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初めてのPower Automate Desktop

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無料のRPAツール、Power Automate Desktop(PAD)のちょっとしたTip’s集!使いながら見つけた事を短文で投稿して行きます!
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#生産性

【PAD】不安定な時

【PAD】不安定な時

Power Automate Desktopが時たまエラーになるなど動作が不安定な時は別のやり方に変えた方が良かったりします。

例えば、UI要素で文字列をうまく取れない事がある場合は、Ctrl+Cで文字列をコピーし、クリップボードから変数を取得する。またはその逆などです。

ひとつのやり方にせず試してみましょう!
#RPA #生産性

【PAD】複数ウィンドウ

【PAD】複数ウィンドウ

動的に変わる環境でWEBブラウザやメールの複数ウィンドウをコントロールするのは難しい。静的であればセレクタに記録された場所でコントロールできるが動的だとウィンドウの特定方法が分からない。

結局、ウィンドウを一つずつ開いて閉じるワークフローになってしまう…
#RPA #生産性

【PAD】ブラウザ操作

【PAD】ブラウザ操作

EdgeなどのWEBブラウザでUI要素を使うと、位置情報によりセレクタを触っても上手く動かないことがある。ここは大人しく「キーの送信」でタブキーなどを使って操作する方が確実に動作する
#RPA #生産性

【PAD】位置情報

【PAD】位置情報

Power Automate DesktopのUI要素は見た目の画像だけではなく位置情報を持っておりその位置と画像でUI要素を認識しています。

そのため、Microsoft Edgeのようなブラウザの場合、どこのタブにあるUI要素か記録されているためタブの状態が変わるとUI要素は認識されません

対応方法は二つ。

常に新規ブラウザを起動して他のタブが無い状態でUI要素を取得し実行する。複数モニ

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【PAD】フローのコピー

【PAD】フローのコピー

Power Automate Desktopで作成したフローは他のPCにコピーできます。やり方は編集画面ですべてのアクションをコピーし、メモ帳などに貼り付けてメールなどで他のPCに渡し、そのPCの編集画面にメモ帳等からコピペします。

こうするとUI要素や画像もバイナリデータとして漏らさず全て送る事ができます。

ただし、UI要素や画像は再設定になる事が多いです(セレクタで調整する事もできなくはな

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【PAD】キー送信のデメリット

【PAD】キー送信のデメリット

キー送信はPC環境に依存しにくいフローを作れますがデメリットもあります。それはUI要素のようにアプリの状態を確認しないのでアプリの状況を無視して、つまり暴走します。また、そうならないようにWaitの時間を調整する手間も発生。

対処としては最初だけUI要素でアプリの状態を捕まえてからキー送信で操作するのが良さそうです
#RPA #生産性 #自働化