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【アルバイトアプリ】 N社のエピソードをお話しします①

アルバイトアプリで有名なN社について、お話しします。


『アプリでバイト応募』


バイトアプリで有名なN社には、コロナ禍の少し前に登録しました。

N社のエピソードは、私の場合ですと、ある目的で活用しているために、結構多いです。

ただし、2022年3月までに、N社が業務委託の求人を終了してしまうまでが、そのほとんどです。

他に老舗のs(1)社、tの半年後くらいを追って設立したs(2)社と掛け持ちして、副業に活用することもあります。

いつのタイミングで変更になったか、2010年代後半でしょうか?

労働基準法が普及されて、36協定よりも増々強まってくる頃、そもそも派遣会社では、

一週間に40時間を超えて労働することを決める派遣契約が出来ないようになりました。

つまり、派遣社員として、複数の会社を掛け持ちする時にでも、合わせて40時間を超えて働く契約が、結べなくなりました。

その結果が、市場にまでどのように反映されたかと言えば、単発業務の多い『登録制アルバイト』では、決してありません。

同じく、単発業務のみで求人情報を掲載している、アルバイトアプリの人気に反映しているのです。

日雇い派遣と異なる『アルバイトアプリ』


この点は、日雇い派遣の条件と、その例外が何かという話題とも異なります。

つまり、どこの派遣会社に登録する時にも、そのように、

『一週間に基本40時間を超える派遣契約をしていないかどうか』

を、誓約書その他で確認してくるようになっています。

そこで、単発で働くことのできる、アルバイトを探すのです。委託でも、良いと思います。

学生、主婦業、普段の仕事の合間に、スキマにと、働く人も多い様子です。

前の、『登録制アルバイト』は、求人情報の実内容は、派遣・請負契約がほとんどで、まれに契約パートの採用募集がある程度です。

iPhoneやAndroidスマホで使えるアプリでも、一緒のことです。

『登録制アルバイト』の例は、数が多すぎて枚挙に暇がなくなってしまいます。

f社、s社、g社、t社、

ここまで挙げるだけでも、イニシャルが重複しているので、止めておきましょう。

『アルバイト』と聞いてすぐに、派遣でも、請負でも、あるいは正社員の一部分のようなパートでもない、

例えば、『フルタイム8時間のみ』の直接雇用を思い浮かべるかもしれませんが、必ずしも直接雇用の労働のことではありません。

一方で、『アルバイトアプリ』は、アプリを使って直接アルバイトに応募できる点、そして、直接雇用で働くための契約締結と、その事後管理までが可能な点で、人気を誇っています。

『アルバイトアプリ』の人気がどのくらいかと言えば、

「全然バイトに入れない」

「全部募集終了になっている」

と、ヘルプページに投稿が絶えないほどの『ひどさ』です。

また、N社では、ヘルプサポートが充実しています。

利用前に一度は、上のような質問の回答に始まり、利用方法について、ヘルプを参照することをお勧めします。

『アルバイトアプリ』の制約


アルバイトアプリでは、1日に1件しかアルバイトに入ることはできません。

同じ1つの会社への3か月連続勤務(マッチング)に制限が課されていたものは、N社でいつの間にか撤廃されていますが、

しかし、N社のアプリサービスを通じて、同じ1つの会社で月88,000円、年30万円以上働くことができない制限は、まだ残っています。

また、アルバイトアプリでの、時給、日当額その他報酬が高いとは、言えません。

求人情報の見出しには、N社の作成したものでは無くても『高時給1,100円』『交通費500円支給』等と入れていることがあります。

2023年9月現在、東京都の最低賃金は、1,072円、神奈川県は、1,071円ですから、この求人情報は、たぶん千葉県内(同じく984円)、それとも埼玉県内(同じく987円)でしょうね。

交通費は、アプリの案件では、まず一般的に加算されることは少なく、100円、200円加算の場合もあり、単発や短時間勤務の待遇としても、決して良いとは言えないと思います。

さらに、求人情報に応募する手間の問題もあります。

応募者が、スマホを手に取り、条件を確認して、応募完了するまでの時間は、その対象の日によって、長くもなり、短くもなります。

また、残念なことに、1件も応募に至らない日もあるはずです。

この点では、アルバイトアプリには、一種のゲーム的な所があります。

そして、2022年3月末、N社は、業務委託の求人掲載を終了しています。

N社挨拶の内容


N社が、業務委託の求人掲載を終了した2022年3月は、これもコロナ禍のことです。

N社は、アプリサービス開始以来、約3年半にわたって、労働者と事業者をつなぐ、人材マッチングサービスとして事業を展開していました。

近年になって、日本国内のみならず世界的に、ギグワークにおける労働者の安全・保障整備が課題視されている事情があるそうです。

安全性の高い、マッチングサービスの利用環境の提供をより一層実現すべく、業務委託契約の求人取り扱いを終了する、とあります。

日本国では、新型コロナウイルスまん延対策の公共事業が多数立ち上がって後、

様々な事業者によっては、人材集めに、それも短期雇用を想定する状況で、もちろん、様々な求人媒体を利用していました。

公共事業では、ある業務の目的から、一度に多数の労働者を必要とし、そのため、労働者に取っては、臨時の労働であることが多いです。

公共事業を受注する事業者には、日雇い派遣を含めて、派遣・請負の労働者を確保しようとする動きが見られました。

複数の求人媒体を使い分けて、安価に、効率の良い求人採用が可能となっています。

N社でも、アルバイトと言いながら、他の登録制アルバイト、つまり派遣・請負を誘うといった求人が少なからず掲載されていたことでしょう。

N社では、自社メディアを利用して、サービスに対するアンケートや、ある業種関係のヒアリング調査を実施するのを度々目にしました。

利用者調査とそのフィードバックは、サービスの質の向上につながる貴重な手段です。

マッチングサービスを利用する流れの中で、利用者が発する感想・意見のメッセージを忘れてはいけません。

今後にも、アルバイトアプリの運営会社による対応で、安全に利用できることを期待します。

年末年始、アルバイトアプリで働けるかも?


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