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保育園グッズ製作記録 箸入れ

新学期、保育園で必要なものをいろいろと揃えないといけなかったけれど、あまりプラスチック製品を増やしたくなかった。環境問題もさることながら、プラ製のものは自分で修理できないのがもどかしい。保育園で必要と言われているからという理由だけで我が家としては不要なものを購入するのが嫌だった。

それで作ったのが箸入れ。これは「洗いものが減るよ。洗濯機に入れればいいから!」と言って妹が教えてくれたもので、楽でいいやんと思って作ったんだけれど、上に書いた私の希望を叶えてくれた。
https://book.nunocoto-fabric.com/23842

三角に折った布の箸を縫い止めて袋状にしてそこに箸を入れる。あとは布を折りたたんでくるくるっと丸めて紐を巻き付けるだけ。指先の訓練にもなるしいいやんと思って作った。

ところが、何度も練習したはずなのに娘は保育園で開いたりしまったりができないらしく「これはやめてください」と保育園の先生。「みなさん、普通の箸箱もってます」と。うむー。100円出せばプラスチックの箸箱は買えるけど、なんとかならないかな..。それで、少しでも箸を入れやすくするために布のもう片端を縫い留めて、紐はゴムに替えた。それでまた娘と練習。

でもやっぱり保育園からは「自分で開けられないので箸箱のほうがいいです」と。自分で開けられないのであれば本末転倒なので、もう仕方ない、と思って脱プラの意地もあって木の箸入れを購入したその日、保育園に娘を迎えいくと先生が「箸入れこれで大丈夫です!」と言ってくれた。補正したゴムの箸入れをきちんと使えたらしい。あーよかった〜とひと安心。

手作りしたという満足感もそうだけど、自分で調整して娘が使えるものを作れたということが嬉しい。ちなみに1か月半くらいして娘はゴム部分を紐に戻したものを使えるようになった。「紐に戻そうね」と話したときの娘のワクワクした表情も印象的だった。

まあ、娘は「みんなはこんな箸箱持ってるよ」と羨ましそうに話してくることもある。そのうち流行りとかいろいろ出てくるよなー私もそんな思いしたことあるしな。でも娘の成長を見られた私の喜びは減らないわけだし。そんな感じで、面倒くさいことに飛び込んでいると思われてると思うけれど私は楽しく勝手に好きなことをしています。

あとから探したら、私の補正バージョンと同じ箸入れを作っている人、いた。みんなこうやって試行錯誤しているんだろうな。
http://ginghamtic.com/howto/post_7881.html

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