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7インチ盤専門店雑記240「ライ・クーダーの切り口」

7インチ盤専門店としては、パイオニアの「ロンサム・カーボーイ」のCMタイアップ以外に語ることが少なくて、こうやってライ・クーダーを取り上げることは少ないのですが、実のところ、よく聴くアーティストです。ただあまりに切り口が豊富で、お客様と話題にするにしても、どの部分がお好きかでまるで違うはなしになりますからねぇ…。

全期間を通して、セッション音源なども結構頑張って集めた時期があるので、それなりに盤は揃っています。自己名義のものは当然ありますけど、アナログで揃うかというとそうも言えないので、CDで済ませているものも結構多いわけです。活動期間が長ければ当然そうなるんですけどね。加えて、こちらも気まぐれですから、日によって好きな音楽が違ったりするもので、ライ・クーダーのどの時期が好きかなんて毎日変わります。まあその日の気分ではない部分を面白くないなど、軽々しく言えない人ですしね。どの時代の音源もお好きな方がそれなりにいらっしゃいますし、ともあれ、どの時期の音源もクオリティが高いので、聴いていて辛くなることはないですね。

ただ正直なところ、音源が多すぎて、絞り込めないとも言えます。ラジオ番組でライ・クーダー特集をやりたいと考えても、瞬時に3回分はしゃべりのネタが思いつきます。あかんです。これまで「アラモ・ベイ」のサントラはかけているし、ストーンズ絡みも少しかけているという程度ですから、まだ自由度は高い。ブエナ・ビスタ関連はアナログの時代ではないので、置いといて…。メックス系の色が強いカリフォルニア3部作ものもCDしかありませんから、まあ置いときましょう。自己名義のスタジオ録音盤は10枚ほどですが、一枚につき放送一回で特集したいくらいですが、ラジオでもよくかかっているでしょうから後回し…。かかっていますよね?…どうかな?結局サントラやセッション音源あたりが面白く語れるということで、俎上に載せ易いわけですね。

サントラだと、「ロング・ライダース」や「ボーダー」あたりが好きですし、語り易い。参加ミュージシャンもジム・ディッキンソンやジョン・ハイアットや、デヴィッド・リンドレーといった好きなあたりですからねぇ…。まあこの辺を中心に据えて、まず1回やりますかね?…そうなると、隠し玉もあるから、面白い回にはなりそうですが、果たして本質を突いた内容を意識すべきか?

結構ダイレクトに政治的な内容の発信もする人じゃないですか。その辺まで考慮に入れた内容にすべきなんですかね?この辺のことはライ・クーダーに限らず、毎度迷うところなんですよね。あまり政治的なコメントばかりでも、聴いていて面白くないでしょうし、かといって、アーティストの本質部分としては紹介しておきたい…。悩ましいんですよね。…あれ、しばらくライ・クーダー漬けになってしまいそうですね…。


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