日本共産党・松竹伸幸氏除名に対する、党外の反応(まとめ)2023/2/8
共産党は、党首選は「党内に派閥・分派はつくらない」という民主集中制の組織原則と相いれないという立場だ。激しい路線論争が繰り広げられていた時代ならともかく、現時点において、他の公党が普通に行っている党首選を行うと、組織の一体性が損なわれるというのなら、かえって党の特異性を示すことにならないか。
朝日新聞 社説 2/8
(朝日社説)共産党員の除名 国民遠ざける異論封じ▶︎これは党外の一意見です。共産党は規約に基づいて除名、松竹さんの「批判」を「攻撃」と断定。いつもの表現です。問題はそれが党外からどう見えるかです。僕は違った解決法があると思っていたので、残念です。
有田芳生(ジャーナリスト)
前より開かれてきた、と思っていたのに残念です。
井上事務所(井上ひさしと米原万里の著作権 及び公式サイトを管理している事務所)
「昨日、問題にされた本を急いで読みましたが、
『なんでこれで除名?!?!』という内容。言論・表現の自由は民主主義の基本。共産党はすぐに判断を撤回した方がいい」と訴えた。
江川紹子 ジャーナリスト
>それこそ大きなお世話。自分自身の、的外れで余計なツイートを正当化するための、見苦しい正当化上塗り。 ツイート意見
<僕は日本社会に共産党が必要だと思うからこそ、今回苦言を呈しているつもりなんですけどね。ちょっと批判されただけでこういうトーンで石を投げてくる人がいる。相田和弘(映画作家)
外から見ていると、「あ~ァ、やっぱり共産党か」となってしまいますよね。万が一、野党共闘で政権奪取したら、共産党がいるからヤバイよな、ということにならないだろうか? 最近、共産党を支持してきた者として、もう、野党共闘は無理だから共産党から手を引こうかな、と思ってしまう。 ツイート意見
別に党内で安保や党首公選について議論したら良いじゃない。私だって不満に思うことをバンバン言って議論するよ。それで自分が間違ってたなって思うこともあれば、私の意見が反映したなって思うこともある。 そういうことをしないで、いきなり記者会見って、より良く変えたい人の態度じゃないと思う。
ツイート意見
松竹さんの提案に対して「真摯に受け止めて、党内での議論を深めたい」という「大人の対応」をしておけば、「対話に開かれた党」というイメージを形成することにもなり、地方選でも有利に働いたはずなのに、その計算が立たなかったこと。などなどを申し上げました。今からでも遅くないので、「いろいろ党内外からも意見があったことを重たく受け止め、改めて処分については再議したい」といってこの問題をペンディングすることが一番傷が少なく、得るものが多いことに気がついて欲しいです。
内田樹(「希望の共産党」寄稿者)
共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20230205/k00/00m/010/223000c…
大変残念な話。共産党が市民と野党の共闘を言うなら、自らも市民社会の常識を共有する党になる必要がある。
山口二郎(政治学者)
すごく注目してたけど最悪の結末に。中には中の理屈があってもそれを通したら外からどう見えるか考えられなかったのかな。松竹さんはプレスリリースで「事態が大きくなりすぎた」とおっしゃってるがものすごい動揺が党内で起きてるのかな。
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