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【ジラーフ流仕事術】⑪整理整頓のコツ(927 文字)

🦒「整理」とは断捨離のこと
 まず、使わないものを徹底的に捨てる事です。捨てずに整頓したり片付けてもほとんど意味がありません。一定期間使ってないものは廃棄です。例えば「半期ごとに一年以上使ってないものは廃棄する」などのように、廃棄対象の期間を決めて定期的に廃棄します。使ってないけれども捨てるのを迷う場合、捨てても再入手できるものは捨てて再入手が不可能なものは死蔵倉庫に片付けます。まずは徹底的に捨てるため迷ったときは捨てましょう。製造現場ではよく赤札作戦と言います。

🦒「整頓」とは使用頻度で置き場所を決めること
 物の置き場所は重要です。整理したら毎日使う物は身の回りに、時々使う物は引出しや近くの棚、たまにしか使わない物は棚の最上段や引出しの奥など普段触らないところに分けて置きましょう。頻繁に使うものは肩から腰の間の高さに置きましょう。

🦒「整頓」とは物の置き方を決めること
 物の置き方には「三定」という定石があります。それは「定位置、定量、定方向」。置き場所(位置)と置く量と向き(方向)を決める事です。全てのものを三定できると作業効率はかなり上がります。中途半端では効果が出ないのでやりきる事です。

🦒仕分できない物は別の場所に固める
 これまで物を使用頻度で徹底的に仕分けすると言ってきましたがどうしても仕分けられない物もあるでしょう。それらは別の場所に固めておき、必要があればそこから取り出します。そうして1年後にも残っている物は廃棄しましょう。

🦒色で識別しよう
 物を分類して仕分けする際、文字だけより色で識別すると読まなくてもいいので一目でわかり、識別も早いです。また、日本語を読めない外国人でも仕事ができます。ファイルなどの書類管理、現場で治工具等を用途別に塗料で塗り分けると良いでしょう。

🦒「見える化」しよう
 整理整頓の状態をパッと見えるように見える化すると維持しやすくなります。例えば、事務所のキャビネットに何があるか把握していますか?長年経つと不要な書類や道具で一杯になります。これを防ぐためには戸を撤去して中が見えるようにすることです。引出しも奥が見えないのでオープンな棚に置くのも良いでしょう。※室内環境にもよります。

続く…

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