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7インチ盤専門店雑記061「マージナル・ラヴ」
「マージナル・ラヴ Marginal Love」マライア Mariah (1981)
日立Lo-DのCM曲です。Lo-Dといえば渡辺香津美の「ユニコーン」があまりにインプレッシヴですが、翌年はマライアだったんですね。彼らのサード・アルバムのタイトル・チューンです。
清水靖晃(Sax)、笹路正徳(Key)、土方隆行(g)、渡辺モリオ(b)、村川ジミー聡(Vo)、山木秀夫(Dr)というメンツですが、個人的には土方さんと山木さんが非常に好きで馴染もあるのですが、清水さんと笹路さんは「上手いなぁ」というところです。つまり、このグループはテクニックを聴くというイメージしかありません。
あの時代、結構尖がっていたテクニック集団は、アルバム5枚で終了しているようですが、個人的にはここら辺までなんです。何でも貪欲に聴いていた時期がこの辺までで、この後ジャズに手を広げてしまいますし、他にも聴きたいものがいっぱいあった時代です。結局「上手いなぁ」で終わってしまうんですよねぇ…。音楽の魅力はテクだけではありませんからねぇ。その辺が難しいところです。リスナーを魅了する力も含めてのテクニック、という考え方でよろしいのでしょうか。
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