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『世界初!AIによる金属破断面の画像解析FraDサービスの提供開始~破断面の画像からAIが破壊原因や破壊機構を自動解明~』開催レポート

MONOTYも参加させていただいたイベント『世界初!AIによる金属破断面の画像解析FraDサービスの提供開始~破断面の画像からAIが破壊原因や破壊機構を自動解明~』では、主宰であられます神戸市産業振興財団様含め5名の登壇者からそれぞれの視点で新規事業”FraD”の裏側を紹介いただきました。

本記事はイベントレポートの速報版として、当日の様子をいち早くレポート致します。

AIによる金属破断面の画像解析”FraD”が創り出された背景と目的

今回のセミナー主宰であられます神戸市産業振興財団 牛尾様の司会で始まり、常務 藤原様より開会の挨拶を賜りました。

まず、神戸市産業振興財団 舟橋様より神戸市産業振興財団のサロンの概要説明をいただきました。DXなど市内中小企業のビジネス変革の取り組みを支援する「神戸未来共創思考サロン」事業を推進しており、その概要と参加について呼びかけをいただきました。

続いて、株式会社神戸工業試験場 代表取締役副社長 鶴井様より、FraDの概要説明をいただきました。

自動車、飛行機、プラント等における破壊事故の再発防止を目的とした原因究明調査において、非常に重要な役割を担う「破壊モードの特定」。しかし、今、この破壊モードの特定に求められる高度な専門性を有する人材不足が深刻化しています。

この課題を解決すべく開発された、ディープラーニングを使った破壊モードの自動判別システム「FraD(フラッド)」。その開発の経緯と変遷をお話いただきました。

さらに、今回のFraDの開発の推進力となった「フラクトグラフィとデイープラーニングの融合研究コンソーシアム(FraD)」を立ち上げられた横浜国立大学先端科学高等研究院リスク共生社会創造センター客員教授 酒井様より、コンソーシアムの存在意義と役割についてお話いただきました。

そして、FraDサービスとコンソーシアム活動の紹介として(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ 上席研究員 山際様より、FraDサービスの詳細な仕組みと今後の展望についてお話いただきました(なお、FraD Webサイト内には開発者インタビューとして山際様の記事が掲載されております)。

最後に、弊社代表取締役社長の松本よりFraDのSaaS化について説明をさせていただきました。

今回お集まりいただいた皆さまは、製造業の現場作業員の方から研究者、営業、管理職クラスの方まで様々でした。

このような機会を戴き、有り難う御座いました。これより、今回のセミナーの開催レポートを随時投稿していきたいと思います。

登壇者プロフィール:

株式会社神戸工業試験場
代表取締役副社長 鶴井 宣仁 様

横浜国立大学 先端科学高等研究院
リスク共生社会創造センター
客員教授 酒井 信介 様

(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
機械システム安全研究グループ
上席研究員 山際 謙太 様

株式会社GiRAFFE&Co.GMT
代表取締役 松本 太郎

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