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多くの人が実践する最短単語暗記法

最近になって暗記力が必要になったことってありますか?

学生なら試験のために、社会人の方なら新しいスキル習得やキャリアアップのために必要に駆られることと思います、
僕の場合イタリア語の勉強を始めたところなので語学学習のために必要に駆られています。

そんな中で、1番効率の良いインプット学習方法って何なんだろうと調べてみたところ答えがあったんですね、そしてそれは「人それぞれでベストな解が異なる」という悲しいものでした……

何やねんそれ!(笑)

しかしながら、僕はこう思いました。
「色々な方法があるのだとしても、1番メジャーで当てはまりやすい方法は存在するのではないだろうか」と。
そんな考えのもと資料を漁っていると、1番メジャーで試してみようと思えるものがありました!
知っている人にとっては当たり前の知識ですが興味のある方は最後まで読んでくださると幸いです。

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大量記憶

まず重要なことは人間は1つのことだけを覚え続けるのが苦手であるということ。
そして、全体の中の1部だけしか記憶できないのは当然のことであるということです。

学生の頃、「単語10個覚えてきなさい。小テストがあります」という先生の言葉に苦しめられたのは1度や2度ではないはずです。下手したら半分も覚えれなかった人もいるはずです。
ではそういう人はその何倍もの出題範囲の中から作られる定期試験でも5単語程度の暗記しかできていませんでしたか?
きっと違いますよね。

上記の通り、人は全体の中の1部しか記憶できません。しかし逆を言えば広い全体の中の1部は覚えてられるということです。

つまり

10個のものを覚えようとして10個覚えるのは難しいが、
10個のものを覚えるためには50個の中から、100個のものを覚えたければ500個の中から覚えようとする方が易しい。

ということです。
何となく分かりました?

忘却曲線復習

有名なエビンハウス忘却曲線というグラフがありまして、ここでは上げませんが、「記憶されている物事に関して忘れてから最記憶するのにかかる労力や忘却についてまとめられたグラフ」だと思っておいてください。

そこには

20分後には、節約率が58%であった。
1時間後には、節約率が44%であった。
約9時間後には、節約率は35%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
2日後には、節約率が27%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。

これが何を意味するかというと、
ある単語を記憶するのに10分を要し、20分後に覚え直すと約4分を要したとする。
この場合、覚え直すのに最初と比べ、6分節約したことになる。
すると節約率は 6(節約された時間)÷10(最初に要した時間)=0.6= 60% (上記でいう58%)となる。

つまり1ヶ月間放置してから復習すると、覚え直すのに約8分かかるということ。

これを踏まえて学習計画をするならば↓

10分暗記
20分後に6分復習
更にその1時間後には3.3分復習
次の日には・・・

と無限に細かくなってしまい、勉強より管理の方が大変になってしまいますので、1日以内に10分・1週間以内に5分・1か月以内に2~4分復習する程度でいいと思います。

大事なことは忘れかけた頃に復習することです。

大量記憶と復習の組み合わせ

上記2つの方法をまとめると「暗記するものは細かく分けて覚えるより、ある程度まとめて暗記してしまった方が効率よく、復習の頻度と時間は徐々に少なくしていって構わない」という感じです。

今日1時間かけて覚えたことを明日も1時間かける必要はなく継続することが重要だということで、今僕の手元にイタリア語の単語帳がありますが毎日10個覚えていく計画より毎日100個覚えようとしながら、定期的に復習していくやり方を計画する方が効率的だということなんですね。

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まとめ

最初にも書きましたが、個人差があることが知られており、この方法は多くのサイト、多くのの書籍で紹介されてはいますが、自分にとってベストな方法なのかどうかは結局試してみるしかありません。

僕は来週からこの方法で計画し、イタリア語単語の暗記に臨もうと思っています。

皆さんも是非実践してみてください!

ここまで読んでいただいてありがとうございます。頂いたサポートは留学の費用として貯金させていただきます。少しでも皆様に還元出来る様に日々精進させてもらいます。