見出し画像

清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 満席御礼:追悼JEFF BECK

トーク・イベントを再開するにあたり、テーマは悩ましいと思っていたところに、「ジェフ・ベックの追悼はやらないのか」というお客様からのご要望があり、あっさり決めてしまったんですけどね。…ジェフ・ベックのイベント、難しいんですよ。好きな曲をかけるだけでも5時間は優に超えますから…。しかもラジオ番組と違って、スクリーンもありますからね。おそらくお客様の好きな曲も伺ってリクエスト・コーナー的にやる時間帯も持ちたいではないですか。マイルス・デイヴィスほどではないにせよ、結構時代でやっていることが違う人ですからね。皆さんお好きな曲がそれぞれあると思うんです。

そして、一週間前の時点で4名様のお申込みをいただいておりまして、特に考えもせずに「お席のご予約はお早目に」と告知したところ、あっさり満席となってしまいました。もちろん席数が以前より減らしてありますからね。仕方ありません。もうマスク着用やらは求めませんし、パーテーションもイベントの時は外します。それでも参加者の皆さんが安心して楽しめるように気はつかいます。

コロナはまたまた増加傾向にあるようですが、死ぬほどのものではなくなったという考えなのか、マスクをしている方の数もグッと減ってきました。暑いから仕方ありませんやね。自分の場合、基礎疾患持ちですから、やはりかかるわけにはいかないもので、同様にかかるわけにはいかない声のお仕事の人たちと一緒に、カッチリ対策をしております。自分の身は自分で守れということなんでしょう。しょうがないです。面倒な時代、面倒な季節です。

まあ、如何せん、満席のイベントが控えているんです。可能な限りしっかり準備はしますとも。手が抜ける性格ではありませんから。結果としてイマイチだったりすることはありますが、そこは「忘却が特技」「よーし、次行ってみよ~」と。ストレスを抱え込んでいたら潰れますぜ。人生一度キリ、都合の悪いことはさっさと忘れる、面白そうなことにはとりあえずアタマを突っ込む。イベントやるなら、自分も楽しまなくちゃね…。

それにしても、ジェフ・ベックという御仁、面白いネタがいろいろあります。一緒に何度もライヴに行っているカミサンは、ジェフ・ベックがMCには全く熱心でないことをよく知っていますから、語っているヴィデオで面白いものをチェックしていたりすると驚きます。「ジェフ・ベックがしゃべっている!」と。今、イベント準備中のフォルダの中には「語るジェフ」というフォルダが入っておりまして、インタビュー動画のファイルがいっぱい並んでおります。限られた時間でどれをご紹介するか、絞り込んでおく必要があるわけで…、いろいろな意味で時間がかかる人なんです。

「追悼JEFF BECK」って、曲を聴いて故人を偲ぶとかで済ませるとでも思ってます?…これでもかってくらい、ネタ満載のジェフ・ベック特集のことですよ…。イベント本体を2時間半で終わらせて、30分はリクエストとか思っていたんですけどね…、今の段階で3時間フルにやっても全然足りなくて、2回に分けるかとか考え始めているんですけど。…この性格、何とかしないとマズいですね…。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?