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祈り【詩】

あまた開いた
僕の名を呼ぶ口
どれも君の声に
似ても似つかないんだ

生んで、僕の子供
新しい始まりを
そしたら君の子供
僕が生んであげる

祈る言葉を
どうして忘れたのか
僕はその言葉を
一文字も言えなかった

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