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『タイトル拒絶』を拒絶しないでみる

こんばんは。クラちゃんです。
久しぶりに、と言っても1週間くらいですかね。BASEの靴下のオーダーをいただき発送しました。
そろそろ残りも手足の指の数…くらい(靴下だけに)になってきたので、

『別室#ガーリィラウンジ』もそろそろ一回閉めるかな。

(あ、この名前の方がかっこいいかも)

また片づけてた

この前の『ハッピーオールドイヤー』noteを読んだお友達もあれから観てくれて、彼女(片づけコンサルタント)らしい感想を書かれてました。
きっかけで知って観てくれる人がいるのはやっぱりうれしい

#ありがと

わたしはいよいよいろんな意味でめんどくさい分類や判断が難しい片づけに踏み込んでいて、どっぷり疲れますけど真の片づけに近づいている気がします。
そうそう、会社の方もやっとめんどくさい精算に入ります。

だからこそ今日の映画が気になったのかも。(内容は関係ないが)

伊藤沙莉さんが

午前中に片づけながら伊集院光さんのラジオをつけていたら、ゲストに伊藤沙莉さんが出てました。
わたしは若手の女優さん、好きな方たくさん居ますが、個性派の中で一味違った彼女が大好き。
今日はナレーションをしている『大豆田さん』の録画を観てから寝ます。

初めはちょっとハスキーな声で、松岡茉優さんとテレ東ドラマに出ていた(おこだわりの)時や、あとは『ひよっこ』でしょうか。

今日のラジオで話していたのは、ひよっこで彼女の役名、米子は元々なかった役で、脚本の岡田さんが彼女を気に入り書き足した役とか。わかるわかるわ。

彼女は作品に向き合う時には、他のスタッフさんの部署と同等に『俳優部』があると思っているとも。素敵な考え方です。


『タイトル拒絶』

彼女の観てない作品から、またまた私の名画座でもあるNetflixで。これも昨年末劇場で見逃していた、
『タイトル拒絶』をさっき見ました。まさにタイトルつけ難い映画。
昨年の東京国際映画祭で受賞しています。

山手線の見える雑居ビルの1室。鶯谷とか日暮里とかかな。
デリバリーヘルスの事務所の中で起きる女の子達の世話係をこなす女の子が沙莉さん演じるカノウ。

もともと就職活動に失敗してスーツ姿でデリヘル嬢の面接に行ったカノウは自己肯定感が低く結果、店でデリヘル嬢にもならなかった。自分はうさぎが主役の舞台でではタヌキだと。

もともと舞台だった作品をそのまま劇団主催の女性監督が映画にしたとのことで、舞台のようにある意味シチュエーションがほとんど変わらない。
働く女の子達の控室での会話劇から膨らませたもの。

当然、キャバクラ嬢よりも一歩進んでしまった世界での話。
出入りする女の子の数だけエピソードがあります。みんなこの世に絶望していて自分は底辺だと思っているのは、そういうふうにこの世に見下されてきてしまったから。でもあなたの隣で見下してくるあなたもクズだから!

R-15の指定が付いてそういう世界の話だと私と同世代だと特にちょっと『共感』という感じになり難いかもしれないのですが、際どい場面がほぼ無く(無いかな)配信でも観やすいです。

そして1部屋だけで描く脚本すごいなと思います。
一見関係ない世界でもこうやって俯瞰の群像劇で見ているとあなたの心にちょっとだけかすることとか、忘れていた気持ちが出てくるかもしれません。

ラストはハッキリ回収されないのだけど、女の子それぞれに救いがあって欲しいと思わずにはいられません。わかりやすく、感動した!笑った!かっこよかった!も勿論いいのですけど、小さな心のひだひだを撫でるようなこういう映画も好きです。

ではまた

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