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清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 花見がてら…

「車窓からの花見がてら3本収録」…などということをSNSで投稿しながら、ラジオ番組の収録に行ってまいりました。

「本日の締めは、水神森から亀戸緑道公園の夜桜見物。ちょうちんはいらんなぁ…。」ということも書いておりました。わかる方にはわかる、私の移動経路ですが、結局3本収録して、バス亭まで走るように移動して店に戻り、収録で使ったレコードを置いて、さらに亀戸駅乗り換えルートで帰宅するわけです。まあ、「夜桜見物」というのは最終バスに間に合わず、亀戸から自宅まで歩くはめになったということなんですけどね…。

最近、夜遅くのこの路線(豊海水産埠頭⇔亀戸駅)は、越中島駅から乗り換えてくるのか、ネズミ王国から帰ってくる人々で激混みなんです。しかもおそらく地方や海外から遊びにきている方なんでしょう、都バスに乗り慣れていない方が多く、バスが頻繁に遅れるんです。昨日も10分近く遅れての運行で、亀戸駅の乗り換えが間に合わず、歩きとなったわけです。

まあ、1分しか乗り換え時間の余裕がないバスに乗る方が悪いというか、文句言えた筋ではないのかもしれませんけどね。それでも、着ぐるみに近いような格好の連中がバス内に大勢いるという妙な状態はプチイラどころか、かなりイラつくわけです。窓の外を眺めて、「お、ここの桜の木はだいぶん大きくなったな」とか考えて、意識を逸らさないとやってられません…。花見を楽しむ日本人的感覚が、微々たるものですが、私にもあるようでして、一応救われます。

昨夜は「追悼特集」「リクエスト特集」に加え、個人的にはかなりチャレンジだった「J-ROCK特集」の3本を収録したわけですが、まあ予想通り、ディレクターK氏のウケは大変悪く、ボロクソ言われながらの収録となりました。ウケ狙いは基本ないのですが、「それでも少しは誰でも知っている曲が何曲かないとリスナーさんは面白くないかな」などということは考えるので、最近ラジオでかからなくなったであろう曲の中でも妥協点を見出す作業になるわけです。それが洋楽ならまだしも、邦楽となると、さすがに個人の趣味以前の問題として、皆さん思うところがあるようなんです。…皆さんというのは、番組の企画を練る段階で、常連のお客さんやスタッフさんなど、いろいろな人たちの意見も聞くので、ディレクター氏のご意見のみではないんですけどね。

ディレクター氏からは「このバンドならこの曲じゃないだろう」とか、「この線で語るなら、このバンドの方がよかったんじゃないか」的な意見が飛んでくるわけです。ご存知のように全曲アナログ盤でお届けする番組ですから、もう手遅れなんですけどね。それを承知で、いろいろご意見が飛んでくるわけです。でも、方向性としては、「リスナーに媚びるな」というものなんです。…いいんですかね?本当に、いいんですかね?それでなくても「リスナー置いてけぼり番組」と言われているんですよ。媚びることはしませんよ、もちろん。でもその方向性を押し進めるということは、私の個性バリバリの選曲でいいということなんですよね…。知らないぞ~、ただでさえ「聴いたことない曲ばかりかかる番組」と、局の人からも言われているというのに…。

どうやら、次回収録分、5月OA分あたりから、選曲の傾向が変わるかもしれませんねぇ…。楽しくなってきましたねぇ、さっそく次回収録分の選曲に取りかかってますけど、…いいんですかねぇ。夏に向けて、レア音源、コアなあたりが出ますよぉ。…ふっふっふっ。

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