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Story3 美術家安野谷昌穂さんのこと

Sound&Art Book「銀河ノコモリウタ」総合美術を引き受けてくださった安野谷くん。

昨年開催した宮沢賢治朗読音楽会でも美術を担当、
みんなで旧グッゲンハイム邸に森を作り、そこに現れ出たのは彼の手によるさまざまなモビールの銀河でした。(撮影は飯田 昌裕さん)



初めて出会ったときに、彼の自筆のTシャツを見て衝撃を受け、いつか一緒に何かできると素敵だろうなと思っていた矢先にあれよあれよと売れっ子に。
コムデギャルソンやズッカに採用され、コラボワークを発表し、その後は"世界一美しい本を作る"といわれているドイツのSteidl社より作品集を出版するなど、新進気鋭の美術家として注目される存在になっていました。(写真3枚目〜6枚目©︎安野谷昌穂)



声をかけてもいいものかどうか、
と長らく躊躇していたのですが、何度見ても彼の作品からは存在にレイヤーする未知の次元が写しとられている。

宮沢賢治作品を形にするうえで、見たかった宇宙を表現できるのは彼しかいない、と確信がありました。そしておそるおそるオファーすると"やりたい!"と快諾してくれたのです。
その後、当時横浜に住んでいた彼と打ち合わせで久しぶりに会った時に、
「子どもの頃に宮沢賢治の朗読CDが好きでよく聴いていたんです。」という話を聞いて本当に驚きました。


都市からの移住、自然の中での制作を経て、
最近の彼の作品からは、以前にも増して自然宇宙の視点が重なってきているように感じています。
今回の作品テーマ「その耳、どこまでひらけるか。」
は、都市中心の生活から失われた超感覚を、もう一度ひらくには、という試みが込められています。

「みる」「きく」「ふれる」
音やかたちや色、ことばなどあらゆる角度から、人と自然との豊かな共生の形を発見できるように、宮沢賢治の視点とわたしたちの視点を重ね合わせながら練り上げてゆければと考えています。

kawole/歌手
管啓次郎/詩人
柴田元幸/翻訳家
小島ケイタニーラブ/シンガーソングライター
辺口芳典/詩人・俳優
渡辺亮/パーカッショニスト
Isa Guitarra/ギタリスト
竹中裕深/チェリスト
安野谷昌穂/美術家

この作品はクラウドファンディングのページから支援ご購入いただけます。(9/30 13:00〜スタート,11/28まで)

公開前限定サイトはこちらから見ていただけます↓
https://camp-fire.jp/projects/485253/preview?token=3a0yokmt

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