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#1715 人間=コンピュータか?

究極的には、僕は人間はコンピューターと何ら変わらない存在だと思っています。
入力→演算→出力
という流れを持つことがコンピューターの特性ですが、
よく考えてみたら人間も全く同じではないでしょうか?
外的環境を認識するというのが入力、過去の経験や自分の本能に照らし合わせて処理するのが演算、それを元に行動を起こすのが出力です。

生まれた時から持っている本能はいわば初期データみたいなもので、そこに生物の特別性はありません。感情だってそうです。他人を好きになるという感情、寂しい辛い嬉しい楽しい、全部人間が進化の過程で身につけたもので、ある一定の出来事(入力)があればそのような感情が起こるとプログラミングされているものです。

人間はAIとは違って芸術ができるじゃないか、という人もいますが、それも違うと思います。
人間だって生まれてきた時から見たもの聞いたものを元に作っているのであって、この世には絶対にない全く新たなものというものはあり得ません。何かしらのヒントは必ず得ています。

皆さんは人間はコンピューターとはやっぱり違うと思いますか?

#3 やまぐちたろう 様

内容としては「 #1703シンギュラリティは起こると思いますか」と重なる部分が多いと思われます。そちらの議論もご参照いただきたく思います。
ちなみに、私の意見は「コンピュータは所詮計算機にすぎないので、人間とは異なる」です。

#5 no name 様

シンギュラリティのGIRONは、3日前にこのGIRONと同じ議論主さんから作成されていますね。このことから、シンギュラリティの議論を読まれたうえで「人間はコンピュータと同じ」という見方をなさったのかな…とは考えました。が逆に、読んだ上で「同じ」という感覚をもつかな?と疑問でもあります。このへんは、議論主さんの素敵な感性によるところなので、私は「そういう見立て方も悪くないだろう」くらいの気持ちでおります。
ただ、私の中では「コンピュータをそのように作るからそのように動作する。そのように作らなければそのように動かない」という話ですので、同じか違うかという件に対して、「偶然似かよって見える」という解釈をします。

また、何を出力したかというデータ自体も演算の材料にできるかどうかという点でも、人間とコンピュータを比較できると思います。コンピュータは、自分の出力をログとして残してすぐ次のアウトプットに利用することもできそうですから。人体の方もフィードバックがいろいろあり、それはコンピュータと同じかどうかというと、私としては同じものにはできないです。

ヒトは誰が作ったかという話にもなるのかなと思います。以前私の家に宗教の勧誘に来たおばあさんは、「神が作りたもうた」みたいなことおっしゃってました。私は同意しませんけどね。

#6 burnetii 様

コンピュータと人間の異なる点はざっと考えただけでもかなり挙がります。

・入力方法が少ない
視覚、聴覚、嗅覚等々とそれに対する反応を自動且つ円滑に行う3歳児程度の頭脳も現状コンピュータは持ち合わせていません。

・プログラミング出来ない
これはIT関係者なら分かると思いますが、現状コンピュータは自身を含めてプログラミングを行う事が出来ません。
これはIT職の人間の優位性を示します。

・人間はプログラムされたモノでは無い
人間の独自性として、自己学習機能が挙げられます。
深層学習等の理解が進んでいるようですが、(チョムスキーの普遍文法説の正当性が証明され得ない事が何よりの証拠ですが)コンピュータの学習能力は赤ん坊にも劣っています。

普遍文法が発見されればコンピュータが優位に立つ可能性はあります。
しかし現状では厳しいと言わざるを得ないです。

#9 makochian 様

「入力→演算→出力」という仕組みを持っている点は、確かに人間とコンピュータの共通点だと思います。高校時代の数学教師が、「関数の式のxに数字を代入してyを算出する作業は、お金を入れてジュースを出す自動販売機と同じ仕組みです」と言っていたのを思い出しました。

なので、共通点があるという前提に立ち、人間とコンピュータの違う部分は何なのかを考えると、面白いんじゃないでしょうか。

個人的には、
•入力→演算→演算という操作を他者からやらされるのがコンピュータ、自らやるのが人間
•ミスはないけど定められた方法でしか演算しないのがコンピュータ、ミスはたくさんあるけど定められた以外にも方法を考えて使えるのが人間

といった違いがあり、これがコンピュータと人間それぞれの特性なんじゃないかな、と思います。

#12 ウホウホ丸DX 様

ここでの=は知能的なものと解釈して話します。一応文にもあったのでAIも含めて話します。まず計算面ではコンピュータの方が速く正確でしょう。AIについては人間の方が感情豊かであるといえます。そして空気を読んだりということも難しいでしょう。将来的に人間についての様々なデータをもとに場面場面で適した感情を表現したり空気を読めたりできるようになるかもしれませんが、それはあくまで統計調査で得られたデータでしかなくリアルな感情ではありません。よくAIがいずれ意思を持つなどと言われますが、上記のことから人間の意思とAIの意思は同じものでは無いと思います。結論一見同じレベルに見えても根本が違うため=で結ぶことはできないと思います。

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GIRON編集後記

こんにちは、GIRONの粟津です。

今回ご紹介するのは”人間=コンピュータか?”です。ちょうど筆者はブレードランナー(1982年公開)という映画を再度観ていたのですが、まさにこのGIRONでの内容と被る部分があります。レプリカントと人間という2つの視点で描かれているのですが、何をもって人間なのか? これがすごく問われた作品だったと思います。この映画もさまざまな議論されているのですが、コンピューターは人間が作り出したものに過ぎないのか、それともある一定の能力を超えると感情が芽生えるのか??興味が尽きないGIRONでした。

このほかにもさまざまなGIRONが繰り広げられていますので、GIRONアプリで覗いてみてください!

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