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【ジラーフ流仕事術】⑩余力作りのコツ(1164 文字)

業務は6~8割の力でこなせるように余力を生み出しましょう。常に100%で働いていると疲労がたまって生産性が落ちていきます。また、創意工夫やアイデアを出したり改善する事もできません。トラブルがあれば残業や休出になります。しかし、余力があればトラブルがあっても誰よりも早く対応できますし、いざという時に120%の力を出すことができます。

🦒余力作りは整理整頓から
 一番無駄なのは「探す」「迷う」こと。それらをなくすために、①使わないものは処分する(整理)、②使うものは持つ個数を決めて置き場所を決める(整頓)事です。これだけで生産性は確実に上がります。もし、不要な景品のボールペンなどいくつも持っているようでしたら全部捨てて使い易い上等なものを一点だけ持ちましょう。また、資料などを個人的に紙でため込むのはやめましょう。きっとその資料は二度と見ません。

🦒余力作りは無駄取りを極める事
 整理整頓ができたら、作業の中で無駄な手順を無くす。ポイントは3つ。①やめる、②減らす、③変える(順番、方法)の三つの視点で仕事を見直すことです。ただし、品質や出来栄えを維持するのが前提です。必要な手順までやめないようにしましょう。それは手抜きです。

🦒やらないことを決める
 とにかく全部頑張ってませんか?それではいつまでたっても余力はできません。また、業務の全てをこなすことも普通はそうそうできません。そのためまずやらない事を決めます。「これは自分でせずに誰かに頼む」「この会議は出ない」「この業務は毎週ではなく毎月でも問題ない」などです。忙しいことで満足している人は成長しませんので要注意です。特にいつもバタバタして話かけられないような管理職は役割を勘違いしています。役付きこそ様々なイレギュラー対応のために余力が必要なのです。

🦒やめることを決める
 今している作業や業務に意味がありますか?アウトプットに影響ない手順はやめる、もしくはやめる事を提案しましょう。手順は形骸化している事がよくあります。何のためにしているか確認する事です。例えば、今は電子データで入手できるものを知らずにわざわざ自分で手入力しているのかもしれません。不要であることが分かればその業務や手順はやめましょう。

🦒余力を隠してさらに余力を作り出そう
 最後に一番大切なことです。それは余力を隠すして余力作りのスパイラルを回すことです。余裕があることが周りに分かれば仕事を積まれてしまうので余力を持てません。余力は隠してコツコツと次の余力作りやスキルアップに充てて常に余力を持ち続けることが大切なのです。仕事はいずれにせよどんどん増えていきます。そのため何もしなければどんどん追い込まれてしまいます。仕事が増える前に余力を作っていけば定時帰りができるようになります。

続く…


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