SNSマーケティング術

まずこの本を読んで個人的に一番大事だと感じたまとめを記載する。
・特別な才能が無くても「努力できる才能」があればいい。
・「改善」しながら「継続する」ことが一番の成功
・目の前の「めんどくさい」と思う事を毎日積み上げるべき
・ビビりは武器。適切なリスクを取るべき。今できないことをするから競争に勝てる。
・一番効率が良い人＝一番めんどくさがりな人
・まずは自分で「１円を稼ぐ」ところからやってみる事が大切。
・「誰もができること」を「誰もができないくらい」やる。

※筆者が自分なりにつかんだマーケティング戦略。その中で最も重要視している事は「良いお客さんだけに商品を販売し、中長期的に利益を最大化させる」こと。
業者のビジネスの基本は「コンテンツ販売」
「コンテンツ販売」：読み手が役に立つ、おもしろいと思う文章・写真・動画といった情報を売るビジネス

・SNSと動画を使ったSNS動画マーケティングを活用。
「なぜSNSと動画なのか？」
ビジネスにおいては「信頼」が全て。現代は「影響力を持つ個人が消費者に直接販売する時代に移行している」ことから、「信頼を溜める為の動画」が最も適したツールとなる。
SNSを使って価値提供をすることで、宣伝や営業をしなくてもファンが購入してくれる。

発信✕マーケティング＝youtubeの長尺動画がベスト
 
「信頼のたまりやすさ」→　文字＜動画＜短い動画＜長い動画　
「投稿頻度」より「動画の質」を重視すべき
 
・「マーケティング」と「セールスファネル」を分けて考える。
 
「ソーシャルメディア」＝ファンを増やして集客する為のもの＝「マーケティング（集客）」する為のプラットフォーム
「セールスファネル」＝集めたお客様に商品を販売するための仕組み＝「セールス（販売）」する為のシステム。
★ソーシャルメディアは集客のため。商品を売るならセールスファネル。
 
 
「セールスファネル」とは？→「商品を売るための販売導線」のこと。
　集客＞公式ライン・メルマガ登録＞教育＞販売
種類がいくつかあることを理解するべき。
「マーケ1.0」
①   広告で自分のメールにトラフィック（ネットワーク上を移動するデータの量）を集める。
②   無料プレゼントなどでメールアドレスを取得する
③   メールを送り商品を販売する
 
「マーケ2.0」
①   SNSや広告を使ってファンを自分のページに集める。
②   低価格な本やオンライン講座を販売する。
③   ２の購入者に対してオンライン講座をアップセルする
④   購入してくれたファンの人に個別指導や講座などの高額商品を販売する
 
「マーケ3.0」
①   SNSや広告で無料オファーを使ってファンを自分のページに集める。
②   ファンの人に一番成果が出やすい個別指導や講座の高額商品を販売する。
③   ２で購入しなかった人に低価格な本やオンライン講座をアップセルする
④   ３の購入者に対してオンライン講座をアップセルする
⑤   最初にオファーした高額商品は未購入だが、その後ダウンセル商品を買ってファンになった人の、個別指導や講座の高額商品を再度販売する。
 
※「いきなり高額商品を販売し買っていただけない場合には、海外でよく行われている低単価商品のダウンセルをする」
良い商品だからリピートされる。質の高い成果の出る商品を用意することが、広告にお金をかけるよりも重要。
 
・時間対効果の高さを考えて「youtubeを最初に作った後、それをもとに各プラットフォーム（他のSNS）に横展開する」必要がある。
 
・「質の高い動画」とは「視聴維持率の高い動画」
目安は「10分以上の動画で40％の維持率」
冒頭15～30秒で約50％が離脱。冒頭を乗り切れば最後まで見てくれる可能性が高まる。
 
「質の高い動画作成のコツ」
①   不要な部分を除く
②   画面上に動きをつける
③   動画の台本構成に気をつける　※これが一番大事！！
「オープニング」→冒頭のあいさつ
「興味付け」→メリットを伝える、視聴者の不安を代弁する。（この6つの中で最も重要）
「チャンネル登録誘導」→途中でも最後でも誘導する必要
「ノウハウ」→自分のノウハウの結論
「LINE検索」→顧客リストを集める（メルマガでもいい）
「エンディング」→最後に感謝を伝える
の6つを意識。
 
 
・「良いお客」＝「本気度の高い人」
その判断基準とは？
Youtube→Lステップ→メルマガ→ローンチ動画→クロージングセミナー→サポート
「クロージングセミナー」まで来てくれたお客様に初めて売る
 
・一年でyoutube登録者数10万人を達成する為の13のポイント
①   抑揚
②   切り口
③   話方
④   リサーチ
⑤   タイトル
⑥   台本一言一句
⑦   サムネイルの背景
⑧   身振り手振り
⑨   投稿日時を統一
⑩   動画の尺を意識
⑪   無駄な動画はNG
⑫   内容を一貫させる
⑬   サムネイルの文字の一言一句
※一つでも手を抜くと微妙な動画になってしまう。
 
・「PASTORフォーミュラ」を用いて動画構成
 
・「企画」「テーマ」で重要視すること＝「2倍濃く」「わかりやすく」「動画ごとの目的を決める」
 
・「どう伝えるか」「誰が伝えるか」の2点が必要
 
・台本を作る→動画撮影→目標としている他の人の動画と何が違うかを確認
 
・タイトルも重要。見たい気持ちを刺激し、ワードを最初やサムネイル上部に入れて視聴者の反応を向上させる。
 
・「素直」に「行動量多く」する人間である事が必要。
その上で量をこなす＝努力する（継続する）
※「結局は継続が一番の近道」
 
・「信頼を獲得する」→「youtube」　　 「拡散させる」→「Twitter」
Youtube→　メリット：集客力が高い　デメリット：初心者が多い
結果、レビュテーションリスク（企業などの評判が悪化する可能性）が高い。
Twitter→　拡散性が高い、ユーザーの学習意欲が高い　運用コストが低く抑えられる＆資産性が高いメディア
 
・効率的なツイートの方法
①   過去に伸びたツイートを保存して使い回し
②   Twitterの検索窓に「from twitter ID min_faves」or「min_faves」
どのようなツイートが伸びるか分かってくる
 
③   伸びている型がわかったらその型に自分の知見・経験を追加してツイート
④   予約して投稿（複数溜めた上で投稿）
⑤   いいねを多く貰えたツイートだけを保存して再度予約投稿
 
・筆者の「マーケティングフロー」特徴
①   Lステップとメルマガを経由させる
②   すべてのローンチ動画にCTAを入れる
③   クロージングセミナーを有料にする
 
POINT：・情報は無料で全て出すことで商品の価値を高く設定できる。・ゴールはお客様をファン化させること。
 
・マーケティングを極めるために学ぶべき専門スキルBEST５
「ライティング」「セールススキル」「心理学」「プロダクトローンチ」「動画編集」
 
・マーケティングに役立つ知識
「ベビーフェイス効果」「ハロー効果」「ウィンザー効果」「返報性の法則」「アンカリング効果」「フレーミング効果」「バンドワゴン効果」「スノップ効果」「決定回避の法則」「カリギュラ効果」
 
※幹となる「価値提供」「確固たるスキル」がスキルの100倍重要
シンプルを丁寧に積み上げる、相手に得して貰う心がけが大事