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富の象徴。

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 お金持ち、いいですね。なりたいものです。実際はそうでないとしても、しみったれているように見られるよりは、リッチな雰囲気の方が自他ともにいい気がします。

 今日は私が思うリッチな雰囲気について書こうと思います。

白いものを白いままキープできてる人。

 私は洋服を買う時、つい黒かネイビーばっかり選んでしまい、私のワードローブはほとんどがダークな無彩色。それは好みもあるけど、幼い頃から、うっかり性格が災いして、いつも袖口を汚してたというのも大きい理由です。

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 小学校の時、教室でいつも白いブラウスを着ていた女子、ノートも筆箱もカバンもいつもピカピカ。大人になって再会した時も 事務職の会社帰りしだったのにも関わらず、白い上着の袖口が真っ白で、ああああ!なんて上品、高貴だと。

 白い洋服は白をキープするのに身のこなしに注意を払わないといけないし、洗濯、クリーニングに手間もかかるので丁寧な生活を送っている事がリッチなイメージに繋がるんでしょう。

小さなスーツを着ている人。

 私が20代の頃、西麻布のクラブで出会ったフランス人の若い医師。憧れだったという日本にバカンスで来ていました。フランス好きだった私とバーのカウンターで意気投合。これは恋の予感❤️と、話はお互いの仕事の話に、、、

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 緊急で運ばれてきた時、大怪我してる時はハサミで洋服切ったりするんだけど、女性で下着が上と下で揃ってない人はちょっとなー。身元がはっきりしてない人がたくさん運び込まれた時は、下着が上下揃ってる人の方が、きちんとしてると判断されて(お金もきちんと払ってくれる可能性が高い)先に処置されることもあるよー。僕たちはそのことを小さなスーツを着てる人って呼んでるんだ。

・・・・その時の私の下着は上がグレーのスポーツブラに毛が生えた程度のものと、下は 黒のトランクスっぽいもの。頭の中で聞こえましたよ、

あああああこの恋は終わった、、と。

 それから私は高価でなくても下着の上下は絶対に揃えるようにしました。そんなことでまさかの時に命の選別されたら溜まったものじゃありません。

髪の毛のボリューム。

 黒髪だろうが、グレイヘアだろうが、ボリュームがあれば様になり、特に後頭部の膨らみは富の象徴です。50年代のビーハイヴがオリジナルなのかな。とにかくきちんとしていて余裕があるように見えます。

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 いつも意識して、少し膨らますようにしていますが、悲しいかな、私は細毛で量も少なくて。なので、人前に出る少し前まで 常にカーラーを巻いています。あまりに長い時間、巻いているので、一緒に働いていた友人に見つかって、もらったあだ名がおばさんNEXT DOOR, ドラマや映画で犯人の隣に住んでるおばさんみたいだと。

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  リッチでなくても、貧相に見えないようと、心に止めているのがこの三つなんですが、共通するのは余裕と丁寧な身支度と立ち振る舞い、なんですかねー。

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 そうなるといつも焦りがちで、物事を慌ててやってしまう私の性格が一番問題な気がします。富には遠いなあ。

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