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言葉で伝える

「編集者とは木の上に登る人だ。
そして作家に向かって『あなたの進むべき道はあっちだ』
となるべく遠くを指し示すことができる人間だ」
  
うろ覚えですが、モーニングの元編集長、栗原さんの言葉だと読んだことがあります。

何かと何かを結びつけたり、
誰かの人生に光をあてたり、
人をプロモートしたり、
その人の価値を誰かに伝えて、魂をゆさぶる
 
編集とは想いをまとめて、本だけでなくあらゆるカタチに表現して見せることです。
編集とは出版だけではなく、すべての人に必要な作業だと思います。
 
僕は本を編集しているだけではなく、
人生の編集人でありたいと思います。
 


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僕は手製本のノート専門店llenoも経営しています。
最初、糊の作り方から製本の手法を
古書の修復の方に教わりました

ペーパレスの時代、紙の本は無くなると言われますが
「何百年後、必ず修復するときがきます
 その時の職人にも伝わる手法で修復をしています」
 
その言葉に感動しました
 
信じた世界が現れると
僕は思います
 
僕は本は人生を、世界を変えると
信じています
 
電子書籍も使いますが、
大切に思うものは紙の本で持っています
    
「本は世界を変える」

僕ら作り手が信じている限り
本はなくなりはしない

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