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sweet butterfly

発酵ジンジャーエールGINGER SHOOTシリーズのsweet butterflyについて 

この商品は醸造所ができてから2年が経ち、独学で学んできた発酵ジンジャーエールの醸造技術が一定のレベルに達したところで「誰からも愛される飲み飽きしない発酵ジンジャーエール」というコンセプトの元に製造されました。
ライトなユーザーに最もウケの良い、スタンダードな商品として造られていますが、発酵ジンジャーエールの特長も兼ね備えた、満足感の高い仕上がりになっています。

sweet butterflyの特徴

スタンダードな商品と言っても、「白い花」の特徴的な香りがあり、発酵の奥行きや複雑さも感じられ、甘酸っぱくキュートなだけでは終わらない、神秘的な魅力が人気の秘密ではないかと感じています。
その特別な味わいはもちろん発酵によるものが大きいのですが、実際に隠し味として、3種類の白い花と日本酒の酒粕も少量入れています。

この商品は特に製造時の香味の移ろいが面白く、仕込みを行った当日は、全然華やかな香りがしません。なんだか草っぽい香りの中に生姜と酒粕が鎮座しているような野暮ったい香りです。多分、花の香りはこの奥に隠れて感知できない状態になっているのだと思います。さらに発酵が始まって数日は硫黄の様な香りも出始め、全然美味しくない…どころか若干不快な味わいです(笑)
しかし、不思議なことに発酵が完了すると、臭みが消え、なんだか奥深い旨味に変わったような印象が出てきて、最後に加糖し柑橘果汁で酸味を足す頃には「美味しい…」と思えてきます。

白っぽい、発酵中のsweet butterfy

ですが、一番興味深いのはこの後で、冷却と加圧をしながら、数日熟成させると、だんだんと透き通ってきて、ここでやっと白い花の香りが顕著に出てきて、ボトリング時には不思議なほど華やかな味わいに変化している、という具合です。

このままでも華やかで美味しいのですが、ジンバックや酒バックは特に秀逸で、何杯でもゆっくりと飲んでいたい衝動に駆られます。
オススメの割合はジンバックなら、ジン 1 : sweet butterfly 5、酒バックなら日本酒1 : sweet butterfly 3くらいでしょうか、飲める方は是非試してみてください。

【名前の由来】
弊社の商品では最も甘く、蝶が寄ってきそうな花の香りを備えていることから。

【商品情報】
名称:発酵炭酸飲料(ノンアルコール)
商品名:発酵ジンジャーエール GINGER SHOOT sweet butterfly
原材料名:糖蜜(さいたま市製造)、生姜、レモン、酒粕、スパイス(3種の白い花) / 炭酸
栄養成分表示(100mlあたり):熱量34kcal、たんぱく質0.1g、脂質0.1g、炭水化物8g、食塩相当量0.00g (推定値)
保存方法:直射日光・高温を避けてください。
賞味期限:製造から1年
製造者:(株)しょうがのむし(さいたま市見沼区大谷1262-3)

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