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【アルバイトアプリ/軽作業/C県①】 N社のエピソードをお話しします④

キャッチの画像は、有名な、春の菜の花。

「S県では?」「(汗)」

夏の酷暑が収まって、涼しくなり、いよいよ季節です。


秋のある日


日和だよね、と自分自身を励ます。

自宅から遠い作業現場に行くために、応募の事前に、路線アプリ等で、交通機関を選定して置きます。

アルバイトアプリでは、キャンセル時に、ペナルティが科されることもあるため、場合によっては、利用停止にされてしまうこともありますので、事前の準備は、確実に済ませておきましょう。

9月先日の、御老公だらけ、派遣業務延長期間には平日の1日が空いて、アルバイトアプリで見つけた単発アルバイトに向かいます。

人気まばらな郊外のアルバイトに行く日には、周辺の景色を写真に撮って、倉庫施設で作業して、帰って来るのが、やり過ごし方だったりします。

徒歩・自転車・バイク組の共通ですね。

林の木々

季節は、秋。雨も降ったり止んだりで肌寒く、哀愁が漂います。

紅葉までは、まだ早いですが、電車は、快速に乗り替えて、もはや気分は遠足です。

C県内、臨時募集の軽作業。

前日のお昼過ぎ時点で、『交通費は、時給と一緒の1,300円まで値上げ』。日当は合計1万円超え!

マッチングの時には気が付きませんでしたが、完全に、物流会社の直雇です。

さらに、無料送迎バスが最寄りの駅から発着。会社によっては、送迎バスを使わせてくれない所もありますから、よくよくの現場な予感はします。
なお、こちらは、自家用車通勤でもOK。

リフレッシュルーム、コンビニ完備。近くには民間のカフェもあります。

大きなロジスティクスは、林と、水田を開墾する中に、出来上がっている様子です。

道路から望む倉庫群

「魅惑の単発アルバイト?」「いやいや、福利厚生成っていない。」

物流の2024年問題


2024年4月から、『働き方改革関連法』が導入されるため、トラック運転手の残業が大幅に減り、雇用面収入面にも悪影響を及ぼしかねない点が、騒がれています。

さらに、この点は、アルバイトアプリの求人情報にも、反映される状況を予測します。例えば、倉庫施設での、単発・短時間・夜勤による援用スタッフ雇用は、コスト削減方法として魅力的です。

2023年、会社倒産数について、派遣社員採用のごく一部に限定されている建設業では、『人手不足』が理由の多数であったとか。

運輸業では、派遣社員の制限は、港湾運送業務に限られるとあるものの、今年、理由を同じくして、会社倒産が発生しています。

どちらも、コロナ禍では、感染防止のための『入場禁止』を余儀無くされていた業務に含まれますね。

どこの派遣会社でも、登録時に言うように、

「一週間の勤務時間が、合計40時間を超す派遣労働契約は出来ない」

その手前の、派遣会社への登録すらも、三段階の1段目で出来ないのです。

なぜ、倉庫業や運送業が、アルバイトアプリでスタッフ募集しているのかと言えば、作業の状況を見ながら、対象日に完了する作業量を計算し続けているためです。

公共交通機関を乗り継ぎ、待ち合わせた送迎バスに乗って、現場に付くと、女性の正社員らしい人が、紋切り型に話します。

「女性のロッカーは、奥にありますので、荷物をしまってください」

しかし。。増員の日に、ロッカーは、全く足りていない様子です。

勤務開始の11時に合わせて到着する所、業務拡大中の現場では、ロッカーが足りないため、一部のスタッフは、コンテナボックス(オリコン)に私物をまとめて収納し、財布やスマホ等を貴重品ロッカーに入れる様子です。

作業待合室は、なかなか広いですが、そこでは、黄色いエクステンションを付けた虎色頭の女性が、私のななめ向かいにしとっと座って来ています。

さらに、取り出したるスマホに熱中する余り、こちらの一挙一動に対して舌打ちするのには、あぜんとしました。

言うなれば、彼女は、『ヤンキー世代の娘』!

ちなみに、作業時にも、数回、私の側に寄って来ては、舌打ちを垂れ、作業が終わってからも、私を擦り除けるようにして、備品のビブスを返却するという、あり得ない人、彼女。

帰りには、無料送迎バスではなく。。駐車場のワゴン車に戻っていく。

何か、恨みでも買うようなことを、しているでしょうか?

彼女の待遇が、良すぎることはあるかなぁ。

いや、そういう理由じゃあ、ないよなぁ?

ロジスティクスとは


理由は、おそらく、ロジスティクスの環境にあるのでは無いか、と推測してみます。

ロジスティクスとは、単なる倉庫でも、荷捌き場でも、ありません。物流業界の複数工程、例えば、商品の荷降ろし、保管、仕分け、検品、梱包、積み込みと、それぞれ工程管理とを、一つの施設内で完結させようという取り組みです。

英語“logistics”では、兵站(へいたん)という、軍事用語が訳語に充てられることもあります。

一つのロジスティクスは、複数のパーテーションに分かれており、複数の物流会社または製造会社の物流部門が入居しています。

また、何でも、ロジスティクスに於ける一連の物流業務は、ITシステムのように、最適化されるのだそうです。

しかし、広大なロジスティクスでは、人間が快適に過ごすためには、疑問視せざるを得ない点もあります。

・作業場が全てコンクリート打ちである。そのため、身体の節々を痛めやすい。

・作業の待合室(ロッカールーム)から、作業現場まで、歩いて5分かかる。

・作業の待合室(ロッカールーム)から、リフレッシュルームまで、歩いて5分かかる。

・作業現場までの道のりに、他社のトラックやフォークリフトが止まっていて、その荷物まで置いてあって、迷いやすい。

・(まれに)作業機械が大きいため、小柄な女性が利用しにくい。

・ロッカーが足りない。間違えてレギュラースタッフのロッカーを使う訳にもいかない。

・休憩所も(k社の倉庫ほどではないが)足りない。

・無料送迎バスの時間が、勤務時間と合わない。特に終了時間と合わない。

誰ですか、こんな『大陸仕様』の施設にしてしまったのは?!

業務の内容は、某国民的アパレル製品を扱う、老若男女誰でもを対象とする軽作業で、スキマのアルバイトには、打って付けです。男女比およそ1対1で、現場に入っています。

ただし、当日は、担当する前後の工程で、遅れが発生していて、荷物の待ち時間が多くありました。

そして、何でも、急な増員の理由は、前工程となる一つの部署で、7人も8人も欠勤が出たことが大きいそうです。

ただし、アルバイトアプリで募集するスタッフ(ワーカー)よりは、定番化していて、スキルの必要な工程を担当する部署の様子です。

当日の業務時間中には、スケジュールの不安定なのに疲れてしまったか、若い女性が1人、倒れ込んでしまい、正社員らしい男女が運んで来た車椅子に乗せられ、顔面蒼白なままで運ばれて行きました。

気候の変化、環境の変化、日頃の運動慣れと、会社・ワーカー側の双方から配慮したい点は多いことです。

食堂付きリフレッシュルーム

帰りには、送迎バスを待つ時に、広いリフレッシュルームの中で一番良いソファのブースに座って、間食をしている所、

私が座るすぐ後ろのソファに、学生らしい若い男ふたりが座って来て、歓談し、スマホ画面にも、何やら視線を感じます。

終いには、私の存在を無視して、売店の女性店員とチョコレートを投げ合いし始めた瞬間には、忍耐するしかありませんでした。

でも、殴る気しかしない。

店員は、また私を無視して、男性2人にばかり手厚い挨拶をしいしい、帰ります。

やっぱり、3人とも殴る気しかしない。

何をしてもどこ吹く風、というのは、最近のブームかと思います。

2回目勤務そして終了へ


1週間して後、N社アプリでは、他の人材会社が、同じ業務の求人募集をしているのを見掛けました。

土曜日の日勤がちょうどスケジュールに合いますので、金欠に悩むさながら、行ってきます。

その人材会社は、先日の直雇用スタッフが利用するよりも、作業場にもリフレッシュルームにも近い、ロッカールームを利用していて、しかしながら、ロッカー利用は、貴重品のみ。

人材会社には、どこからやって来るんでしょうね。

人材会社側のリーダーと名乗る、金髪の若い女性2人に連れられて行けば、いつの間にか、前に割り込んでいる男性の顔が、明後日の方向を向いていて怖い。

『洋服が好きな方』と、求人情報にありました。

『アパレル商品に興味ある方』位にしておけばよいでしょうね。

そうしないと、『お洋服が、好きだヨー!』認識程度の、30歳代以上と思われる、調髪もしていないスウェット着のおじさん達が、例えば、衣類を取り扱う軽作業の未経験でも、なだれ込んできます。

そして、先程の女性リーダー2人のうち、ミレニアル世代と思われる1人に、ペアを作られてしまいます。そうして置いて、男性は、時折、荷物の扱いに席を外します。

作業ラインと違う所に、出来上がった箱をドーン!

作業台に、しばしばぶつかって、私に作業台を当ててドーン!

「同じサイズの商品ごとに、箱に入れて、積み分けて!」と指導係に言われれば、1サイズだけ箱からはみ出ていても、お構いなし。こちらが直そうとすればごねて止まってしまう。

なお、彼の手袋は荷捌き用。

『お洋服だよ!うおおぉ』

前回、直雇の現場では、見掛けないタイプの男性です。その日一日、後ろからでも寄って来るので、薄気味悪い思いをしました。

求人情報に掲載する注意事項が、物流会社と、人材会社で、異なるんですね。

コロナ禍前に、こういった目には合わなかったなぁ(げんなり)

勤務は1時間切り上げで終了し、その理由について、「人が多すぎる」と、物流会社か人材会社か判りませんが、腹の膨らんだ現場担当男性が、呑気な能書きを垂れて、終了。

日雇いアルバイトの全員が、1時間早い業務終了を迫られました。

しかし、人材会社の様子からすると、多分、連れて来る人数分、物流会社から貰ってるはずですよね。利益が無いのに、あのような態度はありえません。

「人が多すぎる、モグモグ」

ノアサガオの花



アルバイトアプリのこれまでの話をどうぞ(ほぼt。tには、直雇アルバイトのフリをする派遣アルバイトは基本ありません)


まとめ - 箇条書き

  1. アルバイトアプリの軽作業では、東京都内から遠方の現場で、交通費を加算し、日当1万円を超えるアルバイトが、発生することがある。

  2. アルバイトアプリでキャンセルすると、ペナルティを科され、アプリ自体が利用停止になることもあるため、応募の事前に通勤情報を調べておく。

  3. ロジスティクスは、概ね郊外に立地し、物流業界の複数工程、例えば、商品の荷降ろし、保管、仕分け、検品、梱包、積み込みと、それぞれの工程管理を完結する、巨大な一つの施設である。

  4. ロジスティクスでの体調管理。ひんやりするコンクリート造りで、外気より涼しくなるため、軽装でも暖かい格好を心掛けること。

  5. 軽作業は、現場によって、作業内容も、作業環境もそれぞれ異なるため、体調管理に気を付けること。

  6. 軽作業の求人情報は、物流会社または会社の物流部門、請負会社、人材会社それぞれに掲載する可能性がある。いずれも、繁忙期の増員対応になることが多いため、労働環境は、良いとは言えない。


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