君は放課後インソムニア 実写とアニメの違いというお話。
君は放課後インソムニアという漫画があります。
作者はオジロマコトさん。
オジロマコトさんを知ったのは、
富士山さんは思春期
という作品です。
すでにコミックが数巻出ていた頃だと思います。
経緯は……覚えていません。
基本的に単行本派なので、既刊を一気に購入し、続刊を購入し続けていきました。
その後の作品も、単行本を購入してきました。
そんなオジロマコトさんの最新作が
君は放課後インソムニア
既刊13巻と最長連載となっています。
君は放課後インソムニア がアニメ化&実写化
そんな情報が出た時には正直、不安でした。
ガンちゃんや曲に声がついて、動くのは楽しみだけれど、大丈夫か? > アニメ化
漫画の実写化は鬼門じゃないのか? > 実写化
賛否両論
玉石混淆
大好きな作品だけに期待と不安が大きくなっていきます。
予告された期日が刻々と迫りながらも連載は順調に進んでいるようで
単行本は発売されていきます。
アニメ 君は放課後インソムニア
上手いというか、手堅いアニメ化でした。
物語序盤のガンちゃんと曲の出会い
観測会の準備と雨
合宿とそのゴールの真脇遺跡
原作愛読者としては、想像していたところまで描いたな、というところ。
うまく原作の雰囲気に動きと声を吹き込み、絶妙な間を表現していました。
真脇遺跡の、その後。
それをあのような形で表現したということは
第2シーズンはないのかなあ
という感じ(いや、まあ、何も根拠はないんだけれど)。
今週(7/4)、アニメは完結しまいた。
感無量。
実写 君は放課後インソムニア
想像を下回る完成度に、途中で退席しようと思ったくらいです。
観たい映画は初日に観る。
そんな信条のもと、6月23日に劇場に足を運びました。
観ていて恥ずかしくなるというのは、
こういうことなんだ。
そんな風に思いました。
漫画やアニメなら自然に受けいられる間や台詞。
それが実写だとこんなにも不自然になるものか。
その不自然さ白々さに、半ばくらいから逃げ出したくなりました。
実写でもゴールは、真脇遺跡。
心情表現とシンクロするはずの星空。
……合成がバッチリとわかる表現に興醒め。
いろいろなことがCGで表現できて、
もっとスマートに表現できる技術はあるのに、
あえて?
漫画通りの表現は無理なのは、重々承知。
実写ならではの表現が見られなかったのは、とても残念。
連載はどこまで描くのかな?
そんな、今日このごろ。