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7インチ盤専門店雑記026「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」

「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント Do What You Want, Be What You Are」ダリル・ホールとジョン・オーツ Daryl Hall & John Oates (1976)

ホール&オーツとの出会いは1976年のアルバム「BIgger Than Both Of Us」でして、「リッチ・ガール」「バック・トゥゲザー・アゲイン」「ロンドン・ラック・アンド・ラヴ」などとともに、夢中になって聴いたのがこの曲でした。大好きなアルバムでしたね。この曲はホール&オーツの共作となっております。

「ロンドン~」はサラ・アレンさんも作者にクレジットされておりまして、「おお、サラだ」と直ぐに曲も書く人なんだと気がついたわけですが、結局ずっと結婚しないままだったんですね。最近知りました。サラさんと私は誕生日が同じで、なんでか親近感を持っているんですけどね。

この人たち、作者クレジットが結構ハッキリしておりまして、「レノン=マッカートニー」みたいないい加減なことはしておりません。どちらの曲か、共作か、その他の人間も参加しているかがしっかり分かるようになっています。このアルバムでは最も好きな「バック・トゥゲザー・アゲイン」がジョン・オーツ作でして、彼の立ち位置がもう少し前に居るように見えておりましたが、後のヒットがね…。サラさんも「プライヴェート・アイズ」や「アイ・キャン・ゴー・フォー・ザット」「マンイーター」あたりにクレジットされていますから、このユニットにとって重要人物であることには変わりないでしょうけどね。

印象に残っているのが、アルバム・ジャケットに見えるリッツの箱でして、「アメリカにもフツーにあるんだ」ということが嬉しかっただけなんですけどね…。

ホール&オーツのシングル盤は、「キッス・オン・マイ・リスト」以降はそれほど珍しくもないのですが、それより前となると、何故か玉数は少ないし、お値段も相当なものです。何でなんですかね?「サラ・スマイル」なんてお宝中のお宝です。「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」もレア度は相当のもので、入手難易度はB+~A- ではないでしょうか。

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