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7インチ盤専門店雑記076「ボニーとクライドのバラード」

「ボニーとクライドのバラード The Ballad Of Bonnie And Clyde」ジョージ―・フェイム Georgie Fame (1967)

7週連続で1位だったビートルズの「ハロー・グッバイ」を1位から下した曲なんですと。ちなみに「アイ・フィール・ファイン」を1位から下したのもジョージ―・フェイムの「イエ・イエ」なんですと。

彼のシングル曲が60年代に3曲あって、3曲とも1位になっているんですと。…それは凄いことかもしれませんね。もちろん英国の話ですけど。まあ、オルガン奏者というイメージしかありませんが、この人のコンプリート・ディスコグラフィは作れるものでしょうかね。もの凄い数のコラボがありそうです。Wikipediaなんか最初から諦めているようなページですね…。

この曲のタイトルで「おっ!」と思う方は、…映画に詳しいとか言うつもりはありません。年齢ですね、年齢。昔だったら誰でも判るボニーとクライドのことを歌っているわけですが、「俺たちに明日はない」を知っているかどうかなんて、令和時代になったらもうどうでもいいことかもしれません。アメリカン・ニューシネマの先駆的作品と一応は書いておきますけどね。

でも、あの頃映画が好きだった方にはちょいとしたお宝でしょう。私はもう少し後の世代ですから、あまり拘りのある曲ではないんですけど、…お高めの値札をつけておきましょうかね。

こういう時代を語れる盤があると有り難いというか、面白いんだ。お店でこんなのをレコード・ラックに面出ししておいておくと、なんだかんだ説明してくれたりする方は多いですね。そして話こんだりすると、だいたい「ビールもう一本」とかいうことになるんですけど…。(笑)


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