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番組放送後レポート!「なぜネット上は"極端な人"ばかりいるのか?」ギモンを法則で紐解く

こんにちは!「ギモンの法則」コミュニティマネージャ―をしている、Schooの徳田葵です。

2020年10月からスタートした「ギモンの法則」。
まずはどんな生放送授業をやってきたのか、これまでの授業を振り返っていきたいと思います!

まずは、2020年12月16日に放送した、「なぜネット上は"極端な人"ばかりいるのか?」から!
こんなギモンを扱いまして、経済の法則で紐解いて参りました。

その様子をちょこっとだけお伝えしますね...!

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番組はこのようなギモンを参加者の皆様から募集しながら進めていきます。

今回ギモンに回答してくださった先生は、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授の山口 真一さんです。

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新型コロナの影響で炎上件数は増している...!?

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社会不安が全体に広がっていると、人はその不安を「誰かを悪者にしようとして」書き込むことで、解消しようとするそうです。
脳科学の研究ですと、悪者を見つけてその人を叩く行為によって、快楽物質のドーパミンが出るとも言われています。
そういうことで、不安を解消しようとしてこのようなネット差別や炎上が多く生まれてしまうという背景もあります。

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さらにどのくらいの人が炎上について書いているのかというと、ネットユーザーで推計すると約0.0015%。これは7万人に一人というごく僅かな人数が一件の炎上について書いていることになるそうです。


本当に一部の人が、たくさん書き込んでいるだけなんですね...。
そしてその投稿は、炎上一件に書き込む回数はほとんどの人が一人1〜3回程度で、中には50回以上書き込み、数百のアカウントをわざわざ作って書き込む人もいるそうです。

ごく少数のごく一部の人が世論を作っているんですね。

視聴者の皆さんからはこんなギモンが生まれました

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40件を超えるギモンが寄せられたのですが、その中のいくつかをご紹介します!

「海外の炎上というとデモや暴動を思い浮かべるのですが、
日本とはどのくらい違うものなのでしょうか...?」

海外でも炎上はあるりますし、韓国では日本よりも自殺してしまう芸能人が多いんです。
でもメディアは叩かないですし、欧米は宗教やジェンダーなどのことについて叩くので、国によっても種類は違えど炎上はあります。

「ネット上の極端に中傷する人たちを減らすにはどうしたらいいのでしょうか?罰則とかあるのですか?」

非常に難しいが、実名制はあまり効果がないことが韓国でわかっています。書き込む方の大半は正義感で書くので、その結果として書き込みの総数が減り、逆にまっとうなコメントを書き込みにくい雰囲気になってしまいました。


今総務省が取り組んでいるのが、最初の発信者情報の特定を時間をかけずに行えるように、手続きの簡略化を決定し、被害者の不利な状況を克服するようになっています。

今回の法則はこちらです!

「なぜネット上は"極端な人"ばかりいるのか?」の疑問に対して山口先生が出してくれた法則は『情報は全て偏っている』

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企業の立場で言えば、善意も悪意ある意見も自分に寄せられる意見は常に偏っていると思わなくてはいけない。

個人にも言えることで、色んな人が叩いているように見えるけれど「あれ?これは一部の人の意見で偏っているかも知れない」という認識をしっかり持って、他者を尊重することを心がけることを忘れないことが大切です。

さあ、この「ギモンの法則」の続きはオンラインサロン内にて。

サロン内ではディスカッションテーマを決めて、先生とサロンのメンバーと一緒に今日の学びを自分のものにしていきます!

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放送終了直後の10分間だけ限定の先生との交流会や、この番組自体のアップデート会議をメンバーの皆さんと一緒に行っています。
(その様子も後日お伝えしますね!)

普段生活していて身近にあるギモンを経済の法則で紐解く。
つぎはあなたのギモンをおまちしております!

オンラインサロンが気になった方は、ぜひCampfire Communityページをご覧ください!
https://community.camp-fire.jp/projects/view/336763

レポート:徳田 葵(Schoo/コミュニティマネージャー)

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