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コントラバスを調整にだしてくれない!修理調整せず放置すると起こる危険なこと

YouTubeのコントラバス健康診断にあったコメント。

返事する前に消えちゃったけど…うっすら履歴に残っててなんとなーく察したのでここでお返事。

多分吹奏楽部あたりで、そろそろコントラバスの調子が限界なのかな?
でも予算が足りなくて後回しorそもそも候補にすらあがんない?とかかな?
そういう時悲しいよね…ほんとうに。

説得材料になること思いつくまま書いてみるので、うまく説得して欲しいなと思います。


コントラバスの調整を放置すると起こる危険なこと。プレイヤーの健康上危険なこと。


ネックのそり、駒の変形により不自然に弦高が上がる。→不必要な力を必要とするため腱鞘炎になる

ザラザラした古い弦をつかいつづける。→指が削れる(金属のヤスリみたいなものです。

スチール巻きの取れた弦を使い続ける。→弦が切れる。巻きの取れた所から切れたら本人と周辺の人危害が及ぶ

反りの無い弓、寿命を迎えたツルツルの毛の弓をつかいつづける。→不必要な力をかけて弾く事により腱鞘炎になる

エンドピンが上がらない。止まらない。→無理のある変な姿勢になり健康を害する

ヒビ、剥がれを放置する。→ヒビや剥がれが広がって音がカスカスになり力んで腱鞘炎になる。


ざっと思いついたのはこんな所でしょうか。
あと単純に怪我はひどくなるほど治療費が高くなります。人間と一緒です。
下手すると新品の楽器並みになることも…


管楽器だったらタンポ取れても管が歪んでも怪我しないと思うけど、コントラバスはダイレクトに怪我します。

それって後回しにしていいもの?
整備しないで怪我するって、運動部なら大騒ぎでは??
管理できないなら最初から与えないのがスジでは?と思うのです。(コントラバスプレイヤーとしてはとても悲しいけど…


自前の楽器で自前の道具そろえて自己責任でいじってる人もいますが、そうでもないかぎり楽器の調整はプレイヤーにできることはありません。

プレイヤーの生徒が怪我してしまう前に、どうか早めに弦楽器の工房へ調整出してあげてください。

腱鞘炎は、ほんとうに、つらいです。


余談


コントラバスの弦は定価で買うととても高いので通販で買うといいですよ。半値で売ってます。
弦交換は自力でできるので是非!(やり方はネットの海にたくさん転がってるよ!

あとこれはよく行く楽器屋さんに聞いたのですが、スズキの楽器はスズキに出すと安い…と聞きました。もちろん修理内容によるでしょうけどね。
オリエンテもオリエンテに出したらお手頃なのかも?要見積もりですね。

あと弓を買うなら同価格帯ならまだカーボンの方がマシなのか…?と最近思うようになりました。
どうなんだろう…?
わたしは大学3年まであみこみグラッサーで貫き通しましたが、部活なら十分かもしれないなあと最近思うのです。丈夫だし。
カーボンも個体差あるから試奏必須だけど。通販にするにしてもちゃんとした専門店で見繕ってもらうとかね。

いただいたサポートは身体や楽器の修理やメンテナンスに当てさせていただきます。よろしくお願いいたします🙇‍♀️