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「無料」を疑う人

いま世の中には「無料サービス」が溢れていて、こんな時代がくるなんてすごいことだけど、もちろんそこには無償から利益に結びつく仕組みがある。

それは「無料提供」ということを広告的に狙っていることもあれば、コストを度外視してまず使ってみて欲しいということを地道にやり続けてあとから利益がついきたということもある。

そこで、大切なことなんだけど、

あなたの周りの人に「無料サービスに対してどう思うか」を聞いてみてほしい。

きっと、そんなの騙されるに決まってるとか、お金に汚い人が考えたんだ、とか意地悪な捉え方をする人と、善意でみんなのためにやっているんだろう、というように誠実だと捉える人に別れると思う。

実はこのとき、その人の回答が「私ならそうする」ということを表しているんだ。
人は自分が思いつくことを他人に当てはめる。だから、意地悪にしか物事を評価できない人はその人が意地悪なことを考えているからなんです。

だから、この質問は大切なんです。

この「無料でなにかを提供する」というのは、基本的には誰でも嬉しいもので、誰かに喜んでもらうためのものです。今の時代にあって、よっぽどみえ透いた詐欺でもない限りはサービスの一環としてそこらじゅうに溢れています。

こういうしかけをわざわざ悪く疑う人っていうのを、ぼくは「論理的じゃない人だな」と思う。

その無料提供のしくみが、最終的には商品やサービスを買わせるためのものだとして(内容を偽ってたら論外ですが)、無料で配布することが単純に人の役に立ってる時点で、それはもう偽善でも何でもいいのだ。
人を助けたり満足させたりしたうえで、その売り上げから税金まで納めてくれて、それが公共の財源になるというのは社会にも役に立っているのだから。

ぼくは、論理的に考えれば、なにをどうやっても、わざわざそれを悪意を持って疑う余地はないのにな、と思う。

人を見る上で参考になりそうでしてら、この「無料サービスをどう思うか」という質問、聞いてみてください。
ただ、ぼくはその結果の責任とれないので、ご夫婦や付き合ってる相手には質問しない方がいいかも、しれませんね…

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