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100万回禁煙失敗した看護師が教える㊙️禁煙術 第4話 あなたも禁煙できる。

こんにちは。
ここまで読んでくださってありがとうございます。

今日は、禁煙の仕方について具体的にやっていきます。

もし1話を読んでいない方は、最初から読んでいただけると理解が深まります。是非1話目から読んでください。

今回の話は特に第3話の話と密接に関わります。
3話は熟読でお願いします。



人間は直感で決める


人間は毎日、1つ1つの行動に対し、選択しているように感じますが、
実は過去の経験からいつもと同じ物を選択しています。

例えば、お昼ご飯を選ぶ時、
数あるフードコートからどうやって選びますか?

「いい匂いがしたから。」
「お昼は〇〇と決めてるから」

あまり悩まずに直感で決める人が多いと思います。
とにかく早く食べたいと思うほど、直感で決めますよね?

直感で選ぶ時は、
自分の今までの経験上、この匂いは美味しいに違いない!とか、
そういう物差しで決めると思います。

これが過去の経験から、いつもと同じ物を選ぶ心理です。


人の思考は二段階


人間の頭はシステム1と
システム2という
2つの思考に分かれています。

システム1は直感
システム2は熟考


システム1の直感で決めれなかったものは
次のステップのシステム2に行き、考えるという感じ。

じゃあなんでこんなシステムに分かれているかいうと、
脳が疲れてしまうから。


就職して初めての出社などは、何にもしてないのに緊張して疲れますよね?
非日常的な経験なので脳がサボれずに疲労してしまうんです。

逆にめちゃくちゃ忙しくても、単純作業をずっとやったりする方が「何も考えなくてもできる」ので、脳が疲れにくいです。


タバコも全くそれと同じで、朝起きたら吸うとか、食事の後やお昼休みの後に吸うという習慣ができているので、何も考えずに当たり前のように喫煙できます。

逆にこの習慣がなくなる方が非日常なので、禁煙を頑張っているうちは、禁煙のことで頭がいっぱいになって疲れます。


認知的不協和を逆手にとる


第3話で認知的不協和の話をしました。

タバコは体に悪いし、お金も減る、こんなメリットのないものはない。
と、普通ならわかります。

しかし、タバコを吸いたいという事実は否定したくありません。
だから、「そうは言っても私にとっては大事なものなんだ!」
と、不協和の矛盾をねじ曲げて正当化する。

これが認知的不協和の例です。


禁煙をするにはこの認知的不協和を逆手にとることが重要です。

そのためにはある事実が必要なのですが、
何かわかりますか?

ちょっと、考えてみましょう。


正解は、

タバコを吸わなくても特にいつもと変わらなかった。
という事実です。

この事実を手に入れることができると、
(自分にとって必要不可欠だと思っていた)タバコが
「意外に、そうでもなかったな。」
と、認知を変えることができます。


喫煙者は、勝手にタバコという存在を魔王のような決して対等には戦えない相手のように感じてしまっています。

必要以上に相手を恐れているのです。
この認識があるとなかなかタバコを辞めることはできません。

相手を恐れすぎるのは負けに行ってるようなものです。


禁煙するには、成功体験の積み重ねが一番!


それではどんなことをやれば禁煙できるかを考えていきます。

さきほども言ったように、必要以上に恐れては逆効果です。

「タバコって俺にとって必要じゃないのかもしれない…。」

このような認識ができるチャンスを作るのが大切です。


例としては、

・3時間我慢できた
・6時間我慢できた。
・12時間我慢できた。
・24時間我慢できた。
・タバコを吸わなくても少し我慢したら慣れてきた。
・体調が悪くなると思ったらそうでもなかった。
・朝起きたときの目覚めが良かった。
・無駄遣いしにくくなった。

このように禁煙行動に対する評価をしていくと良いです。

この成功体験が増えれば増えるほど
禁煙は簡単になってきます。



ということで、今回これまで。
5話目をまた後日noteに書きます。
次の回が禁煙術最後の予定です。

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