生きていたい
猫の死体が車道に捨てられていた。
それ以上に轢かれるのも可哀想なので、その子を腕に抱いて歩道に移しながら、
いったい何度、
これから私が生きていくうちであと何度、死と直面するのだろうと、
そんなことを考えた。
愛するあなたに頼みたいこと
なによりひとつ願いたいこと
生きていたいと求めていてくれ
愛するあなたが傷ついたこと
なにより誰より叫んでいたのに
それを救ってあげられなかった
けれど、それでも
生きていたいと求めていてくれ
誰かがきっと気づいてくれる
生きていたいと求めていてくれ
あなたの叫びを私が知るのだ
そんな明日が たしかに昇る
愛するあなたに頼みたいこと
なによりひとつ願いたいこと
生きていたいと求めていてくれ
生命や存在意義について、まだまだ書きたいことはありますがちょっと眠いのでまた次回にします。
さらばだ。
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