「無職氷河期世代が何十年ぶりかに聴いて涙が溢れた思い出の曲」

学生だった頃、同じ高校に通っていた幼馴染みでもあり、同い年の親戚がこの曲が大好きでよくコンポで聴いていた。私はこの曲だけなぜか頭にメロディーが残っていて、たまたまYoutubeのオススメに出てきて再生した。

やっぱりそうだ。たしかにあの時に彼が聴いていた曲だ。今聴いてもすごくいい曲だ。何十年経っているのだろう。もう30年は経っているだろうか。

でも彼はもうこの世にはいない。
私と同い年でありながら、彼は病気が原因で若くして私よりも先に逝ってしまった。一緒に勉強したり遊んだり、彼の家にもよく泊めてもらった。一緒にご飯も食べたり、イケメンだった彼はカッコイイクルマにも私をよく乗せてくれた。若き日の思い出が蘇ってきて涙が溢れ出てきた。彼は今頃どうしているのだろう。彼は今でもこの曲を覚えているだろうか。