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伝説の女優・鰐淵晴子は防空壕で生まれた!?

明後日8/15は76回目の終戦記念日です。
TVで、取り上げる機会が増えています。

コロナ禍が、「戦時中のような抑圧感
」と、どこかで読みましたが、戦争は
国によって情報統制され、国に命を預
けて戦い尊い命を散らさなければなら
なかった、正常ではない環境でした。

女優・ヴァイオリニスト・歌手である
鰐淵晴子さん(1945生)の記事に目が
とまりました。

(yahooニュースより引用)

 1950年代に天才バイオリン少女
として脚光を浴び、60年代には松竹
映画の正統派女優として「原節子の再
来」と称され、70年に渡米して衝撃
的なヌード写真集を世に出すなど時代
の先端を走る…。

そんな数々の伝説を残した女優・鰐淵
晴子が、7月に都内で行われたトーク
ショーで戦時中に防空壕で生まれた自
身の過去など「ファミリー・ストーリ
ー」を語り、よろず~ニュースの取材
には若き日の長嶋茂雄氏と出会った思
い出を明かした。

 父は世界的なバイオリニスト・鰐淵
賢舟氏で、母はウィーン生まれでハプ
スブルグ家の末裔となるチター奏者・
ベルタさん。
ナチスドイツが台頭する中、ウィーン
に凱旋したヒトラー総統と街頭で目が
合ったベルタさんは「これはまずい」
と直感し、夫と共に日本に行くことを
決めたという。
 鰐淵は45年4月、終戦4か月前に
疎開先の茨城県内の防空壕の中で生ま
れた。
東京大空襲の翌月だ。「母は1人で私
を生んだんです。赤ちゃんだったから
覚えてないですけど、まあ、なんとか
(成長して)様(さま)になりました」。
戦後、6歳でバイオリニストとしてデ
ビューし、50年代は子役として活躍。
その代表作が55年の「ノンちゃん雲
に乗る」だ。
 「ノンちゃんの雲はグラスファイバ
ー製で、ずっとチクチクしてものすご
く痛かったんですね。
撮影が終わったら急いで帰った。
お風呂で足に刺さったガラス繊維を取
りたくて。
母親役の原節子さんはありえないよう
な美しさと気品を兼ね品えて、そこに
いるだけで空気が変わった。
私の母と話があったようで、家に遊び
に来られたこともありました」
 65年の主演作「ウナ・セラ・ディ
東京」を最後に松竹から離れ、東映で
梅宮辰夫さんと共演した「花札渡世」
(67年)といった名作も残し、70年
に写真集「イッピー・ガール・イッピ
ー」を発表。
ニューヨークの街頭などで撮影した前
衛的でアート性の高いヌード写真が話
題になった。
 美輪明宏ら時代の先端を行く人たち
が個性を発揮した東京12チャンネル
(現テレビ東京)の「私がつくった番組
マイテレビジョン」(72-73年放送)
が近年、CSの日本映画専門チャンネ
ルで再放送されたが、その中に鰐淵の
回もあり、「女優という職業を通して
、自分の持っている『いろんな女』に
なってみたい」と渡米後の新たな可能
性を模索する発言が印象に残った。
 その言葉通り、鰐淵はその後も東映
での主演作「らしゃめん」(77年)な
どで「いろんな女」を演じ、90年代
には林海象監督の「我が人生最悪の時
」(94年)や「遙かな時代の階段を」(9
5年)といった「私立探偵 濱マイク」
シリーズの映画に出演。
永瀬正敏の母親である伝説のストリッ
パ―役で存在感を発揮した。
 近況について、鰐淵は当サイトに「
本を出さないかという話もあります。
まだ分かりませんが、少女時代からア
メリカに行くまでは自分の中でメモし
ています。
渡米し、写真集を出して新しく自分の
力で生き始めた頃の話もあります」と
明かす。
佐藤氏は「時代の先端を行っていた女
優さん。
映画界でもとんがった才能の作品に声
がかかり、特に林監督とはがっぷり組
んで、濱マイクシリーズではなくては
ならないファム・ファタール(※魔性の
女)になった」と解説した。
 最後にプロ野球界のスターとの思い
出を聞いた。
23日夜、東京五輪の開会式で聖火ラ
ンナーとして登場し、改めて注目を浴
びた長嶋氏だ。
 「当時、私は多摩川沿いに住んでい
て、巨人の練習グラウンドが近くにあ
ったのですが、父と散歩していると、
巨人に入団して間もない長嶋さんが『
鰐淵賢舟さんですよね。
僕はクラシック音楽が大好きで、お父
様のバイオリンをよく聴くんですよ』
とお声をかけてくださったんです」
 長嶋氏が声をかけたのは、当時、
すでにアイドル的な人気のあった娘
ではなく、バイオリニストの父だっ
た。ミスターの「クラシック音楽好
き」が伝わるエピソード。
鰐淵は懐かしそうに振り返った。

戦時中に防空壕の中で、生まれた時
から、波乱万丈な人生を感じます。
長嶋監督は、クラシックがお好きな
んですね♪

それにしても鰐淵晴子さんは、綺麗
な女優さんですね!
14歳ですでに、大人女性の容姿です。
才能豊かで素敵な女性ですね♪

『ノンちゃん雲に乗る』は、1951年に
出版された石井桃子の児童文学作品。
1955年に鰐淵晴子の主演で映画化され、
翌1956年にはテレビ化された。
【あらすじ】
8歳の女の子、田代信子(ノンちゃん)
は、ある春の朝、お母さんと兄ちゃん
が自分に黙って出かけたので、悲しく
て泣いていた。
木の上からひょうたん池に映る空を覗
いているうちに、誤って池に落ちてし
まう。
気がつくとそこは水の中の空の上。
雲の上には白いひげを生やしたおじい
さんがいて、熊手ですくって助けてく
れた。ノンちゃんはおじいさんに、
自分や家族の身の上を打ち明ける。

(Wikipediaより)

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