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100万回禁煙失敗した看護師が教える㊙️禁煙術〜第1話 禁煙できないのはほんの一部の人


あなたは、

・タバコを辞めたいと思っている。
・愛する人にタバコをやめてほしい。

このどちらかですか?


■タバコは百害あって一利なし


この言葉を使うと、
「タバコを吸う人にしかできないコミュニケーションがある!」
と、反論がきそうです。

もしそんな反論がきたら、僕はこう返します。

・タバコを吸わない人にしかできないコミュニケーションもある
・禁煙できた人しかできないコミュニケーションもある
・タバコを吸ったことが人にしかできないコミュニケーションもある

…。
言い出したらキリがありませんが、
タバコを吸うことで得られるメリットは本当にありません。



タバコは超危険!


タバコ吸う人はこんな感じで歳をとります。

20代:「やめたいけど、今すぐじゃなくてもいいかな。」
結婚前:「結婚したらやめようかな。」
結婚後:「子供ができたらやめようかな」
30代:「同僚のあいつがやめたら考えるよ。」
40代:「50になるまでは吸おうかな。」
50代:「誰にも迷惑をかけていない。」
60代:「肺癌になっても延命は希望しない。」
70代:在宅酸素を設置しても、隠れて喫煙。

70代のところはマジで危険です。喫煙は血圧も上げるし、火気厳禁の酸素を吸いながらタバコ吸うんですから狂気であり凶器!

酸素吸いながらライター火つけて口に近づけたら鼻毛爆発して
気管支を火傷しますから。

あ、ちょっと面白おかしく聞こえたかもですけど、
もし本当にそうなったら重症の熱傷です。
最悪の場合人工呼吸器で管理しないといけません。
(コロナで人工呼吸器使えなかったら…。恐ろしや)

それでも吸いたいんですから
ぼくは「早めにやめれてよかった〜。」
と、めちゃくちゃ思います。


大丈夫。タバコはやめれる。


今日は第一話ということで、(全5話の予定。)
いわゆる導入部分なんですが、

「タバコがどれだけ体に悪いか!」

なんて、
みなさんわかってると思うので飛ばします。

大事な導入部分で
みなさんの”変わりたい”意思を削ぎたくないのです。


簡単に僕のプロフィールを説明すると、

中学:平凡な中学生。高校受験失敗。
高校:平凡な高校生。大学受験失敗。
一年浪人後、看護学校入学。
この頃からタバコを吸い始める。
5年後に看護学校を卒業。24歳。
29歳で結婚。結婚1ヶ月前に卒煙。


こんな感じです。

まぁ、わりと失敗だらけの人生です。
サラッと卒煙。なんて書いていますが、
それまでに大小含めて10回くらいは禁煙失敗しています。

一番の最長記録は一年くらい禁煙できました。
逆に最短は1日くらい。


タイトルは100万回になってるので完全に嘘になりますが、
「やめようかな〜。やめたいな〜。この1本でやめようかな〜。」
このくらいの実行に移さなかった小さな意思は1万回くらいはあるかもです。

でもでも、やめて五年たつし、
もし間違えて1本吸っても依存しない自信もあります。


ちゃんと僕の禁煙術を真似すれば必ずやめれます。


もちろん失敗はする。


今回の禁煙チャレンジでやめれるなら、苦労しないっす。

自分の人生だから何回失敗しても大丈夫。

でもね、
タバコを吸うことで得られるメリットは本当にありません。
これだけはマジです。



タバコは合法ですが、
同じ依存性のある麻薬の方がメリット大です。

あ、僕は大麻とかやってないですよ。
やってないけど、これもマジ。

だって、医者は人生のどの段階においても
「タバコはやめなさい」と言うけど、
患者を痛みから救うためには
「麻薬を処方します。」と言います。


タバコは依存性があるものなんで、
禁煙は一度は失敗します。

かくいう僕も失敗したので。


禁煙できないのはほんの一部


僕がタバコを吸い始めたのは18歳。
当時は周りの友達はみんなタバコを吸っていました。

っと、思っていました。

でも、禁煙した今冷静になってみると、
あの当時もタバコを吸っていなかった友達は割と大勢いたんです。

自分が吸ってたから、
みんな吸ってるのが当たり前と思っていただけだったんです。

そうです。

喫煙者って意外に少ないんですよ!

「いやいや、僕の周りはみんな吸ってるよ!」
と、思いますか?



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これは成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)です。


平成30年までのデータしかありませんが、
男性全年齢のデータは30%を割り込んでいます。


思ったより少ないでしょう?


あなたはどのくらいだと思いましたか?
50%を切ると思いましたか?




30%を切ると思わなかったあなたは、
バイアスがかかった状態です。

バイアスとは、”かたより”。


自分も吸ってるから、他の人も当然吸っている。
みんな吸ってるから何も問題ではない。

こんなふうに偏った考えになってしまうのですね。

この10年で10%くらい喫煙者が減っているに、
気づかないんです。


バイアスがかかった結果、
タバコをやめなくても良いと思えるような情報だけを集めて
自分の脳を”禁煙は必要ない”と洗脳していきます。




正しい情報をインプットすることが禁煙の第一歩。

第一話はこれにて終了です。

この記事で伝えたかったのは、
とにかく喫煙にメリットなし
ということです。

冒頭で、
「タバコを吸う人にしかできないコミュニケーションがある!」
というような反論がきそうといいました。


あなたにここまで読んでもらえて本当によかったです。

たしかに、
「タバコを吸う人にしかできないコミュニケーションがある!」
は、本当です。

でもそれは、あってはならないコミュニケーション

「タバコを吸うのって肩身がせまいですよね〜?」
「あなたはやめようと思ってませんよね?」
「あなたがやめない限り、私たちは友人ですよ!」

自分だけが喫煙者で取り残されたくないから、
”あなたに喫煙者でいてほしい”
と、足を掴まれてる状態です。



そして今。あなたは、このように思っていませんか?

「そんなの、お前の思い込みだ!」
「本当に喫煙者同士にしかできないコミュニケーションがある!」
「禁煙に成功したからと言って、調子に乗るなよ!」


それもバイアス。あなたの思考の偏りです。


喫煙者は自分の習慣を変えたくない。
タバコは必要なものなんだという考えを大事にします。


もちろん、習慣を変えるのは大変なこと。
それは僕も実際に何回も失敗してるのでわかります。

僕は10年以上喫煙してました。
そして、何回も禁煙失敗しました。

たかが数回失敗したぐらいで落ち込む必要ありません。

何回でもトライして良いのです。

もしあなたが一回も禁煙にチャレンジしたことがないなら、
是非僕に騙されてみてください。




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