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時間最短化・成果最大化の法則

成果=スキル✕思考アルゴリズム(考え方の癖)→短時間で成果を上げ続けるための黄金法則
 
★:すぐに成果が出る方法(若手向け法則)
★★:ゲームチェンジを生み出す法則(中堅向け法則)
★★★:大きな成果を生み出す法則(幹部向け法則)
 

第一章   すぐやる人の思考アルゴリズム


1、 2 
行動力が10倍アップするピッパの法則&後でじっくり考えない法則★
 
共通して言える事はとにかく「即行動」が挙げられる。
「成功する人」
「成功しそうなだけで成功しない人」
「成功しない人」
これらの違いは?
 
成功するかしないかの違いは「アイデアを実行に移している率」
10個アイデアを思いつけば、全て即行動する人が成功する人。
 
もしその瞬間・その日すぐに行動ができない場合は、「いつやるのか・いつまでに」をその場で決める。
 
仕事が早い人と遅い人で大きく違う点があり、それは「アイドルタイム(実業務をしていない時間)」だ。
調べる・確認する・考える・準備するという実業務に取りかかるまでのアイドルタイム
 
大事なのは「わからない事はその場で質問し確認。直後に行動。」
 
仕事における例:商談において同じ断られ方でも「断られました。どう対応するかこれから考えます」ではなくて、
商談中に断られた際、「懸念点を聞いた上で改善点を提案。その上で次はこういう条件で提案すれば成立する」という状態に断られた商談で持って行く。
 
 
3 優先順位のダブルマトリックスの法則★
 
優先順位を決める時は「緊急度」より「重要度」を重視。

4 期限に絶対遅れない人の法則★★
 
期限に遅れる人が絶対にしてはいけない事3つ
①   想定外のことだからしょうがないと諦める。
②   「自分は仕事が遅い」と恥ずかしげも無く謝って終わる
③   「短い時間で終えよう」として仕事のスピードを上げ、クオリティとチェックをおろそかにする

①   スタート自体を早める
②   順番を入れ替える=締め切り順にスタート時期を入れ替え
③   分割して進行=①②でも間に合わない場合、タスクを分散
 
期限を守るためのベストな方法=予備を用意する=期限を守る
 
「間に合うのか間に合わないのか」「できるかできないか」→×
「間に合うためにどうすればよいのか」→○
 
 
5 成功する人は必ず知っている10回に1回の法則★
 

島田紳助とユニクロ社長の共通点

島田紳助→数多くの番組にでる(数多くでて、そのうちのうちの一つにヒットすることを目的)
ユニクロ社長→10回新しいことをして9回失敗。1回の成功を積み重ね
 
10回続けられない理由は3つ
①   心が折れる
②   時間切れ
③   資金切れ
対応策
①   淡々と続けるのみ
②   早めにスタートする
③   分散投資(この場合は時間の分散 一度で一気に投資をした時の失敗リスクを考える)

 
6 一発一中は狙わない法則★★
 
「世の中にチャンスが来る人、来ない人」の2パターンがいる→×大間違い
「チャンスに気づく人と気づかない人」がいる。
 
「結論」:起きた出来事を「チャンス」と捉える「思考アルゴリズム(考え方の癖)」があるかないか。
・とにかく一発で大きい成功を狙わない
・少しのチャンス、それが自分のプライド・考え方・想像する形と違うという理由で辞めることはよくない。
とにかく素直に、ポジティブに物事を俯瞰的に捉える。
 

7 “たまたま”ではなく“いつも”の法則★★
 

チャンスを確実につかむ方法=いつもやる事。
 
「文中の例」:訪問先でラジオ体操を社員全員でやっていた。社員がダラダラしていたので、前に出て自分が手本を見せた。すると社長が気に入って全ての仕事を任すとなった。
 
また、上記の人は最終的に超一流商社の子会社社長になった。
その一番の理由に、ベトナム旅行に行った際、ある村で田植えをしているおばあさんがいて、モタモタしている事を理由に田んぼに入っていって手伝った。
すると、田んぼのそばを通った日本人一行が声をかけてきて仲良くなった。
その人達は超一流商社の社長。
 
上から言える事として“いつも”やっていた事が運を持っていた事がわかる。
モタモタしている人をほっておけないので、代わりに手伝うことを誰かれかまわず行っていると、100回に1回くらい偶然偉い人の目に止まっていた。
 
誰にも平等にチャンスがあり、「いつでも確実につかめる状態」にしていた。
 
「いざという時」「大事なとき」だけで無く、誰が見ていなくても日頃から礼儀正しくする、困った人を助ける

チャンスを確実なものにする近道
 

8 めんどくさければGO!★

・絶対に成功する方法=「他人にはできないこと」をやる
★やるべきだが、だれもやらない「めんどくさい事」=一人勝ちできる仕事。
「めんどうくさい」→「めんどうくさい。チャンス!!やろう!!!」を口癖に。
めんどくさければGO!

9 プロ経営者がやっているお客様目線の法則★★★
 

成長して成果を上げ続ける人は、「細かくてめんどうくさいことをやり続ける」
社長の仕事は「一般社員が見過ごしている細かいことを拾って自ら行う」こと。
 
この代表例が「お客様目線で“常に”見直す」こと
 
商品を作る、システムを提供、サービスを提供が仕事ではない。
「その消費者、お客様に伝わるまで」が仕事。
 
何があってもお客様目線を持ち続けられる「意識」の部分が大事。
 
その為には「どれだけお客さまの役に立ったか」「指摘して完璧になるまで言い続ける」
 
 
10 異性のスーパーパワーを活用する★★★
 

一般的な男性の強み:一つの事に集中する、論理的思考で判断し、数字の裏付けをとる
       特徴:女性に比べて大雑把
       弱み:「人に尋ねる」=日常的にコミュニケーションを取りなれていない人に「直接」聞くことをめんどくさがる人が多い。複数の事を同時並行で進めるのが苦手。
 
一般的な女性の強み:きめ細やかな感性、人に聞く上手さ、同時平行で物事を行う
       特徴:「主観や感情」が一番
       弱み:物事を論理的に整理、数字の裏付けを取る事をめんどくさいと感じる人が多い。「なぜそうなのか」といった理由を論理的に説明できず、「主観や感情」に偏る傾向。
 
「結論」:苦手な事は克服する努力をしつつも、得意な事を人によって使い分けする必要がある。
筆者は「急ぎの仕事は女性」「長期の仕事は男性」に分けて成功。
 
異性の特徴を生かそう。
 

 
第二章      必ず目標達成する人のアルゴリズム



11 原因解決思考と最終目的逆算思考の法則★★

「原因解消思考」→
「最終目的逆算思考」→最終的な目標を考えて、そこから逆算して考える。

「最終目的逆算思考」は成功者全員が行っている。
1:「結局なにがどうなればいい」という最終目的を特定
2:「最終目的を達成する方法」を「着眼法」と「苦情法」で探す。
3:実現させる為に最も簡単な方法を選ぶ

世の中でうまくいっている人は常に「目的を見直し、目的への最短ルートを探す」
「考え方のクセ」を変えて10倍の成果を上げる。

12 ゴールがあるからゴールする法則★★

目標達成へのシンプルな法則=「ゴール設定」
11でやった「最終目的逆算思考」を世の中の成功者は100%使っている。

13 ボールペンより鉛筆を探す法則★★

成果を上げている人=「不確実な部分を避け、他で補う方法をやっている。

例:宇宙開発の話でNASAは10年の時間と120億ドルをかけて研究を重ね、無重力の中でも書けるボールペンを開発した。
一方ロシアは鉛筆を使った。

最短の時間で最大の成果を上げる教訓
 
有能だが成果が出ない人は、ボールペン開発をしている事が多い。
「有能な人」ではなくて「成果が出ている人」から学ぼう。
 
難しいことに取り組んでいること自体に悦に入らず、鉛筆を探そう。

14 ゼロリセット思考の法則★★★

「ゼロリセット思考」=常に意識をゼロべースにして考える

成果を出すなら、今後成果をだせるかどうか、今後の損益だけを考える合理性が重要。

今のやり方が最も世の中に価値が提供できているのか、もっと大きな価値を提供できる別の方法があるのか
~考え直す時間を取る~

最も世の中のためになっていて、価値を与えられ、お客さまに喜ばれ役に立っていると思う事に自分の力を集中する。


15 常に最新アプリをインストールする武器入れ替えの法則★★★

苦労せずに成功する為に「最終目的逆算思考」を活用する。
その為には新しい戦い方を常にリサーチすべき。

自分の戦略や戦術が古くなっていないか常に見直す。

その為に大事なのは「ユーザー視点のベスト」を考え続ける。


16 日付の数値化の法則★

例として、「人生80年」→「人生2万9220日」
     「3ヶ月後」→「66営業日後」
     「今日の定時まで」→「7時間以内」
     「目5万個販売する」→「1日1666個販売する」

また個人・チームのどちらも進捗状況が一目でわかるよう可視化する。
例として、
・販売開始 2024年10月11日 
・商品納品日2024年9月11日 
・パッケージ納品日 2024年8月11日 
・保存効力テスト 2024年5月11日 
・モニターテスト 2024年5月11日 
・モニター募集開始 2024年4月11日 
・プロジェクトスタート 022年10月11日

3年後に売上10億円を目指す場合
2年後に0億円 1年後に0億円 という計画と工程管理が必要


17 達成確立100%キープの法則★★

毎回必ず達成できる人の思考アルゴリズムとは?
・「実業務」の前の「作戦作り」
・作戦がうまくいかなかった時の戦略の見直し(成功するまで!!)

「作戦作り」の方法
①    他者の上手くいっている方法を検索、うまくいっている人に聞いたりする
②    2段階で考える
1.難易度の高い課題に対して「予算・権限無制限ならどんな方法で実現するか」を考える。
2.1の方法を予算や権限的に現実的なところまでどう絞り込むか
3.足りない部分の作戦を補充する。作戦が失敗してから急に新しい作戦を考えると大変なので、常に100%分を用意しておく

「戦略の見直し」の方法
戦略を立て直すときはいったん全て辞めて、ゼロから作戦を作り直す

常に「目標達成に最も可能性が高い業務」に切り替えようとする仕組み作りが大切。

一日一回の戦略改善を行うと、最低1ヶ月の営業日で20回3ヶ月なら60回も戦略を見直す事ができる。
実力に大きな差がつく重要ポイント。


18 理論上成功する設計図の法則★★

1.   設計図の作成 2.作戦の実施


19 壁は乗り越えられる高さでしか現れない法則★★★


「壁はその人が乗り越えられる高さで現れる」

理由は「あなたと社会との相対性で決まる」から。

例として10億円の借金という壁が現れた人は、そもそも10億円の返済能力がない人に10億円を貸してくれる人はいない。

壁とは「一段が異常に高い階段」であり、「成長するためのイベント」として定期的に発生する。

「三流は壁を避ける」「二流は壁を乗り越える」「一流は壁を楽しむ」


第三章      ノーミス人間になる思考アルゴリズム



20 成果を一夜にして台無しにする3大欠落的欠点の法則★

成果を上げるには「欠点を無くす」ことが重要。

普通の人に比べて極端に欠落していることを「欠落的欠点」という3つ大きな物がある。

①    ケアレスミス
②    スケジュール管理
③    タスク漏れ

例えば・・
・「たいしたことないこと」にいちいち目くじらを立てられる
・「ちょっとしたミスをしただけ」なのに真顔で叱られる
・「どうしようもない理由で遅れた(電車の遅延など)時、以前より強く怒られる。
・「たまたま1個案件が抜けただけ」なのに自分だけ集中砲火を浴びる

これらは周囲と自分の「常識の違い」から生まれる。

・自分欠点に真正面から向き合えた瞬間、憑き物が落ちたように飛躍的に成長する。

・人は3週間続けると週間になる。
「3大欠落的欠点」を解決する具体的方法。

ジョハリの窓を活用する。

21 「欠落的欠点」を克服するジョハリの窓の法則★★


22 人のせいにしない人に変わるこの世に仕方の無いことは存在しない法則★

「評価される人とされない人の違い」→「自責(自分のせい)で改善に取り組む人」

・この世に「仕方のない」ことなど存在しない。

ミスが多い人は「チェックをしないからミスが多い」
タスクを忘れる人は「わかるようにメモしない」
道に迷う人は「方向音痴なのに地図を持たない」

※無意識のうちに自分を納得させるカセをかけている。それはダメ。
原因が自分にあると考え、物事を改善させる為の方法を考える。
「思い込み」や「固定観念」を無くして、本来の自分の能力をフルで活用しよう。

23 最強チェックシートの法則★★

チェックシートを使うメリット3つ
・漏れがなくなりクオリティが上がる
・所要時間が二分の一から五分の一程度に減る
・チェックシートの精度が上がれば、誰にでも仕事を任せられる。


24 反対意見も必ず調べる法則★

医師・弁護士・公認会計士・一級建築士・システムエンジニアなどといった専門家に聞く前に自分で調べて自分の意見を持とう

専門家は自分の範囲外の事は知らない可能性が高い。そのため少しはずれた部門であやふやな答えが返ってくることがある。

肯定派、否定派など、どちらの意見も聞いた上で、よく考え判断する。


25 肯定的イメージコントロールの法則★

・部下や同僚をいい方向へと導くためのコツがある。

プラスのイメージ(肯定的)を思い描くような言葉かけ、行動をする

梅干しをイメージすると、酸っぱい印象が生まれ唾液がでる。
「絶対に真っ赤なカラスをイメージしないでください」と聞くと、頭に「真っ赤なカラス」を思い浮かべてしまう。

このように、イメージで思い動く動物こそ人間。

Before
①    「水をこぼさないで」
②    「変化球に手をだすな」
③    「ミスをするな」
④    「黙ったまま会議に参加するな」

After
①    「コップをテーブルの上に置いて」
②    「ストレートを打て」
③    「丁寧にチェックしよう」
④    「会議では必ず発言しよう」

「やった方がいいこと」の言葉かけ&肯定的なイメージ作り


第四章      自分で考え行動する人の思考アルゴリズム


26 アイデアだけでは無意味の法則★★

アイデアそのものに価値はなく、過去に誰かが実行していて失敗している可能性

①    ニーズがない
②    実行が難しい
③    誰も気づいていない(思いついたアイデアが過去に実行されていない(確率は低い))

※アイデアをビジネスとして形にしていくことに意味がある!

アイデアをビジネスとして形にする時に意識すべき2点
①    競合が参入することを前提に事業プランを立てる
②    参入障壁をつくる

オンリーワン商品を目指す必要。


27 リモートワーク=アマゾンの法則★


ネット空間→自分の興味のあるものを深掘りできる。
リアル空間→自分の興味のあるなしに関わらず、あらゆるものが飛び込んでくる

リモートワークはアウトプット、インプット共に、情報を獲得する能力によって問題なく行える人と問題が起きる人にわかれる。


28 リモートの欠点を補う「社会人脈資産」の法則★★

「GOOD&NEW」24時間以内に起きた良かったこと(GOOD)、新しい発見(NEWS)を一人一分話して社内で共有し、拍手をするとりくみ

北の達人(著者の会社)ではこれを取り入れている。

ここで言えるのは社内のコミュニケーション、人脈作りが必要だと言うこと


29 アルキメデス経営の法則★★★

「前人未踏のチャレンジ」と「勉強不足のチャレンジ」を混同してはいけない

「前人未踏のチャレンジ」→「前人未踏だから誰にもわからない」
「勉強不足のチャレンジ」→「ただのギャンブル」

2つの違いを生み出す要因は?

不確実なものを見通せているか、先行事例を調査・研究しているか
その為に・・
わからないこと、知らない事を徹底研究したか

成功確率だけで無く、「いくら投資すればいついくらになって帰ってくるか」など、事象の関連性を数字で見れるようにする必要。
物事の関連性を数字で見るべき=アルゴリズム


30 直感を数字に置き換える法則★★★

物事に行き詰まり、上手くいかなかった理由を考える際、数字に落とし込んで考えてみよう。


問:単価500円のある商品が2000個必要なので、発注しようとしたら、取引先から2500個発注してくれたら単価450円にしますよ」と言われた」どう考える?

答:
個数         単価        総額
2000       500円      1000000円
2500       450円      1125000円

総計差        個数差       差分の単価
125000円    500        250円

今回の場合必要なのは2000個。安いからと言って買いすぎると破棄して損がでる。

500個=250円と本来購入の半額。
だから半分の250個が売れなくても(破棄になっても)
本来の500円で250個買ったことと同じになる。

本来の予定よりプラス250個売り上げられる見込みがあれば買い。なければ無し。


31 1時間集中すれば必ず答えが出る法則★★★

「一年以内に1億円の利益を稼ぐ方法を1時間集中して考えてくれ。
1年間で1000万円稼ぐにはどうしたらよいか?」

多くの人は「思いつかない」
アイデアがでても
「株をやる」→株で1000万円稼ぐ方法を知らない
「友達に相談する」→友達が1000万円稼ぐ方法を知っているわけではない

方法を見つけた人「私は家庭教師をやっていますが、時給2000円なので、1日14時間、358日やれば1000万円稼げる」と言った。

そのまま実行とは行かないが、しっかりと考えてアイデアを絞り出す、実行可能レベルまで落とし込む事が重要。


32 新しい事に挑戦したくなる 成功確率70%でチャレンジの法則★★

※物事にチャレンジする際、「70%の確率で成功」をチャレンジするラインに設定する。

・ここで大事なのは70%に達するまで徹底的に考えて調べる。
・失敗したらデータを蓄積して、今後の失敗を防ぐ。
・同じ失敗は成長がないのでダメ。
・失敗した時、致命傷にならない範囲で限定する。
90%の確率でうまくいくが、もし失敗したら100億円の負債を抱えて会社が倒産するような場合はチャレンジ×

33 年代ごとステップアップの法則★★


34 成功者の2割にフォーカス★

成功している人とは適切な距離をとる必要がある。
あまりにも近づきすぎると1人の人間として見る事になり、「家でビールを飲んでゴロゴロしている」など、悪い部分に目が行くので、結果成長に繋がらなくなる。

・師匠を弟子が追い抜く(寝食を共にする)
・2代目社長が成功する
事が難しいのは、この「成功者に近づきすぎると学べなくなるジレンマ」がある。

歌舞伎、財閥系企業とは上記と違い、体系的に教える仕組みがある。
幼い頃から親子で一定の距離を保ち、敬語で話すなど。

※成功者から学ぶ方法「2割の長所」に集中して学ぶ。

筆者は8割の「普通」「欠点」を見て、「自分と大して変わらないな」という考え方から
「なんでこんな姿があるのに、こんなに成功しているのだろう。自分が気づいていない所がある」という考え方に変えた。

結果、自分に足りないのは「行動を実行に移す率」と気づいた。

自分より優れた人を見て、「こういう所がダメだ」と短所を探すか
「優れた部分だけ学ぼう」と思い、2割の長所を集中して学ぶのか。

これによって自分の人生は180度変わる。


35 「今がチャンス」は見送る法則★★★

本当に成功したいなら「10年後、20年後」も続くビジネスを作るべき。

「今がチャンス!」は「今だけがチャンス」であり、一過性ではないのか?

ビジネスは経験を積み上げていきながら成長する必要がある。


36 成功した先人に聞いてみる法則★

筆者が自身のビジネスで伸び悩んでいる時、同業者と月商100万円を稼いでいる人にアドバイスをもらった。

「抽選で0名様にタラバガニプレゼント」という企画をやり、メルマガに登録して貰い、読者を増やす作戦。

同業者→「プレゼントに応募する人はタダで欲しいだけだからダメ」
月商100万円→「プレゼントをタダで欲しい人は一定いるが、顧客になってリピートしてくれる人もたくさんいる」

・思い込みで集客の可能性を封じ込めている←ダメ
・自分が思った戦略で成功している先人を見つけて、徹底的に聞いてやる。

そこまでやってダメならそれでいい。


37 凡人が先天的リーダーを超える後天的リーダーの法則★★★

エース=一番仕事ができる人
キャプテン=メンバーを引っ張るリーダー
監督=作戦を立ててメンバーの人選を行う人

日本ではエースがキャプテンになることなどが多いが、上手くいかない人が多い。
これはエースとキャプテンで別の能力が必要だから。

※元々リーダーシップが備わっている人は、社会人になるまでに何度かリーダーを経験している。
学生時代に仲間を集め、積極的に動く人、誰から言われなくてもリーダー役を引き受ける先天的な人=リーダー素質がある。

上記のような人になろうと普通の人が努力してもダメ。
違う形、「後天的リーダー」を目指す必要。

後天的リーダー=縁の下の力持ち

「後天的リーダー」の役割
自らが先頭に立つのではなく
「メンバーの取りこぼしを拾う」
「メンバーの嫌がることをやる」
「メンバーの責任を自らが負う」

「やるべきだが誰もやらないめんどくさい事」
↓やり続けると?
・最初はあの人すごい!とは賞賛されない。
しかし続けていると、「あの人がいるからこの仕事が回ってくる」と気づく人が現れる。
その時に初めて、「単に目立つ先天的リーダー」ではなく、
「プロから認められる本物のリーダー」になる。=後天的リーダー


第五章      成功者の思考回路をコピーする



38 思考回路コピーの法則★★★

成功している人としていない人の差に「物理的」な要因は全く存在しない。
あるのは「この世の中で「誰に」「何を」伝えているのか」

どんな人でも「誰に」「何を」伝えるかを適切にやれば成功できる。
「誰に」「何を」伝えているかを見るには今の時代簡単にできる。

SNSやYoutubeなど、ネット上に成功者がやりとりをしている文章や動画がいつでも見返せる状態で保存されている。

これを何度も読み、見る。何一つ漏らさず、何度も徹底する。
こうして文体や画風が似てくる、口癖がうつってくると「思考アルゴリズム」が似る。

その上で、「自分らしさ」をのせることで成功者を超えることができる。

※成功者の基盤をマネして作った上に、自分らしさをのせることで、「成功者」は作られる。


39 自分を捨てると成長する★

成長→理想の自分に向かって自分で課題を設定し、自分で工夫勉強、スキルを身につける
上達→「理想の自分」と「今の自分」のギャップを埋める必要。


40 一流を知る法則★

例:高級な服ばかり着ていると、安い服を着たときにすぐに気づく。
高級なギターばかり弾いていると、安いギターを弾いたときすぐに気づく。

※良い物、良い人、良い環境でいると、悪い物にすぐに気づけるようになる。
しかし、悪い物ばかり、自身が三流の場合、一流のものと接する事ができる環境に身を置かないといけない。

なぜなら三流は二流(いずれ一流だがまだ二流、万年二流)の違いに気づく事ができないから。

「本当に良い物」を知るとだまされないようになる。


41 自動的に見方が増えるタワーマンションの挨拶の法則★

タワーマンションには様々な階級(お金持ちの度合い)がいるが、相当のお金持ちほど礼儀正しく、自分から率先して挨拶する。

これは「見方を作りやすい」生活をしている。
まわりの好感→仕事の上達→お金持ち に繋がる

※ 普段から礼儀正しくする。“たまたま”ではなく“いつも”こそ成長への課題。


42 つるむ人と同じ年収になる 価値観で結ばれた友達の法則★★

友達は2種類ある。
・環境で結ばれた友達(家が近い)
・価値観で結ばれた友達(考え方、行動の優先順位)

勉強熱心は成績が良い、やんちゃな人は今ひとつ(たまに例外)
これを「同質化」という。※大人になると同質化は加速する。

ある調査によると、「普段から親しい5人の平均年収を計算すると、自分の年収になる」
すなわち「友達によって年収が変わる」

“重要“
「実際に夢を実現している人」のそばにいると、自分がどんどん変わってくる。

これは何回も見返す価値あり。



43 好き嫌いは7:3の法則★

人から自分に向けられるパワー(人数✕強さ)の7割は「好き」3割は「嫌い」
「人にどう思われるか」が気にならなくなると、心は穏やかになる。
 
「自分らしく自分の正しいと思う生き方」
「自分の感情で楽しいかどうか」
をベースに生きていくべき。



44 お金で幸せを買う法則★

お金の使い方、バランスを考えてお金を使う。収入が増えればより気をつける。

「幸せはお金で買える」
お金で寄付、助けることができるので、お金で不幸を避ける事はできる。


45 幸せは足下にある法則★★★

時間があまりにもたっぷりあると、「時間を使う能力」がすごく落ちているが故に、「忙しい」となって、とても仕事をしているわけではないのに、何もしていない状態に陥る。

①    「忙しい」と感じたら、逆にやるべき仕事量や作業量を3倍に増やす。その後元に戻すとひまになる。
②    もっと忙しい人を見ると、「忙しいと思っていたけど、あの人の三分の一でしかない」と思うので、忙しさのイライラはなくなる。

「お金や時間の使い方のコツ」をマスターすれば、今のままのお金や時間でも人によっては充分ゆとりを感じる事ができる。

※幸せは足下にある。

★売上・利益には知名度を上げる必要はない。
知名度はユーザーに向けてのみ上げるもので、ユーザー以外に対して知名度を上げるのは間違い。

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