ガルガード

趣味で8年程小説書いてます〜 介護士を4年ほどしてます 趣味 小説創作、サバゲー…

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趣味で8年程小説書いてます〜 介護士を4年ほどしてます 趣味 小説創作、サバゲー 小説を毎日1話更新中です!

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彼女は泣き笑いをしながら 「愛しい人よ………どうか忘れないで」と言いながら海に身を投げた 俺は動くことが出来なかった……… その場所の海は常に荒れていて遺体は発見できず捜索も途中で打ち切りになった ………俺は過去に囚われ抜け出せないまま生き続ける……… 愛した人が生きていることは手紙で知っている けれど会うことは出来ないだろう……… 彼女は彼女の愛した人と共にいるのだろう……… 俺なんかを忘れて………

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    • 愛してる

      登場人物 シェリフ(夜月(ないと)) 人体実験によって人工の海洋生物の獣人になった旧式の能力者の青年 弟 来兎(らいと)を守るために自ら犠牲になった双子の兄 常に薄着だが見える箇所に炎症後色素沈着がいくつかある 来兎(らいと) 一時期兄の記憶を失っていたがそれを取り戻し兄を探してシェリフの住まう街に来た 兄と瓜二つだが名前の違うシェリフに困惑している 旧式の能力者で海洋生物と心を通わせている 今から5億万年程前 「人類」、「動物」、「魚類」、「哺乳類」以外にも

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      • ドラゴンと暗殺者

        クロside クロ『………シロ』 シロ『ん?』 クロ『ブルーノが前よりも痩せているの気がついているか』 シロ『見ればわかるよ 会う度に痩せてる』 見る度に痩せていっているブルーノにクロとシロは心配が尽きない クロ『食事してない可能性高いな………仕事してんのは見てわかるけど』

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        • ドラゴンと暗殺者

          クロ『戻ったぞ 陸』 陸「ああ シロも戻ってる」 シロ『おかえり クロ』 クロ『ブルーノは?』 シンを送り届けたクロがブルーノはどうしたのかと聞く

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        • 兄と弟
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        • 愛しい人
          1本
        • 失ったモノと守りたい命
          28本
        • 約束と約束
          1本

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          ドラゴンと暗殺者

          陸「…………」 クロ『陸 無理に動くな』 シュッズ『はい今日のリハビリ終わりー!』 怪我によってリハビリが必要になった陸は1日3回のリハビリに励んでいた クロ『無理をしてやっても体に毒だ』 陸「だよな………」 シルバー『フラフラじゃないか 運ぶよ』 陸「ありがとう」

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          ドラゴンと暗殺者

          ドラゴンと暗殺者

          「ドラゴン使い」 それは誇り高く賢いドラゴンと心を通わせ自由自在に操れる者の総称 しかしある時を境にドラゴンの声が聞こえなくなるドラゴン使いが急増し、声が聞こえないが故に従えたドラゴンに喰われるのが日常となりドラゴン使いの減った時代 そんな時代にカースト上位のドラゴン5匹を同時に操ることの出来るドラゴン使いが現れた 「旧式の能力者」とも呼ばれる彼はドラゴン達の声を聞き、その場に合うドラゴンと共に戦場を駆け抜けた しかし彼は「表向き」は一般人だが「裏向き」で

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          ドラゴンと暗殺者

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          レインズ所属の軍「アバライズ」の少数精鋭戦闘部隊「アペクターン」がアルタイルに吸収され 兄弟であり高官同士であるレインズとラインズは今までの溝を埋めるかのように、ほぼ毎日入院中の父 ライレイの元に訪れては他愛のない話をし、仕事中でもプライベートでも一緒にいることが増えた 普段から表情の変わらないレインズだが、ラインズは普段から一緒にいる内に表情の変化が分かるようになり、兄の昔からの表情豊かさにラインズは嬉しそうに常に笑っている

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          神は人のように「幸せになれ」と言う 崇拝する人は「戦いに身を捧げればその先にあるのは真っ暗な闇だ」と言う 友は「自分の幸せを求めたって罪じゃない」と言う 上司は「皆幸せになる未来を夢みたっていいんだ」と言う 部下は「後回しにしてきたからこそ今 幸せになるべきだ」と言う 俺は………俺が求める幸せは………

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          正体

          兄貴は昔は感情豊かで表情から感情を読み取れていたのに……… アルタイル入隊後から感情が表に出なくなった その理由を俺は知らなかった……… 兄貴がアルタイルと相性が悪くて上司や先輩から酷い嫌がらせを受けていたことを……… 他軍に行って漸く実力を発揮し始めたと聞いた 俺とは疎遠となり会っても軽い話しかしない 兄貴が何を考えているのかわからなかった でもあの日………俺を庇って死んだ日……… 兄貴は言ったのだ「幸せになれ」と………

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          私はただ幸せになって欲しかった けれど兄であるあの子は弟の幸せを優先し自分の幸せを後回しにした その結果兄弟で大きな溝が生まれた 人々に囲まれて笑う弟に対し 憎悪と畏怖に囲まれ血に濡れる兄 戦いに身を置く内に自分が何を求めているのかもわからなくなってしまった 本来の姿を奪われたことにも気が付かず ただ弟の幸せの為だけ それだけを願い続けていた……… 椿「また無茶をしたのね レインズ」

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          俺は兄としてきっと最低なんだろう……… 弟のことを知らなすぎる 弟が何を望み何を願ったのか……… それすら知らない 母さんが死んで俺は弟を守ることが最優先だと思った だから弟には安泰な場所にいて欲しかった それがもし間違いだったのなら……… 俺はどうしたら良かったんだろうか……… あの日選んだ道は間違いだったのだろうか……… ※残酷表現、流血注意 セリース「ラジェッド隊長」

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          俺は1度死んだのだ………弟を庇って そしてその弟が対価を払う代わりに俺を生き返らせた 弟は人一倍優しいのは知っていた だからこそ幸せになって欲しかった なんでお前が子供になり俺の元に来たのかは分からない でもそれがお前の幸せなら………俺は……… レインズ「………っ………」

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          目が覚めた時俺は「ここ」にいた 不思議で謎の海の中 優しい声が聞こえた 誰の声なのかは分かってる 彼の声だ……… 強くて優しい人の声……… 無償の愛を教えてくれた人 そして もう2度と「地上」で会えない人……… レインズ「…………」

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          私は今どこにいるのだろう 私は海に身を投げたはずなのだ……… 愛しい我が子を置いて……… 私のことを忘れないで欲しいと兄であるあの子に願った……… 私はなんて酷い親だろう……… 幼い双子の兄弟を置いて1人で逝ったのだから……… あの子達は元気だろうか……… 幸せになっているのだろうか……… 女性「………ここは………」

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          少しずつ………本当に少しづつ思い出している 弟がいたこと その弟と敵対したこと 人間不信になっていたこと 大怪我をした時に弟が泣いていたこと 怪我をした直後の記憶はない けれど確かに俺はあの日……… 誰かを庇って「死んだ」はずだった……… 青年「やっと退院できた………」

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          俺は何故忘れていたのだろう……… 双子の弟 ラインズのことを……… そして同じ名前の少年は弟によく似ている なぜ気が付かなかったんだろう 大怪我をした時に一緒に忘れてしまっていたのだとしたら 俺はなんて兄だろうか ラインズ……… 今どこにいるのだろう……… 元気にしてるのだろうか……… 青年「にしてもまぁアルタイル城広いな」

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