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サクラサクラ 四月 一汁九菜

ソメイヨシノ
大島桜

薄紅色
はかなげな白


ずっと花曇りの日が続き、昨日は荒天春の嵐、それらが嘘のようにしずまり、四月十日、久しぶりの春の桜日和。

文様もんようの器に少しずつ春の料理を盛りつけて
サクラサクラ四月のランチ


時計回りに
古伊万里染付桜松文四寸皿(明治) 
明治九谷花見文小皿
色絵桜樹文転写プリント中皿(東博ミュージアムショップで購入)
色絵柴垣桜文大皿転写プリント色鍋島小皿(サントリー美術館ミュージアムショップで購入)
漆塗菓子皿~子どものころ運動会やお花見のときの取り皿と使っていた懐かしい器


器が決まったら次は献立

旬の食材を用意して、そう手間もかからない料理、これが大事。
気合を入れて二三日前から下準備するおもてなし料理は、まぁ、もうほんとにたまにでいいのです。


ケの献立に少し華やかさを加えられたら、それがいい。

料理をどの器に盛り付けようかと考える時間が最大の娯楽ですかね
ちょこまか一汁九菜の献立です

献立
梅風味の桜ごはん
胡麻豆腐と花麩で桜の季節のお味噌汁
サーモン・アボカド・菜花の花霞はながすみ和え
だし巻き玉子
アスパラガスとえのきだけの辛子醤油和え
ふきと鶏ひき肉の信田巻きと桜人参
金目鯛の実山椒醤油焼き
筍の塩麹マヨから揚げ
シャドークィーンのマッシュ
白花豆甘煮
紫キャベツと紅白大根、胡瓜糠漬け


糠漬け以外はこの日の朝に作りました
ま、気長なシニア暮らしですから


梅風味の桜ごはん
梅肉と色付けにハイビスカス&ローズヒップティー
三月末に桜花の塩漬を探したらどこも売り切れ!なので桜花の飾りはなし
胡麻豆腐と花麩で桜の季節のお味噌汁
白味噌がなくて十割麹味噌で 
どちらも大島桜っぽい色合い 派手さがないなぁ


玉子焼き
プレーンヨーグルトと塩麴で調味
まん丸に成形したかったのに気合いが足りなかった、残念
アスパラガスとえのきだけの辛子醤油和え
私はアスパラガスはレンチンで加熱してカット 加熱しすぎないのがコツ


サーモン・アボカド・菜花の花霞はながすみ和え
ぱぱっとできる前菜 彩りを楽しむ一品
ふきと鶏ひき肉の信田巻きと桜人参
鶏ひき肉調味~玉葱微塵切り、全卵、塩、きび糖少々、片栗粉
煮汁は水と純米酒、きび糖少々、塩、醤油
シャドークィーンのマッシュ
マヨネーズ少々で調味


金目鯛の実山椒醤油焼き
仕込んでいい具合の実山椒醤油のみで下味


半額の金目鯛!ひゃっほ~
ベランダ栽培の朝倉山椒の小花が今年も咲き始めました
一年で今だけの眼福


筍の塩麹マヨから揚げ
茹でた筍を切り、塩麴とマヨネーズ少々で下味をつけ
米粉を振り入れてから揚げにしました
木の芽を天盛り


白花豆甘煮
市販の甘煮を桜ピックにさしてサクラ気分⤴
紫キャベツと紅白大根、胡瓜糠漬け
カラフルな糠漬け三種


それでは
いただきま~す
よしよし、いい感じです 献立も満足
なんか達成感が心地いい


月に二三回の旬ランチ

食後、洗い物を終えて、まだ心地よい余韻。
あ、明日の花見弁当のこと、考えなきゃですね。

今年も桜街めぐり

近場で人混みにもまれることもなく、サクラサクラ 
七日と九日、まだ九分咲きのサクラをめぐりました。
(絶好の桜日和の十日は多忙につき、窓から桜を見ています)

境川沿いの桜並木(浦安市)
東京湾河口まで続く桜並木
今年はスッキリ晴れたブルースカイと桜の風景は中々見られません
4月7日 pm4:20


桜咲くころ
川と建物と桜並木
大好きな風景
4月7日 pm4:28


川と高層マンション群と桜並木
町も街も二十年、三十年かかって育ち、熟成していく


さくら広場(幕張)
JR京葉線幕張豊砂駅から徒歩2分


弁天ふれあいの森公園(浦安市)
基本設計の段階から住民参加による公園づくりを行った公園
4月9日 pm4:20
荒天の春の嵐の日 ほんのひと時の雨の合間


広い芝生とたくさんの種類の桜
四季折々に咲く色とりどりの花々
いつ訪れても癒される公園


すっかり暗くなった川沿いの桜並木
4月9日 pm6:28


今年の桜、私たちの町では週末まで楽しめそうです。
お花見弁当をこしらえて、明日はお花見、土曜日の夜は夜桜で花見酒ですね。

さくらさくら さくさくら ちるさくら (山頭火)

昭和7年、福岡市にある西公園の桜を愛でたときの句


2023年春
山口市・其中庵と小郡おごおり




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