アレイスター・クロウリー『法の書』を手に入れて9ヶ月間何が起こったかぶっちゃけてみる
今年の1月末、アレイスター・クロウリーの『法の書』を手に入れました。
そこから9ヶ月経ったので、この間に何が起こったかをぶっちゃけていこうと思います。
法の書を手にしたいきさつ
仕事辞めたいなと思ったらオカルト本を勧められたのがきっかけです。
…語弊がありまくりなのでもっとかみ砕きます。
元々はSNSのフォロワーさんとの通話での会話がきっかけ。
通話中、何かのタイミングで
「法の書を手に入れたからか仕事を辞めることができたよ!」
という体験談を教えていただきました。
その時の私は仕事を辞めたくて仕方なかったので「いいこと聞いた!」と
その言葉を信じ、1月31日に入手。
ちなみに『法の書』と一緒に縁切りなどに効果があるといわれるおいせさんスプレーも一緒に注文しました。
アレイスター・クロウリーと『法の書』ってなに?
アレイスター・クロウリーは「20世紀最高/最悪の魔術師」とも呼ばれるイギリスの魔術師。
色んな魔術を研究していて、特にセレマ思想を提唱した『法の書』を執筆したことで知られています。
法の書はクロウリーが執筆した魔術書で「非常に強力な魔術的パワー」を秘めているのだそう。
半分以上が袋とじになっており、いかにもあやしい感じのオーラが漂った本です。
注意書きには
と記されています。
注意書きから推測すると、どうやら9か月後に災害・大戦争などが起こるくらいすごい本みたい。
…つまりいち市民の『仕事辞めたい』という願望も叶うかも!?!?!
というわけで入手した日から9ヶ月間(23年2月1日~23年11月1日)
私の身に何があったのかをぶっちゃけていきます!!!!!!!
2月(1か月目)
Twitter凍結
法の書を入手した数日後。
2月に起こったTwitterの凍結祭りに巻き込まれました。
『春のBAN祭り』などと言われていたあれですね。
Twitter歴15年目にして初めての凍結でした。数日後にアカウント復活したのですがタイミング的にちょっとびっくりしました。
Twitterじゃなく仕事が辞めたいんだが!?!?
やたらと背中が痛い
節分以降、原因不明の背中の痛みに悩まされることに。
筋肉痛とか痺れとはちがう、ちょっと神経痛のような痛みでした。
内科、整形外科、外科、神経内科などいろんな科を受診しても原因は不明。
鎮痛剤や漢方も効きませんでした。
座ることすらしんどいため、デスクワークもままならない状態。
あと毎年2月~4月にかけて胃腸が荒れるため、月の半分ずっと全身が痛く、ほぼ寝たきりで過ごしていました。
3月(2ヶ月目)
1ヶ月の常駐ヘルプへ
1か月間常駐ヘルプとして職場とは違う場所で働くことに。
冒頭でも書いたように、当時の私は『仕事辞めたい!!』という気持ちでいっぱいでした。
半年以上、上司や年上のパートさんからのモラハラに悩んでおり
この職場から離れたいという気持ちでいたのです。
そんな時期に常駐ヘルプで職場を離れることに。
モラハラのない環境、めちゃくちゃ快適で最高でした。
この時期には背中の痛みは半分程度まで回復するものの、ちょっと体力を使うとすぐ痛んで動けないこともしばしばでした。
4月(3ヶ月目)
ヘルプに駆り出されまくり
常駐ヘルプ後もいろいろあってヘルプに駆り出されまくっていました。
元々ヘルプであちこち行くのは好きなんですよね。
経費で全国各地行けるのって最高じゃないですか??
何よりモラハラばかりの職場から離れることができたのがありがたかったです。
体調不良はつづく
2月の背中の痛みは軽減してはいるものの4月までずっと続いていました。
加えてPMSと急性胃腸炎でよぼよぼの状態。
仕事以外はほとんど寝たきりだったため、スマホでkindleを読み漁っていました。
両親と久しぶりの再会
4年ぶりくらいに両親と再会しました。
両親が旅行で私の住んでる場所(関西)に来ていたので、ついでに両親と観光したりのんびり休日を過ごしたりしました。
ずっと家族関係は悪かったので、普通の家族のように親子で観光しているのがちょっと不思議な感じでした。
5月(4ヶ月目)
相変わらずの寝たきり生活
4月と同様仕事以外ほぼ寝たきりの状態。
ずっと通院していましたが、これだ!といった原因はわからないままでした。
加えて5月もヘルプに駆り出されていたため、心身ともにかなり消耗していました。
有給や勤務時間を変えたりして、いかに体力を使わず仕事するか?に集中していた時期だと思います。
なんか私の扱われ方、おかしいぞ??
この辺りから、明らかに職場での私の扱われ方が変わりました。
詳細はぼかしますが、人事異動の時期だったこともあり
「あなたがいなくてもうちの職場は回る」
「早く出ていけ」
「いつここから居なくなるんだろうね?」
「異動も近いと思うし仕事しなくていいよ」
などという言葉をよくかけられていました。
加えて仕事に対して濡れ衣着せられたり、
趣味や生活に対してのダメだし、女性が不利になるような環境に
身を置くことが増えたりしました。
10人くらいから毎日言われていたので、超絶居心地悪かったです。
家の空気が変
GW後、家の空気が変になりました。
築浅だし、住んで1年も経ってないし、毎日朝夜2回換気してる。
ゴミを放置しているわけでもない。
なのになんか嫌~な空気が漂うようになりました。
重くて湿ってる。どんよりしている。
カビっぽくて、埃っぽくって、ゴムの焼けたような香り。
配管など思い当たる所は徹底的に掃除したり、除湿したり
毎日お香を焚いたり、物を処分したりしました。
けれどなぜか空気が重いまま。
そしてこの時期を境に家の中に害虫が大量発生するようになりました。(最悪)(今も格闘中です)
私は一人暮らし歴結構長くて、何度か引っ越しも経験していますが今まで虫が出たことなんて片手で収まる程度でした。
なのに毎日害虫が家の中に出るという謎の環境。最悪すぎ。
6月(5ヶ月目)
人生初のアーユルヴェーダ
ずっと体調不良が続いていたこともあり、睡眠導入や
ヒーリングミュージック、瞑想、食事改善などいろいろ心身の健康に
良さそうなものをとりあえず試していました。
そんな中、寝たきりの時に読んだ英治あかりさんのエッセイをきっかけに
『そうだ、マッサージ行けば何か変わるかも?』
と人生初のアーユルヴェーダに挑戦することに。
6月~7月にかけてアーユルヴェーダの施術を受けてみて、終わった後の視界のすっきり感がすごかったです。
どよん…と自分をまとっていた何かがスッキリした感覚もありました。
なぜかクルーズ旅行へ
元々休暇を取って、久しぶりに帰省する予定でした。
が、親から「一緒に旅行に行こう」とクルーズ旅行のお誘いが。
ちなみにこれまでの記事にもたびたび書いていますが、うちはめちゃくちゃ貧乏です!!!
たまたま両親のもとにまとまったお金が入ってきたタイミングで、運よくクルーズ旅行できる余裕があったという感じです。
それに甘んじてクルーズ旅行しました。2泊3日くらいでしたが、とっても有意義な体験だったなあと思います。
7月(6ヶ月目)
休職
詳細は伏せますが、これまで受けていたモラハラがエスカレート。
我慢の限界がきて休職することに。
ちなみに今も休職中です。
色々ショックだった出来事が多かったのですが、仕事をしなくていい、
職場に行かなくていいという環境に身を置くことができたのが
とてもうれしくて安堵したのを覚えています。
8月(7ヶ月目)
直感重視で動くように
職場を離れることができてうれしいことは確かですが、不安もありました。
その不安をかき消すように瞑想や睡眠導入の動画、ヒーリングミュージックを取り入れ始めます。
多分このあたりからスピリチュアルの世界に興味がわくようになりました。
同時に、世間の目を気にせずとにかく好きなこと・やりたいことをやろう!と直感で動くことを意識するように。
昔から煮詰まると直感だけで動いてリフレッシュすることが多かったのですが、それを長期的に続けていくのは色々刺激的で面白かったです。
ふと伊勢神宮に行きたくなる
突発的に髪を赤く染めた日、帰り道でふと
「伊勢神宮に行きたい!明日の朝、もし早起き出来たら伊勢神宮行ってみよう」
と思い立ちました。
人生初の伊勢神宮参拝をこんな決め方していいのか?とも思いました。
でも今すぐ行ってみたい!の気持ちが抑え切れなかったんですよね。
で、実際早起きできたので伊勢神宮へ行きました。
外宮⇒内宮まで参拝することができたり、天気も良くて突発的だけど参拝してよかったなあと思いました。
内宮参拝を終えた直後
内宮の参拝を終えて10分も経っていなかったと思います。
突然祖母の危篤の報が入り、急遽実家に戻ることに。
高齢のためいつ容態が変わってもおかしくない状況ではありましたが、正直色々と複雑でした。
私の実家は沖縄で、旧盆前ということもあり、1年の中でも特に満席状態が続き、飛行機の運賃が高い時期。
運よく飛行機のチケットを取ることができたものの、
伊勢⇒家(関西)⇒関空までの移動中、飛行機が飛ばないんじゃないかと思うほどのものすごい雷雨に襲われたりしました。
で、私、実は伊勢神宮で祖母含む家族全員の健康祈願をしていたんですよね。
参拝前に伊勢神宮の公式サイトに全部目を通して、無礼がないようにしていたけど無礼なことしちゃったのかな。
健康祈願しなきゃよかったのかな。
健康祈願した直後にこんな仕打ちされるなんて馬鹿な話ある?
もしおばあちゃんの温かい手を握れなかったら神様も占いもスピリチュアルの力も今後一切信じない。
っていう、とにかく不安と怒りでいっぱいな気持ちでした。
最終的に無事飛行機も飛び、存命中の祖母に会うことができました。
私と父の面会が終わって10分と経たずに天国に旅立ったのも複雑な心境で、やっぱり参拝しなきゃよかったのかなとも思いましたが。
9月(8ヶ月目)
法事でばたばた
祖母が天国へ旅立ったのは旧盆の前日。
加えて台風が3つ発生しているため告別式の日程を確定させるのが難しく、1週間ほど大揉めでした。
基本的に実家で法事の諸手続きをしていたり、親戚対応に追われたりしていました。
スピリチュアルコンテンツを漁りまくる
告別式後は法事で外出が難しい状況だったため、合間にスピリチュアル的なブログを読んでばかりいました。
興味があるとはいえ、基本的にスピリチュアルに対しては疑り深いというかあんま信じてないです。
なので「この人の発信ならまだ説得力あって納得できるな」という特定の人のコンテンツを片っ端から見聞していました。
10月(9ヶ月目)
免許合宿で島根へ
普通免許をまだ取っていなかったので、この機会にと思い免許合宿へ行きました。
島根の自動車学校を選んだのですがめっちゃめちゃ楽しかったです!!!
景色はきれいだし、ホテルはいいところに泊まれたし、神有月に島根に居るのがなんか面白かったです。
スケジュールの合間を縫って松江城・賣布神社・八重垣神社・出雲大社に行ったりしました。
出雲大社から自宅へ戻るとき、偶然止まっていたサンライズ出雲に乗車できたのも良い思い出です。
思い付きで熱田神宮へ参拝
またかと思われるかもしれませんがまた行きました…(笑)
理由は自動車学校で神道にやたら詳しい子が居て、その子がしきりに熱田神宮の話をしていたから。
自分の中でのこだわりなのですが、短期間でしきりに見聞きする情報はできるだけ大切にするようにしています。特に神社仏閣系。
日帰りで参拝+俳句の献納だけして帰りましたが、今思うと初めての名古屋だったしもっと名所を観光しておけばよかったな…!と思います。
ちなみに伊勢神宮の時のようなドタバタ展開は起こりませんでした(笑)
9ヶ月間を振り返ってみて
ここまで書いていうのもなんだけど、9か月って中途半端だよね…!!!!
法の書を開封して9日とか9週間で何かが立て続けに起こるんだったら
流石にエッ怖い!ってなるけれど。
9か月もあったら生まれたての赤ちゃんもハイハイできるんですよね。
意外と長いし、なんでもできるし、なんでも起こる期間だよなあと思いました。
ちなみに数秘術で「9」は一番最後の数。
そのため物事の終わりや完成を示すという意味もあるのだとか。
法の書の9ヶ月間にはそういった意味合いがあるのかな?と思いつつ、
オカルティズム方面はさっぱりなので何とも言えません。
ただ自分の出来事を振り返ってみると
9の約数(3・6・9)の月に止まっていたものが進み、進んでいたものが止まる傾向にあったなと思います。
出来事だけでなく、自分の内面的な動きも含めての話です。
エビデンスとしてはかなり脆弱なので、ふ~ん?くらいに思っていただければよいかなと。
結果
個人的な意見ですが、最終的には手に取ったから劇的に物ごとが変わるかどうかは結果論でしかないと思います。
むしろ
「9ヶ月間で天変地異が起こる…!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
という心持ちより
「9ヶ月間で自分の中に天変地異レベルの出来事を起こすとしたらどんな方向に行きたい?」
と考えるほうが結果物事が劇的に進むし、自分の理想を実現できるんじゃないかなって思います。
この記事を書いた後、私に何かが降り注いだらそれはそれで面白いかも?
降り注ぐなら宝くじ1000万円分当たってくれると嬉しいな~~~!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ほなまたね👋
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