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#018 帰省 レトロ病院 タイムスリップ

私は兵庫県の田舎に住んでます。サービス業に従事している会社員
土日休みなんてサービス業🎌にはかなりハードな希望休日になってしまうので、GWもなし、お盆長期休みも取れない中、子どもたちをどこかに連れて行くのは難しくなる為弾丸で実家の徳島に日曜日から月曜日まで帰って来ました。
子どもたちは月曜日学校をお休みさせました。
帰省して様々気が付いた事があります。


昔からある病院に行ってみた

徳島に帰る前日からトイレが近くなり、「もしかしてら膀胱炎?」と思いつつ実家に帰省しました。子どもがいる中自分の予定だけで外出するのは子どもの見守り要員を確保するのが難しいので、兵庫に戻る朝に子どもたちは親にみてもらい、近所にある幼き頃行った事のある内科に行きました。

中に入ると、スリッパが昔ながらの茶色のスリッパ!そしていわゆる昭和のレトロさが残る狭い窓口。

デジタルサイネージもなし、代わりに待合室には県内の感染、病気の発生件数が黒板で週単位で記載されてありました。

壁掛けの大学からの寄贈の振り子時計があり、、ボーっと眺めているとフラッシュバックのように35年くらい前の記憶が蘇ってきました。
当時も大きな振り子時計がありました。おそらく当時からあるものだと思います。
当時と今の答え合わせをいつの間にかしてしまい、
小さき頃、風邪をひいて不安な気持ちで高熱の中病院に行き、口数の少ない男性の先生から診察をされ、窓口で甘い飲み薬をもらいました。家に帰宅した時のなんだか不安から解放された時の安堵感を思い出しました。

めちゃくちゃトイレに行きたくなり、忙しそうな看護師さんにお声掛けして、検査室のトイレに案内されました。
検尿を置く戸棚もシルバーのただの扉です。これもレトロ感がたまらないと思ってしまいました。

出て来たお医者さんは なんと!

そんな事をしていると、診察室に呼ばれ、中に入るとなんと若い可愛らしい女性が白衣を来て座っていました。 

「よろしくお願いします♡」

とにっこり笑ってくれました。

どうやらこちらの小柄な女性が先生のようです。
おそらく先代の娘さんなんだろうと思います。明らかに私より若くそれなのに大変しっかり真摯に話を聞いてくれたことに感動しました。
あの昔のおじさんを勝手に想像していたので素直に驚きました。

結局のところ私は歳の病気の過活動膀胱ではなかろうかと言うことで1週間の薬を処方してもらいました。
急に現実に戻される(笑)

その後精算の時に呼ばれ、窓口を見ていると、「お知らせ」的なものは、紙にマジックで書かれてあり、これもレトロ感満載。
当時は窓口で薬をもらっていたが、今は昔からあった隣の薬屋さんが佇まいを変え、調剤薬局となり過去から現代に再度引き戻されました。
この小一時間で時空を超えて来たタイムトラベラーのような気持ちになりました。

建物自体は経年劣化を感じる部分はあるが、看護師さんがチャキチャキ作業しながらも、常連らしきおばあさんに声掛けしながらされているのを見ると、この病院は組織運営が健全に回ってるのを感じました。

娘さんが後継になるのも覚悟もいっただろうし、彼女だからスタッフがついて来てくれたのかな?と感じました。私もしっかりスタッフ一同価値提供し、地域から愛される組織して行こう!とお医者さんの佇まいをみて、私は大変感化されました。

レトロとテクノロジーの融合

あの病院も雰囲気がいいからずっと残って欲しいと思いました。
おそらく全国にこのような病院は多く存在すると思うのですが、
クノロジーやシステム導入をうまく使いながら、変貌していくことがこれからのこの病院の課題だと思います。それはそのまま日本の医療の課題であろうと感じたのも事実です。

様々な方と職業柄関わることも多いですが、中小企業、どこもIT人材が不足していて、新しいシステム導入が後追いになっていたり、社長や幹部職1名程度でネットワークやサーバーの管理をしている会社も少なくありません。
人海戦術でどうにか回すのではなく、システム導入にそれなりのコストをかけること。
長期的には全国民がITリテラシー上げて、テクノロジーの苦手意識をなくしていくことが大事です。
小学校から進んでるGIGAスクール構想も学生が一人1台パソコンを持つようになってるアルファ世代なので、15年後くらいには少しずつもっとテクノロジーが身近になっていくだろうと期待したいところです。


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