宇田川町、いや『猿楽町で会いましょう』
こんばんは。クラちゃんです。
美容室に行ってカットとカラー。いつの間にかカラーは白髪染めに。
前回ベリーショートにしたので、今回は色を…と思ったけど、17歳の息子に、「バイト見つかりにくくなるよ」と言われ、やはりジワリと明るくする程度に。
長年お任せしている美容師さんにも「気持ちはわかるけど、シルバーヘアに近い色は顔も伴って似合ってくるから」と。年輪たりないか。
#デヴィッドバーンくらいの年になったらやりますとも
まあ、私のことなど誰も見てないだろうから如何とでもやればいいのだけど、と卑屈になりがち今日も1本映画。
自分の人生が動いていない時には映画でも観るのが良いといまは。
宇田川町で、いや猿楽町で。
思えば猿楽町ってとても代官山にある感じの地名ではなく…。
『猿楽町で会いましょう』という映画を、今日は渋谷は宇田川町の映画館で観ました。
先日映画館で予告を観て気になり、再び今週も渋谷に来たわけですがこの作品、『未完成映画予告編大賞MI-CAN』というコンペティションでグランプリを受賞して映画の本編が作られたとのこと。
それとは別の予告編かとは思いますが、だからこそキャッチーな予告で惹かれたのだと思います。
また渋谷といえば90年代に『オクトパスアーミーシブヤで会いたい』って映画があったなあ、とか余計な事を思い出しました。内容は覚えてません。
#すみません脱線です
猿楽町で会いましょう
こちらは猿楽町。代官山のほうですね。
スタジオ勤めから独立して2年の駆け出しカメラマンの小山田は売り込み先の編集部で読者モデルのインスタ用のフォトを撮ることを依頼されます。
そこでユカという女の子と出会います。
小山田は純朴なユカに一目惚れに近い感じで引かれていくのですが恋愛対象にされません。
見た目と裏腹に純朴な青年とそして裏がありありな女の子って感じが出てます。
タレントとして売れたいユカは彼氏友達にも嘘とハッタリを重ねて。グレーなバイトでお金作り養成所レッスンを受けていました。
変わって金髪純朴カメラマンの小山田は目の前の来た仕事を受け続けるだけ。素直すぎる。
でも、あの日に彼の撮影した彼女の写真から2人の運命はそれぞれ動きだすのですが…。さて彼らは成長するのか。崩壊するのか。
地球はわたしのまわりを
20代の頃って地球は自分を中心に回ってる!って思っているようなところがあって、周りの登場人物は友達も彼もバイト先の人も『みんな私の主演映画のモブ!』って思っているように見えたりもします。
#ひどいなw
でもいいんです、その年齢の時はそれくらいの子が好きです。自分もそうだったから。そしてきっと実際にはその時の本人達はそんなこと思ってないですよ。
思ってたらもっと酷いことになってる。
もしかしてあなたが20代なら登場人物と同世代の子たちが観たら胸糞わるい、クズばかりの映画って思うかもしれません。
でも、やりたい事に真っすぐ…いやくねくねと向かっていく若者。わたしはいいなと思ってみてました。(50代・Over the sun)
やりたい事と言えば学生の頃のスポーツに勉強に...ってだけじゃないですからね。
叶ったことも叶わなかった事もソコソコなのもそれぞれ思い出。
そのあと無事生き延びれは良いのでは。
しかしこんな感想になってしまうとはちょっと違うかな。ホントはちょっと観た直後は悲しくなってました。すみません。2時間くらいは若さが乗り移ってました。
役者さん、まだスターというわけではないけどよかったです。売れてからだとできない…事もありそうですよね。
連日の映画感想でしたが、明日は違うと思います。明日はわたしの事もきっと動きます。
ではまた
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