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清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 健康ですか?

ここ3日ほど体調が最悪でして、緊急事態宣言下の休業をいいことに、一日のうち、かなりの時間を寝て過ごしております。もちろん寝ることに飽きて掃除をしたりもしますから、随分自宅の中がキレイになりました。ヘッダー写真部分の埃をとったのは何年ぶりでしょうか。具合が悪いのなら横になって本でも読んでたらという気もするのですが、これが無理なんです。文字なんて目に入ってこないんです。

もともと狭心症で早期退職したような人間ですから、もう少し自分自身をいたわるべきなんでしょうけど、体重を20kgほど落としたことで随分調子がよくなり、少し調子こいてましたかね。体重は安定していても、いつの間にかまた血圧や心拍数がよろしくないことになっておりました。血圧が160-110程度、脈拍も100前後、というのが安静にしているときの数字です。ここまで心拍数が上がると、むせて喋れなかったり、目の焦点も合いにくくなります。もちろん集中力なんてゼロです。下を向いてデスクワークしているだけで辛いので、結果として寝ているしかないということになります。

掃除と言うにはあまりに単純な整理整頓に近い作業をしながら、普段はなかなか聴けないCDを流しているのですが、レビューを書くこともままなりませぬ。とりあえずどんなん聴いておるか、ご紹介だけしておきます。

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まずはマデリン・ペルー、21世紀のビリー・ホリデイとか言われておりましたが、この艶のない独特のハスキー・ヴォイスがいいんです。全体に録音もよくて、低音成分豊富です。癒されます。

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レベッカ・マーティン。ダンナさんのラリー・グレナディア氏もジャケットに登場しておりますが、もともとはジェシー・ハリス人脈で、ポップとジャズの世界を行き来していらっしゃいます。アコギの演奏は相当のレベルかと思います。右に写っているアルバムの1曲目「Lead Us」という曲はマイ・フェイヴァリットの100曲には入る大好きな曲です。

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サーシャ・ドブソンもジェシー・ハリス人脈ですね。ジェシー・ハリスの来日公演のときに前座的に歌っておりまして、一発で気に入りました。最近はノラ・ジョーンズと一緒にプスン・ブーツなるユニットでも目にしますな。ちょいと個性は足りないのかもしれませんが、歌は上手いです。

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最後にベッカ・スティーヴンス。テイラー・アイグスティのアルバムにフィーチャーされていて知った人ですが、この人の声も好きですね。この人は、レベッカ・マーティンとグレチェン・パーラトと3人でティレリーというユニットを組んでおります。ティレリーはかなりいいアルバムをリリースしてくれておりますが、そちらはアナログで買いましたので、お店にあって今は聴けないわけです。実はそれを聴きたくなってしまい、その代わりになるようなものを探して、いろいろ女性ヴォーカル・ウィズ・アコースティック・ギターの音源を流していたというわけです。

お店を始めてからはあまりCDを購入するということはしておりませんので、みんな少し前のアルバムばかりですが、やっぱりこの辺はいいですねぇ…。何だか少し気分が上向いてきましたから、血圧と脈拍も落ち着いてきたのかな…。やっぱり健康であることは大事ですね。ミュージック・セラピーの日々にならないよう、もう少し頑張らないといけませんね。


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