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小規模企業の事業承継に関する一考察 A study on Business Succession of small business 諸藤 加寿代 Kazuyo MOROFUJI† 遠山 正朗 Masao TOYAMA††

前置き
本研究は、事業承継と起業をプロジェクトと捉えて両プロジェクトの比較を行い、事業承継のメリットとデメリットを明らかにすることを目的とする。

事業承継に関して、「承継される企業側の現経営者へ向けた情報」は多くあるが、「後継者側の視点からの情報は少ない」

その為、事業承継に向けて行う作業手順が不明確である。これらを明確にし、起業希望者へ情報提供を行うことは事業承継の活性化に寄与するものと考える。

要約

起業と事業承継とを比較するならば、後継者となって経営者になる場合は、起業時に行われ る手探りの経営を行わずに、これまでの企業の実績や、現経営者が培ったノウハウに基づくことができるため、経営が行いやすい点にメリットがある。

事業承継におけるメリット→
起業時に行われる手探りの経営を行わずに、これまでの企業の実績や、現経営者が培ったノウハウに基づくことができるため、経営が行いやすい。
また、知識やノウハウを持った経営者と後継者候補として共に働くことで、暗黙知を含めた知識の獲得が期待できる経験が可能

事業承継のおけるデメリット→
事業承継をした企業に経営を妨げるような何らかの目に見えない文化などが 存在していた場合、経営者に就任した後に改革をすることに労力が必要となる。

※本論文において、デメリットが明確になっていないことを今後の課題としているように、事業承継のデメリットについて明らかにするには、リスクについて調査する必要がある。
事業承継に関してリスクマネジメントのツールを用いて課題を明確にしていかなければならない。

概要

私自身の知識不足もあるが、明確になにかがわかるわけではない、ぱっとしない論文だった。

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