載しています。

そこに加わったのが、日雇派遣の原則禁止です。2012年10月の派遣法改正により、雇用期間が30日以内の派遣契約(=日雇派遣)を原則として禁止したことで、G社求人サイトとその掲載会社にも与えた影響は大きいと言えるでしょう。例外となる業務もあるにはありますが、該当しない人もいるにはいるのですが、他の業務にまで関係して来ています。

また、近年になって、派遣会社を通して就職活動をしようとすると、『1週間当たり40時間以内の労働予定』にうるさくなる訳ですが、これも、直雇の案件が少なくないアルバイトアプリであれば、全く事足りる訳です。労働時間条件には、労働基準法が咬んでいます。

なお、募集企業から直接雇用される(直雇)アルバイト・パートについては、雇用期間が30日以内の契約であっても禁止されていません。

『登録制アルバイト』≒『派遣契約』

そこで、上の公式(?)は、ぜひ覚えておいて損はありません。

『(登録制)アルバイト』と見ると、つい直雇と思い込んでしまい、(登録制)アルバイトを募集する派遣会社に応募した後から、法律による禁止条件が重なっているために、登録会まで出向いても登録出来なかった、登録会にも参加させてもらえなかった。。なんてことが、実際にあり得ます。私の経験でも、理由を合計して3・4回あります。

その一方で、日雇派遣原則禁止の例外として、以下に該当する人を派遣する場合は、雇用契約が30日以内でも認められます。

①60歳以上の人(応募時の年齢が60歳以上)
②雇用保険の適用を受けない学生(昼間学生)
③副業として日雇派遣に従事する人(生業収入が500万円以上)
④主たる生計者でない人(世帯収入が500万円以上、世帯収入の50%未満)

雇用期間が31日以上の派遣業務は、派遣法では、禁止されていません。しかし、派遣会社では、労働基準法に立ち返るために、1週間の予定労働時間は40時間以内とされていて、その他の法規制についても繰り返しています。

以前の記事にも書いていることですが、

『派遣社員として、複数の会社を掛け持ちする時にでも、合わせて40時間を超えて働く契約が、結べなくなりました。』

この点と同じ意味では、さまざまな派遣会社で、『一週間の基本労働時間が40時間を超える雇用契約にならないかどうか』を、誓約書その他で入念に確認して来るようになっています。

派遣契約の雇用契約書や、雇入条件通知書には、やはり近年になってより、入場制限、抵触日など追加されていますが、ご存知でしょうか。

誰でも、1日8時間労働の組み合わせで1週間に40時間を上回り働くことが規制されて出来ない、そのような中で『プチボーナス』を獲得するためには、まるで『登録制アルバイト』の反意語であるかのような『直接雇用アルバイト』を探し出すことが重要になっています。

そして、そのためにも、直接雇用のアルバイト求人を集めたバイトアプリは、重要視されてしかるべきです。

まとめ - G社は盤石の体制なのか?


G社求人サイトには、大中小さまざまな派遣会社が求人情報を載せていると書きましたが、その情報をワーカー側で得られる結果として、一つの派遣会社に登録してからは、そこで雇用契約を結ぶことが出来るようになり、就業先に上手く馴染んで、やりがいを持って働けるようになった人々も数多くいるでしょう。

G社は、創立15年以上、求人サイトサービス開始以来10年以上、日本全国に向けた人材供給事業や、求人情報媒体の運営事業を展開しています。

短期・単発アルバイトを対象にする求人サイトこそ、他に類を見ないものの、N社アプリその他のアルバイトアプリとの競合では、掲載可能な会社とその求人掲載数、そして雇用マッチングの条件の点で、今後に評価の余地を残しているままと言えるでしょう。


星空のように、散れぢれなのか?


G社バイトアプリと競合する(同業他社による)N社アプリ、H社アプリについて書いています。

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