#2172 職業について
で防衛関係の技術者は社会にとって必要です。(この際、全世界が武装解除した非現実的なユートピアは考慮しません)
ある職業が社会にもたらす恩恵を享受しておきながら、その職を否定するという都合の良いことはできないという考えです。
しかし仮に私に娘がいたとして、セクシー女優になりたいと言ったら、きっと私は反対してしまいます。
この矛盾は解決できるのでしょうか？
そもそも解決する必要はあるのでしょうか？
#1
その職業が必要かどうかと、その職業につきたい、またはついて欲しいかどうかは別物だと思います。理由としては、前者は社会的観点からであり、後者は個人的観点によるものだからです。「なりたくないorなって欲しくないが、社会としては必要だ」は私としては受け入れられる主張だと思います。その役割が消えた社会を是としなくてはならないのは、社会的に否定する場合だと思います。
親からすれば個人的観点で否定したつもりが、あなたは社会的観点による否定と受け取り、自分の娘がセクシー女優になることについては個人的観点による否定なので矛盾が生じるのだと思います。
#2
>>1 ありがとうございます
職業が必要かどうかと、その職に就いて欲しいかどうかが違うというのは、なるほどよく分かります。
しかし私としては、らぬまさんの言葉を借りると「なりたくないorなって欲しくないが社会としては必要だ」という意見は腑に落ちないんですよね。
なりたくない職業があるのは個人の自由ですが、他人にその職業に就いて欲しくないと言って意見した時点で日陰者扱いをしていることになるのではないかと思うのです。
つまり、個人的観点での意見も主張するならば社会的観点との整合性がなければならないと考えています。
#6
自分の人生ですので、
親と言えども変わることはできません。
娘も娘の人生を生きるので親の気持ちは関係ありません。
小さな私の周り程度でも、
親に邪魔されても、最後は自分の思い通りの道に進んでいます。
また、そうでない人は親を憎んでいます。
結果親子で不幸になるので、親は子の邪魔はしない
子は親に邪魔させない。
それが幸せには不可欠だと思います
#7
>>6
場外乱闘気味だけど、それには同意しかねます。
大前提として、職業などの選択は最終的に自分に決定権があることは当然です。
ですが、周囲の人間はそれに関して反対したり意見したり出来ます。
「最終的に自分が決めていい」ことと、「決めるにあたって誰にも意見されない」ことは違います。
人間は完全に独立して生きることは難しく、世の中には色々な価値観の人や、ともすればルール違反なんかを敢えてする人たちもいます。
極端な例ですが、自分が暴力団を検挙する仕事に就いたとすると、逆恨みで家族に被害が及ばないとは言いきれないと思います。
なのに「自分の職業選択なんだから意見はさせないし、聞かない。関係ないのに邪魔しないで欲しい。」というのは無理があると思います。
「○○という職業に就職してはいけません」というのは、職業選択の自由の侵害でしょうが、「○○という職業はやめておいた方がいいよ」これも反対していますが、言論の自由の範囲内で、職業選択の自由は犯していないと思います。
#8
本題の方はあらかた決着しているようですが、自分も。
スレ主さんの抱える矛盾は解決しなくていいと思います。
みんな自分のがやりたいことだけで就きたい職業を選んで、奇跡的に社会全体にバランスよく人材が供給されて、運営が滞らない社会というのは、全世界が武装解除すること並に非現実的だと思います。
そこでどうしても、「その職業に就きたい人が居なくても(少なくても)社会的にどうしても必要な職業」というものがうまれます。
それを公務員という人材で補ったり、公共事業という仕事で補ったり、税金というお金で補ったりするのが、現在の日本における行政の仕事だと思います。
つまり今の日本は、「その職業に就きたい人が居なくても(少なくても)社会的にどうしても必要な職業」というものの存在を認めた上で、想定し、対応している社会と言えます。
なのでスレ主さんの感じ方は至極真っ当ですし、無理に矛盾を解決することは無いかなと思います。
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GIRON編集後記
こんにちは、GIRONの粟津です。
今回ご紹介するのは”職業について”です。
社会的に肯定されていても、個人的に否定するのであれば、その職自体の存在価値と自分が少なからずなんらかの利得を享受していること自体も否定することになるのか？？
この矛盾、さまざまな職でありえる話だと思いますね。ただ言えることは、どんな職であればそれが社会的価値がある、誰かに必要とされているのであれば、その職の存在自体、とても否定できるとは思えませんね。
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