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7インチ盤専門店雑記029「ガダ・ダ・ヴィダ」

「ガダ・ダ・ヴィダ In-A-Gadda-Da-Vida」アイアン・バタフライ Iron Butterfly (1969)

サイケデリック・ロックの象徴とでも申しましょうか、今聴くと少々厳しいものがあります。なんせこの曲、17分ちょいもあります。アルバムではB面1曲です。さすがに通して聴くのはかなり勇気が要ります。ところがシングルは2分52秒という短さです。エディットし過ぎでしょうという気もします。この短さに価値を見出すかですね。7インチ盤の存在価値はそこにしかない気もします。

この人たち、究極の一発屋です。他の曲は全く売れておりません。誰も知らないよなあと思いつつ、もう一枚保有しております。かなりお歳の方も、「他にシングルあったの?」なんておっしゃってました。私もこの演歌みたいなタイトルの曲の7インチ盤を見つけたときはビックリしました。

1968年リリースのセカンド・アルバムは累計3000万枚とか言われていますけどね…。本当ですかね?まあ売れたことは売れたみたいです。当時アメリカに滞在していた方からうかがった話では、よろしくない煙もくもくのパーティのときには必須の曲だったということで、そこは理解できるんですけどね。そんなに売れましたかねぇ。

このバンド、まだ活動しているんですね。…ビックリです。

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