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【GL小説】放課後教室で紡ぐリサとアイの奇跡

※初めてのGL創作小説になります!お楽しみに

赤点を取って放課後残されたリサ。

女教師のアイはリサに言った。

アイ 「リサちゃん、どうしたの?いつもはもっと出来るのに」

リサ 「先生はわかってくれないですよね・・・どうせ・・・」

アイはリサの様子が最近おかしいのは気づいていた。

リサは勉強もでき、バレー部の部長として部活も力を入れていて
だれもが認めるいわるる優等生だった。

テストでも常にトップだったので
そのリサが今回は落第点に近い点を取るとは信じられない。

アイはリサが人知れず問題を抱えているのでは?と思い
誰も居ない放課後の教室に呼び出したのだ。

アイは様子のおかしいリサをみて
焦ったように口早で言った。

アイ 「先生は気づいてたよ!リサちゃんがちょっと様子がおかしいって」

リサ 「気づいてたのに、知らないふりしてたんだ・・・先生ずるい。」

アイ 「・・・??? 誰にも言わないから先生とだけなら話してもいいでしょ?
なにがあったの?私に話してくれないかな?」

ふてくされたように息をのんでたたずむリサ。

アイはリサに大変なことが起きて居るのでないか心配でならなかった。

リサは
アイがこの高校へ来て初めての担任を受け持ったクラスの女生徒だった。



クラスの中心的存在で
生徒や先生の人望も厚く
明るく、賢くて、美人でもスタイルもいい
絵に描いたような優等生タイプだった。

アイにはすぐに心打ち解けてくれ
何かあればリサを通じて他の生徒へ気にかけることも多かった。

アイには
リサが言っている意味が一向にわからないでいた。

たたずむアイにリサはこういった。


リサ 「先生は私のことどう思ってますか?エミの事の方が心配ですか??」

アイ 「・・・???エミちゃんのこと?エミちゃんと何かあったの??」

リサはふーっと息をつき立ち上がり
アイにの目の前に近寄ってこういった。

リサ 「エミと先生が一緒に帰ったこと知ってるんですよ。エミ、先生の手握ってたの観たし・・・」

アイはリサの言っている意味がまったくわからなかった。

エミはリサの親友で
ずっとクラスも一緒の幼馴染みだった。

リサはエミがアイのことを好きなのを知っていて
わざとエミがアイと二人きりになって下校したのを見かけたのだ。

アイはこれを聞いて
リサとエミの間でトラブルがあり
そのせいでリサの様子がおかしいということを知った。

アイは立ち上がり、
リサの事を気にかけ優しくこういった。

アイ 「リサちゃんはエミちゃんと何かあったのね。先生が気づかなくてごめんね。
よかったら、もう少し詳しく話してもらってもいいかな?」

リサ 「そんな顔して・・・・」

リサは心配したアイの頬に自分の顔を押し当てた。

アイは一瞬何が起きているのかわからなかった。
ただ、目の前の美少女が自分の顔の近くに居るという事実・・・。

アイは鼓動が早くなって、顔が一瞬で赤くなった。

ドキドキが止まらなかった。

リサはアイの唇に自分の唇を押し当てた。

そして
探るように唇に舌を這わせて
歯の隙間からアイの舌を探り
なんども
なんども押し当てた。

アイはその仕草をそっと目を閉じて受け入れた。

リサはアイのその様子を見て
ふっと息を漏らした。

そして、アイのことをぎゅっと抱きしめた。

アイはもちろん
リサが自分の事を好きなのを知っていた。

ただ、生徒と先生という立場もあり
そして
同性ということもあって
親しくしていたと思っていた。

でも違った。

アイはずっとリサのこと目で追い
リサの事をずっと気にかけていた。

一目会った瞬間から・・・・。

近くに居ることで
苦しいくらいに意識していた。

抱きしめられ
キスされ
息が苦しくなるくらいにうれしくてたまらなかった。

リサはアイがキスを簡単に受け入れ
腕の中で息を漏らしている事がうれしかった。

リサ 「・・・先生はわたしのことどう思ってますか?」

アイはリサに確かめたくてしかったなかった。
だだをこねる子供みたいに
お菓子のおもちゃをねだるように
絶対に自分のものだと確信したかった。

アイは観念したようにいった。

アイ 「・・・私・・・私・・・リサちゃんのこと好き・・・。
きっと知ってたでしょ?」

アイは目を潤ませてリサの目をのぞき込み
その瞬間、優しさに溢れたリサの笑顔に包まれた。

リサ 「・・・はー、よかった・・・!」

アイはねだるように
リサの唇に唇を押し当て
お互いに愛を確かめ合うように舌を絡ませた。

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