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7インチ盤専門店雑記151「アスク・ルーファス」

チャカ・カーン、結構好きなんです。音楽のはなしというよりは、キャラクター的に…ですかねぇ。元々笑っているような顔の人と勝手に思い込んでいますから、勝手ついでにもの凄い明るいキャラというイメージで捉えています。

チャカ・カーンとの出会いは中学生の頃ですから、今更ながらに分かっていたのか?という疑問すらありますが、まあ大ヒット曲、スティーヴィー・ワンダー提供曲「テル・ミー・サムシング・グッド」はいまだに大好きな曲です。

もう一枚、アルバムでは「ストリート・プレイヤー」もかなり好きな方ですかね。実はリアル・タイムで買ったのはこの辺までだったりします。自分にとって、洋楽の入り口はブラック・ミュージックだったのですが、その後はハード・ロックやプログレの方が多くなりますからね。

その後、「アイ・フィール・フォー・ユー」の大ヒットが出る頃までは忘れてました。結局レコードの価格が暴落してから「アスク・ルーファス」をようやく手に入れ、「嗚呼、やっぱり好きだわ」と思った次第です。ただ「こちらの年齢が違うせいかな」と思っておりますが、チャカ・カーンに対する印象が全然違っておりまして、歌の上手さみたいなものを思い切り意識したのがこの盤なんですね。アルバムでは一番好きかもです。

チャカ・カーンに関しては、「もう少し年取ったらジャズ・ヴォーカルのアルバムでも出さんかな」と思っていたら、しっかりジャズ寄りに行ってくれまして、マイルスにもフィーチャーされたり、頑張っていたんですけどね。何だか80年代後半以降は尻すぼみになってしまいました。ちょっと残念です。

まあ、でも、イメージ的にはこのあたりですかね。いつもニコニコ、アッパーなイメージです。結構元気もらってます。

ちなみに、自宅の近くにわちゃごな堂というパン屋さんがありまして、店名の由来は、パブロ・クルーズかいな、ナッシュヴィル・ティーンズかいな、それともチャカ・カーンかいな、などといつも思いまして、一度オーナーさんに訊いてみたいなと思っているんですけどね。







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