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7インチ盤専門店雑記242「ライ・クーダーのライヴ」

ヘッダー写真はニック・ロウと一緒に来日したときのチケットですが、これは忘れられないライヴの一つですね。実はあまり期待していたわけではなかったのですが、予想を裏切るよさでした。オジサン2人がニコニコニコニコ、楽しげ~にやってました。ああいうライヴは大好きです。オーチャードホールを出て、駅に向かう坂道をくだっているときに、何だか幸せな気分だったことまで憶えています。

ラジオ番組の次の収録のうち、一本がライ・クーダーの特集を予定しているんです。常連さんや知人などの意見も聞いて、選曲は概ね固まってきました。ライ・クーダー名義のオリジナル盤を一枚も使わないと言ったら、笑われますが、やはり時期で傾向がまるで違う人なので、アルバムから1~2曲ずつというやり方では面白い内容にならない気がするんです。ご本人がそのことをよく分かっていると思うんです。なぜなら、通常のアーティストはベスト・ヒット・ライヴ的な内容が定番ですが、この人はどの時期のライヴかでまるで内容が違いますからね。どの時期にスポットを当てるか…ですよね。一昨日の雑記でヘッダー写真に使ったライヴ盤は例外的に楽しめる選曲なんですけどね。

そんなわけで、今月のモスト・ハイを叩き出した日の業後、疲れてヘロヘロになりながらも選曲がアタマの中を巡っているのですが、「案外こんなときに聴きたいと思うもので構成すれば、万人向けとは言わないまでも、楽しめる内容になるんじゃないの?」という安易な自分がおりまして、元々予定していたセットリストを少し手直ししたら、妙に落ち着きのいいものができました。…でも「1時間番組でライ・クーダーを特集しますというときに、このセットリストを作る人間は世界中どこを探しても、自分しかいないな」という自信もありまして、曲を聴きながら楽しくなってしまいました。…うん、これはないな、ライ・クーダーもビックリするだろうな…。


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