コンビニスタッフはモチベーション最低がスタートラインと心得る。

こんにちは！ごきげんになれるライフコーチ、ギンちゃんです！

私はコンビニで店長をしていたので

オーナーの代わりに面接をすることもよくありました。

その中で志望動機を聞くこともありましたが

ほぼほぼ覚えていません。笑

大体は

「接客が好きだから」

です。

無難な志望動機です。

そして他にも話を聞いていると

・他に働けるところが無いから

・コンビニだと気軽に働けるから

という消極的な所に行きつきます。

なのでモチベーションだけで言うと

警察官やパイロットやお医者さんや

ディズニーランドのように

ここで働くのが目標、夢だったんです！！

というキラキラした目で面接に来る子はまず居ないです。

面接に受かるためのキラキラした目です。でもそれでいいのです。

たまに嬉しいのは近所の子供だった子が「ここで働きたい！」

と言ってくれる子が居るときです。

これは私がずっと目標にしていたモチベーションの最高ラインで

その為の種まきはずっとしていたというのもあります。

ただしそういう子も一生コンビニで働くわけではなく

将来の事を聞くと〇〇になりたい！というのが

常ですね。

だとするとコンビニの仕事というのは

職業のモチベーションで言うとあくまで

「人生の通過点、目標達成の為の踏み台」

という立ち位置になります。

なかには「将来オーナーになりたいからコンビニで働く」

という方もいるとは思いますが

それも将来の目標の為の通過点に変わりはありません。

だとするとゴールではない通過点、踏み台だとすれば

お店でできるのは

「最高の通過点、踏み台になる事」

だと私は思っています。

なのでお店のスタッフには

警察官やパイロットやお医者さんや

ディズニーランドのように使命感を持って

働いてもらうような事はしません。

ですがそうなれる為のサポートは

全力でしようと思っていました。

将来看護師になりたい子が居るとしたら

看護師になりたいと思った動機を聞く。

動機にはこういう風になりたい、ああいう風になりたい。

と言った理想やゴールがありますから

それはコンビニでも訓練、達成できますよと。

看護師で言えば子供のころ手術をしてもらって

その時にお世話になった看護師さんがステキだったと。

「優しくてキラキラしてて憧れた・・」と言った言葉が出たら

じゃあ今からそういう優しくてキラキラしてて

人の心に火を灯せるような憧れられるような接客をしてみましょう！

色々な価値観の人と接する仕事だからとにかく人を見ていきましょう！

気難しいお客様の心を開かせるにはどうしたらいいのか考えながら接客してみましょう！

という感じで持っていく。

「いい会社に入りたい。」

という子が居たら

報連相の仕方、スーツを着たお客様の身だしなみチェック

領収書の書き方、出世する方法、上司から可愛がられる立ち回り

手に取れる書類は全て手に取って読んで見る

パワハラへの対処法、考え方

お店のデータを分析してみる

あたりまえの事をあたり前にやり遂げる事の大事さ

等をコンビニの仕事を通してで掴んでいきましょう！と

持っていく。

セブンの仕事をセブンだけで終わらせない。

最高の踏み台として高く遠くに飛んで行ってください。

という事を日々伝えていくと

「ただの駒として利用してる訳ではないんだなぁ」と

感じてもらえます。

コンビニに憧れて入ってきたわけでは無くても

将来に活かせる、将来に繋がる仕事だと思ってもらえたら

自分で考えを深めながら仕事をするきっかけになります。

特に将来なりたいものは無いんです。

という子には

「目の前の人を本気で喜ばせる事に集中すると必ず道は繋がりますよ。」

と伝えるようにします。

「お給料をもらってるからその分働いてね。」

ではやる気満々にはなれません。
最高でもお給料分しか働こうと思えません。
そのうえでダメ出しなんぞしようものなら
お給料に我慢料が加わるので更に働き分は減ります。

（我慢料に関してはまた別の記事に書きます。超重要です。）

遠くのゴールを見ながらその為に直接的では

無いにせよ今の経験がかならず未来に繋がるんだと

伝えることで

最初のモチベーションは低いとしても

思ったより面白いぞ、発見があるぞ！と思ってもらえるようになります。

その為には店長が率先して

「最高の踏み台になってやる！」

「最高の場所へ飛び立たせてやる！」

「セブンの枠からどうぞはみ出してください！」

「その為に自分が持っているものは惜しげなく

伝えてあげる！役に立たなければ聞き捨ててもいい。」

「あなたを単なる駒としては扱わない！」

「夢や目標の話を聞かせてくれ！」

というスタンスで接する事が最も重要です。

私はスタッフの夢や目標を聞いたらそのジャンルの本を数冊読みます。

そして読んだ後にその本をプレゼントします。

ただし読まなければいけないとか
読んでない事への負い目は持ってほしくないので
「これはただのおせっかいだから読まなくていいし
感想も聞かないです。捨てても売ってもいいですよ！」と伝えます。

最高の踏み台になりたい。ただそれだけなんだよ。

唯一求める見返りは自分自身の想う空を飛んでくれることだよ。

という事だけを伝えます。

実はそれでもスタッフのモチベーションが劇的に上がることはあまり無いです。そこを期待はしてません。あくまで無数にある種蒔きのひとつです。芽が出たらラッキー！位の。
かといって自分も新たな知識や考え方が身に付くので全く損にはなりません。

ただ自分自身の店長としての在り方、生きる姿勢を再確認出来るだけです。

スタッフのモチベーションの事について書こうとしたつもりが

店長としてのモチベーションの話になってしまいました。

でも店長のモチベーションが一番大事ですよね。

なのでこれはこれでいいかなと思いました。

スタッフの無限の可能性を信じ切れば

勝手にスタッフはこちらの想定以上に成長していきます。

スタッフのモチベーションうんぬんの前に

自分自身のモチベーションはどこから来ているのか？を

掘り下げる方が大事かもなぁと思いました。

なぜ店長になろうと思ったのですか？

店長として一番嬉しい瞬間はなんですか？

店長としてどう在りたいですか？

さぁここからがスタートですっ！
あなたは無限の可能性を秘めた店長ですっ＼(^o^)／

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