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狩りをしなければ、食べ物は手に入らない。

「失敗をするな」と言われ「正解」を求められ、一方で過剰に「個性」をもとめられ、一方で、競争ではなく共生を促される時代にいる。

「自分の目標がわからない」=「意識が低い」と、そのように言うひともいるけれど、世の中の意識の高いと言われるものごとのほとんどが、いびつなやる気を主張したり自分の偏った考えを押し付けることに見える。

「自分の目標がわからない」ことなんて「あたりまえ」なんじゃないだろうか。一生探し続けて、わかればラッキーぐらいのものじゃないだろうか。

自分の目標をしっかりと設定しても、「あなたにそれは合ってない」なんて、いう人までいる。わからない から 探しているのに、このプロセスをすっとばして、答えを出せというのは無茶だ。

人生は丸暗記でもないし、問題集でもない。答えにたどりつくきっかけもタイミングも過程も、みんな違う。その過程を歩むことで、個性が産まれてくる。

人間の暮らしに共生がうまれるのは、個性あるひとが交じり合うから。個性が交じり合うから、相手をおもいやるこころも生まれる。その個性は、わからないことを探す過程でつくられる。

「過程」を当たり前にして、「結果」ばかり求める社会。成長は過程のなかにある。結果はただの結果である。でも、結果がすべてでしょう?と言われたら

そう、その通りだ。と僕は答えるだろう。

だからこそ、いい結果がでるまでやり続けなければ意味がない。狩りをするのが怖くてじっとしてたら、倒れてしまう。枝葉をのばすのがおっくうでじっとしていたら、枯れてしまう。わからなくても、やり続けることが人生に栄養をもたらしている。

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