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インバウンドの復活により徐々に回復する百貨店売上

「インバウンド」や「爆買い」と聞いて浮かぶ光景のひとつとして、百貨店で買物をする外国人観光客の姿を思い起こす方も非常に多いのではないでしょうか。ホテルや飲食店、レジャー施設など様々な分野でのインバウンド復活の様子が連日報道されていますが、やはり多くの観光客にとって、依然として百貨店は行くべきスポットのようです。先日、日本百貨店協会が発表した2023年5月の全国百貨店売上高概況※1 によると、百貨店の売上は順調に回復に向かっているとのことです。

前年度比19.1%増を記録する百貨店も。新型コロナの5類への移行や円安の影響か

全体では前年同月比6.3%増と15ヶ月連続のプラス、三越伊勢丹においては前年比19.1%増を記録するなど、順調な回復傾向が見られる形となりました。
多くの項目が前年実績を超える中、化粧品が15.8%増と好調な記録を残しており、背景としてはマスクを外す機会が増えたことによるメイクアイテムの伸びや、新型コロナ流行以前から人気のある化粧品のインバウンド需要の復活、円安などが影響したことによるとの見方がされています。特にインバウンド需要においては、免税の総売上高が去年の3.5倍、購入客数およそ16倍となっています。

いよいよ本格的に戻り始めたインバウンド。
今年は一体どんな商品や観光地が人気を博すのか、今から注目です。

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出典1:日本百貨店協会https://www.depart.or.jp/