浪人時代で得たこと
3月。卒業の時期であると同時に、新しい生活への一歩を踏み出す
準備の時期でもあります。
ちょうど4年前。僕はセンター試験で失敗してしまい第一志望の大学に入れず、浪人を決意しました。浪人。それは思ったものより過酷なものでした。正直つらかった。ここでは、4年前を振り返って1年の浪人を経て第一志望の大学に入学できた自分がどんな浪人生活を送っていいたんだろうということを振り返ってみようと思います。
浪人が決まった瞬間
浪人が決まったとき、当時の僕はめちゃくちゃ落ち込んだわけではありませんでした。なぜなら、第一志望の大学に行けなくて悔しい!という思いよりもあと1年みっちり勉強ができるぞ!という嬉しさが勝ってたからです。(笑)
なぜこういう思いに至ったか。僕はもともと勉強は好きではないですよ。むしろ現役時代で本格的に勉強しようと思ったのはセンター試験直前の1月からでした。
多分僕は本当に追い込まれないとやらないタイプの人間かもしれません。(笑)
逆に、この短期間でみっちり(といってもかなりおおざっぱですが)勉強したおかげで勉強の楽しさに気づけました。
浪人生活始めの1か月
浪人時代僕は現役のころから通っていた予備校に通っていました。最初の1か月はとにかく一人で勉強しよう!!という思いが第一にあったのでLINEやTwitterなどのSNSはすべてアカウントごと削除し、予備校でも友人を一人も作らず、ひたすら朝から晩まで買ってきた参考書、予備校で出された課題等に取り組んでいました。
そうした結果、5月の模試では現役当初E判定であった第一志望の大学もたった1か月の勉強でC判定にまで伸びました!
大学合格という大きな目標に一歩づつ近づくような感覚が当時の僕はとても楽しかったのです。
この頃に僕は初めて、やればできるんだ!ということを実感しました。
合格への苦しかった道のり
とくに孤独な浪人生活を送ってきたうえで一番苦しかったことは成績が伸び悩んでいる時に現状を分かってくれる人が一人もいなかったことです。
つまり、寂しかったわけです(笑)
そうなると勉強に対するモチベーションがどんどん減ってきます。僕はそういった状況に陥った時はいつも、
もしここで、勉強をやめてしまったら、自分にはなにが残っているのだろう
という質問を自分にぶつけていました。ぶっちゃけ当時の僕から勉強をとってしまうとホントに何も残らないです。なにも。
そうなるかもしれないと、そうなってもおかしくないとリアルにイメージできたから頑張れたのかもしれませんね。
いまさら言うのもなんですが、僕は第一志望の大学が募集していたAO入試に先に合格しており、実際の浪人人生は半年ほどしか歩んでいません!(笑)
なので説得力に欠けるものがあるのですが、9月の模試ではA判定をとれるまでに学力は伸びていました。つまり、一般入試で受験しても合格できる力はあったのです。
最後に
実質半年しか浪人生活は経験していませんが、この経験から得られたこと、成長したことをこのブログのまとめとして3つ挙げます。
1. 自己管理能力
2. やればできるんだという実感
3. 本当に追い込まれたとき、目標を捨てなかったこと
3が個人的には大きな成長だと思います。僕は浪人をしたことがデメリットとは思いません。むしろ、自分の能力を知ることができたり、目標を達成するためにはどうしたら良いのか?と自問自答してみたりと自分と向き合う時間を設けることができたので、浪人してよかったと思ってます。
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